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なろうの難点

青田買いがひどい


『魔法学校の劣等生』2011/7/8

『ログ・ホライズン』2011/3/11

『ジュディハピ』2012/11/1

などが書籍化したあたりから、なろう→書籍の流れが激化しており、


5〜20話程度で人気沸騰→書籍化→なろう削除、更新停止のパターンが頻発しています。


それに伴い、人気ランカー上位100名ほどがごっそり抜け、最近のランキング上位作品は、やや低クオリティーに。


書籍化ラッシュ以前の良作はわりに沈んだままになっているので、おもしろい過去作品を掘り出すのをオススメします。

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エッセイが弱い、実体験者の作品が少ない。


なろうのシステムが複雑なせいか、体験者や専門職の作者が少ない気がします。


投稿システムが簡単なエブリスタ☆などでは、わりと専門職――

――自衛隊員、戦闘機の整備士、パティシエ、ホスト、借金取り立て屋、等――――の作が多く。


体験者談にしてもスカイダイビング体験者、フィッシング体験者と細々とした体験エッセイや感想、体験談があります。



そんな体験者、経験者による作品には、様々な意外と妙なリアリティーがありるのに対し、


なろうの作品に出る専門職の話は、比較的薄っぺらい。


短編のライトな話、コメディならともかく、ちょっと凝った話になるとWikipediaの切り貼りや、『ゲーム内の職業です』

的な”逃げ”に走る傾向があります。


体験しているからこそ書けるネタ系。特に『エッセイ』『推理』『ホラー』『青春』『失敗談』等ジャンルの不作にも繋がっている気がします。


また、なろうにも専門職の体験者ネタを投稿している方はいらっしゃいますが、全エピソードを一作に纏める&不定期更新になるため、ランクやピックアップに載ることはまずありません。

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③投稿済み小説への話数を挿入するシステムがない2020年追記


 今気づきましたが、なろうには話数挿入などのシステムがついていません。

近年やっと誤字フォーラムや改訂システム的なものがつきましたが、結構長い間存在しなかったよう思います。

 

 ある程度の技術があり、一区切り~完結まで書ききる作者には、そこまで必要な機能ではないのですが、若年層でまだまだ書きなれておらず推敲したい作家には優しくないシステムです。


 中途半端な文章をそのまま一作品として惰性でアップしてしまうか、書き直し目的で、まるごと削除してしまう人かに分かれるため、読者にも優しくないシステムな気がします

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④タグ上限が大きすぎ


これが難題でもあります。

例えば、上位ランカーのタグだと

ハーレム、残酷描写、ファンタジー、獣人、騎士、魔法、ロリ、ショタ、巨乳、貧乳、恋愛、魔術師、エルフ、ドワッ娘、冒険、戦闘、ツンデレ、クーデレ 、チート、トリップ、ライト、SF、モンスター等々………


15〜20個近いタグがあったりします。


なんとなく検索ワードを入れたら、毎回同じ作品が出るのもザラです。



例えば『ドサ周り騎士団員のドタバタ奮闘日誌』が読みたくて【騎士】で検索


『呪われた残念魔法使いが解呪のために放浪する』ような話が読みたくて【魔法】で検索


『勇者の王道ファンタジー』が読みたくて【勇者】【ファンタジー】で検索


『せつない恋愛』ものが読みたくて【恋愛】で検索

『謎解き』ものを読みたくて【謎】で検索


ほぼ全部が

『【異世界】に【勇者】として召喚されたイケメンの巻き添えくって異世界【トリップ】してしまった【脇役】主人公が、手に入れた【チート】能力を駆使して【冒険】したり【謎】解きしながら【モンスター】を倒し、現地人(【騎士】、【ドワッ娘】、【エルフ】、【魔法使い】、【獣人】、【巨乳】、【貧乳】、【ツンデレ】、【クーデレ】等々)の【ハーレム】を作りつつ【恋愛】する話』


とかに誘導され閉口します。



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