女作者の椿姫
かってに命名しました
オペラ【椿姫】直訳すると“道を踏み外した女”
女性作品には多くの場合、幸せになる主人公と反比例してバットエンドに進む存在。
選択肢を誤った主人公【椿姫】が登場します。
悪い主役【椿姫】は、男作品にはあまり存在しないキャラクターなので、ちょっと解釈。
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いきなり変な話に飛びますが、タロットカードの話をします。
例えばタロットカードの
【悪魔】の逆位置を何と捉えるか?
普通なら【天使】とか考えてしまうかもしれませんが
【悪魔が過剰】
【悪魔が稀薄】とも捉えたりします
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【腐女子】【虹女】にはタロットのように適正レベルがあります。
過剰ではよくない、少なすぎもよくない。
その調整を失敗したもう一人の主役が【椿姫】的なキャラです。
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【腐女子】の本質は控えめで、寛容です。
ホモを許し、自分を愛し返さない事を許す。
自分なんか腐っているレベルなんだから、………と、他人の悪癖や嫌いな趣味にも一定の理解をする。
オタクのコレクションへの執着や愛情への共感もあるため、男の弱さ、我儘さもある程度は認めてくれる。
どれほどキメェ、キメェと見下しても「ふひひwwスンマセン」と流してくれる
自重しよう、自分も大概だ。
自分を認めるには、他人も認めてあげなければならない、許さねばならない。
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そんな腐女子は過剰になると他人に甘くて自分に厳しい。厳しすぎて卑屈になります。
その優しさをつけ込まれ、他人に都合のいいよう利用される。でも断れない。
言うことで嫌われたくない。
嫌われたら、自分の価値がもっと低くなってしまう。
自分の価値を必要以上に辛く評価する腐女子は、自分のための時間や労力を他人に吸い尽くされ
失敗や負債を押し付けられても反発せず、自分を無駄に責めて卑屈になり、他人をうやらみ、妬むようになりかねない。
卑屈に縛られ、利用されつくし、疲弊してしまう、前に進めなくなってしまう。
“だめんずウォーカー”と呼ばれる女子がこの思考タイプでもあります。
近年の【腐女子狩り】や【腐女子はヤりやすい】などの背景も、腐女子の自虐的な寛容さが漬け込み易いからだと思います。
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逆に腐女子が稀薄になると不寛容。
自分にも厳しいが、他人にはもっと厳しい断罪的な存在になります
それはダメだ。あれはダメだ。お前はダメだ。
でもそこに自分はない。
がらんどうのまま暴走し、自分の責任を投げ出したまま、誰かの正義を自分の手でぶちまける。
卑屈に酔っぱらい、感謝を忘れ、相手の気持ちを切り捨て、自分を受け入れない世界を憎む。
卑屈さを傘に来て、責任――義務やエチケット、努力を投げ出すことで、好き勝手に振る舞う困ったちゃんといった感じ。
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腐女子は
『卑屈なカモ』
『無責任なブス』
という【椿姫】が待ち構えているようです。
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続いて夢見勝ちな【虹女】
虹女は夢があり、実現するための実行力、決断力があります。
腐女子や男なら失笑したり、恥ずかしがって諦める、阿呆みたいな目標にもがっちり食い付き、取り組める。
諦めない事。妥協しない事。
これが虹女の美点です
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これが過剰になると他人にも自分にも厳しい独裁者と化します。
言うことを聞け、私のために動け。
プライドが高く、ネームバリューを求め、手に入れるためなら手段を選ばない。自分の欲望や気持ちにだけ素直で他のこと?知らない、私に関係ないじゃん?
価値観が自分にあるため
「彼氏のウザいコレクション全部捨ててやった」
「恋人の貯金で豪遊」
とかもよくやらかします。
【無責任】によく似ていますが、自分に肯定的で“自分を愛するための努力”を惜しまないポジティブな面が特徴です。
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虹女が稀薄になると他人には厳しいが、自分の事は棚にあげる“見ないフリ”タイプになります。
「痩せた〜い」とか言いながらオヤツをもぐもぐ
高いプライドを守るため、人の粗さがしに余念がなく、他人には厳しい。
自分の事は置いておいて、好きなアイドルに恋人ができた。わざわざ私が応援してあげてたのに、裏切られた。このブス絶対許さないと怒り狂ってネットでバッシング。などの雰囲気
根本は【裏切られた私が可哀想】【私を愛さないなら、誰も愛さないでよ】みたいな気持ちです。
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虹女は
『わがまま王女』
『盲目の狂信者』
みたいな【椿姫】がいます。
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いや、普通にワケ分からねーし(笑)
そんな方には
・ノイローゼになって自殺しそうなのが【卑屈】
・ノイローゼになって道行く人々を無差別に切りまくりそうなのが【無責任】
・自分の利益のため、保険金殺人をやらかすのが【わがまま】
・ストーカー殺人をやりそうなのが【盲目】
(ちなみに【無責任】と【盲目】は心身喪失から情状酌量の余地を主張)
という感じ。
