【腐女子】と【虹女】
次女の子。長いです
一般ようごで言うと
『アニメキャラと結婚したい』が2次元女子こと【にじ女】
 
『ホモが好き』
が【腐女子】
らしいのですが、ちょっと違うニュアンスで使います。
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彼女達の相違点、何が言いたいのか?
それは女性作者の『自分の位置』とします。
昔読んだ腐女子コピペになりますが、
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小学生の弟と歩いていたら露出狂と遭遇。
『え!?男子小学生に露出!?ホモなの、この露出狂ホモなの』
とコーフンしていたら、弟の冷静な突っ込み。
そういえば腐女子な自身は女子高生(制服着用)だったww
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腐女子は【腐乱して女子として駄目になってしまった】という意味合いの自嘲であり、『自分の事を好きになれない』『無価値な存在』だという気持ち、【自己への否定】があります。
自己否定はレベル次第ですが、
【自分のみが嫌い】
【自分を含む女が嫌い】
【女の嫌な要素が自分にもあるから自分も嫌い】
【女が嫌い】
とかになる一方で、自分ではない人に対する憧れや尊敬が強くもあります。
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腐女子作者の主人公はだいたいが劣等感にさいなまれています。
劣等感ゆえに【自分を変えたい】願望がある
劣等感ゆえに自分に向けられた好意に「自分なんかに好意を向けてくるなんて自意識過剰すぎる」と鈍感をよそおう。
劣等感に負けないために教養を積み、努力を惜しまない、
ついでに男女間の恋愛描写は、なるたけソフトでライト
なんと【男】作品に激似になります。
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腐女子作者の作品もまた、読みやすいものが多くなります。
 
【男】作品に比べて男女差別意識が強いせいか萌え要素は低く、男が多め。
場合によっては【漢】作品なみの燃えと化したりとバラエティー豊か。
18禁支部でエロ小説を書く中位ランカーが健全な“小説家になろう”で、あまり評価されないのに対し、
18禁支部でホモ小説を書く中位ランカーは、なろうでは上位に食い込む事がちょくちょくある。
正直、腐っていなければ良作です(笑)
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難点はあまりに男性的すぎて繊細な部分や肝心な所がスカスカになりやすいこと。
そして煽り(あおり)耐性が低く、一人の感想で執筆を永久にやめてしまう所です
繊細な扱いが必要な作者でもあります。
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一方の虹女は自分に対して肯定的、
女性であることを受け入れているタイプの作者とします。……………………………………
虹こと二次創作は今でこそ腐女子によるきめぇホモ祭り、なイメージですが、
別作品のキャラクターを別作品に投入。自分のオリジナル主人公を好きな作品に投入。というものも主流でした。
女の子だらけのハーレム作品に主人公を蹴落とすオリキャラ投入。俺のオリキャラもてもてすげぇぇぇ(笑)が
黒歴史という男性読者、男性創作者もいませんか?
他人の創作作品にも容赦なく居場所を作ろうとする、ある種の図々しさが【虹女】というタイプ。
それは実は大切な事。
シンデレラになれる女の子は、シンデレラになる夢を諦めず、そのための努力を惜しまなかった図々しい女子から選ばれるものですから。
 
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そんな虹女作品は、しなやかにタフな女、差別にめげない可愛いい女子の頑張る物語が多めになります。
女の子をさぼらない事、常に話題や流行にアンテナを貼ること。
新しい事に挑戦し、学ぶ意欲を忘れず、セクハラ、モラハラ、パワハラを華麗に回避する事。
あくまでも女らしく、恋も仕事(勉強)も夢もあきらめない。
また恋愛対象もイケメン限定の腐女子作品と違い、雰囲気イケメン、熊みたいなヴィジュアルだったりと、顔だけに恋を求めない事も多々あります。
女性の繊細な感性や目標へのまっすぐな気持ち。 女のずるさ、男の弱さを受け止め、
甘えること、甘えないことを恐れない。
自分も頑張ってみたくなるような、なんだか元気が出るような、清々しい話が楽しめます。
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反面、女のえげつなさが容赦なく書かれたりします。
女の真っ向からのドロドロ描写や女特有のゲスい発想もずんどこ目白押し。
全体的にバットエンド嗜好、ホラー嗜好者も多く、後味悪い系を書く方も多いので注意しましょう
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表裏一体な【男】と【漢】にたいし、どちらも女である【腐女】と【虹女】は複雑な関係になります。
お互いがお互いの【憧れる自分】であり【なりたくない自分】でもあるからです。
 
 




