作者の性別を意識しよう
読むさいに意識しておくと分類しやすい
作者の性別を推理します。おおざっぱに割ると男女、
こまかめに割ると
【男】
【漢】
【虹女】
【腐女子】
とします。
まずは男女
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とりあえず女性作者
・そもそも女名前である
・作者紹介に女と表記
・作者名がひらがなである
・恋愛カテゴリー作多め
・行間空きすぎ
・短編作をよく書く
・名前が4文字前後である
・作者名に白、花、子などを含むと、だいたいが女性作者です。
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男性作者は
・男性名前である
・作者紹介に男と表記
・カタカナ名前
・厨二病、ネタ系な名前
・文章基礎を徹底(段落を一文字分下げる、等)
・苗字がないか3文字前後の名前
・長編を書く
のが特徴です。
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男女の差は
『恋愛』『視点』なんかに出てきます。
男性作者はあまり『恋愛』を主体に書かず、視点は三人称が多め。
ファンタジーなどでは風景のダイナミックさを描写したり、異国情緒の説明、男から見た女の子のちょっとした可愛さなどを表現するのに長けています。
戦闘シーンのスピーディーな描写にも強く、機械などの説明も惜しまない。作中に挟む知識もうろ覚えでなく、しっかり下調べした上で使うため、そういった中に伏線を仕込み、ここぞという所で度肝を抜いてくれたり逆転劇を魅せるのも男性作者の方が得意な気がします。
反面、センシティブな心情描写や人間の魅力を描くのが苦手な方が多く、登場人物を記号化させてしまい『このキャラ誰だっけ?』になりがちです。
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女性作者は恋愛主体で一人称多めになります。
自分の小さな日常世界の雰囲気描写が上手く、目の前にいる人物の魅力や人間性への丁寧な描写が特長です
『無口わんこ』『貧民あがりのお針子』など、あえて記号化する事で説明を簡略化。さらに突っ込んだ描写でより詳細な説明を入れてキャラクターを肉付けしてくるのも女性作者ならでは。
短い文章で込み入ったシチュエーションを書いてくるのも女性が多く、登場人物の区別が欲しい【推理要素】。日常生活に必須である仕事に糸を絡めた【陰謀要素】を使いこなすのも女性作者の方が得意です。
ただし一人称視点以外での描写や説明が苦手な方が多く、使い回しの説明や、狭い世界ばかりに走る傾向がある。
狭い世界だと登場人物や主要人物が少なく、その中で、ひらすらイチャイチャしてたりと単調で飽きる。
陰謀も、込み入った話にするには三人称での描写や説明が不可欠。一人称でも説明できるストーリーは掘り尽くし気味なので、意外というより予想通りのオチになる。
パッと何かしら一作が流行れば、最初の作品から設定や説明をコピペしたような、作品を量産しちゃうのも女性作者に多い。
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男性作品【ダイナミックだけどスカスカ】
女性作品【丁寧かもしれないがウザい】
が、極論。
更にそれぞれに『理想化された異性』がトッピングされがちなので気をつけてください。
もちろん全員が全員同じパターンなわけではありませんが、意識しておくと、嗜好に合った作品探しに役立ちます。