ジャンル続き文芸 2020年改訂版
改訂した。話数の挿入できないみたいなので、長く書くよ
文芸ジャンルは
①純文学②ヒューマンドラマ③歴史④推理⑤ホラー⑥アクション⑦コメディーの7項目に分かれました。
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①純文学②ヒューマンドラマ
ファンタジーカテゴリーや恋愛カテゴリーにいては目立てない・・・・。と考えたファンタジー作品の巣窟
そうくつ
と化しています。
2020年では恋愛カテゴリーにありそうな内容の作品が上位を占めています。
2016年までは「妻を殺してもバレない確率」などがありましたが書籍化に伴
ともな
い、変動が発生したようです。
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③歴史
戦国武将に魂がトリップ、ないし現代→戦国に逆行転生。
現代知識、歴史の知識、戦略知識をフルに使っての成り上がりを目指すパターンが多い。
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④推理2020改訂バージョン
基本的には不作です。
ここもファンタジー、ゲーム世界的な支配が強いため、 ミステリーの基礎部分――
――常識による盲点や予想外な展開―――が弱く、なんか違う作品が多い。
『人狼ゲーム』のような登場人物のセリフによる犯人当てゲーム。
短編の、ミニゲームのようなパズルトリックが主流。
ただ、ちょくちょく光る作品が昇ってくるようになったので、ちょっと注目ジャンルかもしれません
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⑤ホラー2020年改訂バージョン
不作。
“デスゲーム”と呼ばれるゲームに閉じ込められた、展開が多い。 恐怖というよりはバイオレンス、後味が悪い系の短編が主流 、良くも悪くも非現実的なサラリとした話が多いため、カイジや王様ゲーム系のドロドロ展開も少なめ。
近年は『怖い話ブレイク』系や陰陽師的なプロが妖怪を退治する系、動画配信などによりTRPGブームがきつつあるため、クトゥルフ神話TRPGなどを意識させる「アクションホラー」や「ホラー・コメディー」も増えつつあります。
基本的にはあんまり怖くないものが多いので、ホラー耐性が多少あるなら楽しめる作品が増えてきています。
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⑥アクション⑦コメディー2020年改訂
意外な掘り出し物がある・・・・・・のは2018年まで。2020年くらいからハイファンタジーやローファンタジー・カテゴリに行けや。という作品が増殖中です。
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その他童話詩エッセイその他
読んでない。2013年くらいには面白い作品もあったのですが、今では大したものはない気がする。
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SF
①VRゲーム②宇宙③空想科学④パニックの4種類
正直④のパニックがもとは文芸のホラーにいたな・・・くらいの差異しか知りません。SFは分けても分けてもきりがないし混ざっちゃうジャンルなので厳密には読んでいません。なので基礎の基礎だけサラっと。
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ゲームをプレイする、あるいはゲームの中に閉じ込められて出られない、デスゲーム系列が多い。
ヴァーチャル・リアリティー・ゲームと言われる景色がリアルに再現されたゲーム内で飛んだり跳ねたり走ったりを体感するゲームが主流です。
これらのゲームには、手動のコントローラーを使わず、装着者の思考を読み取り『思考どおりの行動ををとっている』ように動かせる補助器具を使うのが特徴です。
全体的に映画の【アバター】のような感じ、 と思っていただけたらよいかと。
ゲームなのでファンタジー枠に増殖している作品と同様にゲーム専門用語が多く使われ、ネットゲーム経験者じゃあないと分からない、なんじゃソレ?な用語が多いですが、とりあえずドラクエみたいなものに当てはめて読んでみてください。ドラクエやったことがない?プレイ動画みよう。
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・・・・・SFとか言っといて①VRゲーム④パニックだけじゃんSFとしてはどうよ?と嫌な顔をされる方も多いと思います。
実はこの『ゲームの中にいる』ジャンルは、なろう全体を支配する【裏ボス】でもあるのです。
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はっきり言って②宇宙③空想科学にも、そういう宇宙系ゲームや空想科学ゲームの中にいる展開が多い。猫も杓子もゲーム世界ばっか、石を投げるスペースもなくゲーム世界ばっか。ある意味ファンタジーも恋愛も文学ものすら『ゲームの中にいる』展開が多い。
なろう系=しょうもないという評価をする人は【ゲーム設定の適用】=非リアル世界=しょせん妄想かよ・・・つまんなーい。という判断が多いと思います。
ですが、作者からすると『ゲーム専門用語』を使うとストーリー説明が省略しやすく、分かりやすくなるから便利なのです。
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恋愛ジャンルに多い展開だと
『ゲームやマンガのキャラクターに自分の魂が乗り移ってしまった主人公』
そんな主人公には【シナリオ強制力】というものが襲いかかります。
【シナリオ強制力】は映画などで言うと
『バック・トゥー・ザ・フューチャー』
『ファイナル・ディストーション』
ゲームやアニメの
『シュタインズ・ゲート』
の展開を考えていただけたら良いかと思います。
前提として【将来、あるべき未来を正確に知っている】状態であり、その未来をねじ曲げる行動を起こしてみても、あるべき未来へと向かってしまう力。
川の流れをせき止めたり逆流させようとしても、結局同じ方向に流れてしまうような、力の流れ等を指します。
【運命】と言い表すにはピンポイントすぎるし、【さだめ】というと古めかしすぎる。
【パラドックス】とも違うし【タイムリープ】はまたチョット別のもの。
そもそも『確定しきった未来』って物自体がむちゃ。
これをゲーム前提で説明すると
【シナリオ通りになろうとする謎の力や運命】
すなわち【シナリオ強制力】だけで意味が伝わります。
短い言葉でめんどうくさい込み入った説明を書くのに優しいシステム、それがSFであり「ゲームの中にいる」なのです。
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2014年前後には人気がありすぎる異世界(恋愛)や異世界(冒険)を【セカンド】という大ジャンルに分けて粗く区分していましたが、2016年ごろにそれらを開放し詳細に分けた現在のようなジャンル分けになりました。