第二十三話 コウ視点
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二十四話冒頭で少し触れるだけの予定だった、二十三話でのコウの行動。
これが中途半端に長くなったので、二十四話と分離させ、もう一つの二十三話として投稿致しました。
このような後付の行動で、紛らわしく誤解を招くことをしてしまって申し訳ないです。
また、物語的に新しい展開があるわけではないので、退屈をさせてしまうかもしれません。こちらも申し訳ないです。
『認識阻害』を展開し、姿を隠してリーネ達と別れてから、コウが襲撃者と思われる男達の所まで辿り着くのに、そう時間はかからなかった。
一応、迂回して男達の後ろまで回り込むと、コウは様子を探る。
コウがすぐ後ろにいるとも知らずに、男達はべらべらと何をしようとしているのかを話している。
簡単に情報を聞き出せたことに拍子抜けしつつ、そろそろこっそりと昏倒させていこうと思ったところで、男達の中の一人が言った。
「あ、そうだ、アニキ! ……聞きてぇことがあるんですが、攫った娘は依頼人の奴にそのまま渡しちまうんですかい?」
その言葉を聞いた瞬間、コウは自分の中で眠っていた、暗くどす黒い感情が目覚めようとするのを確かに感じた。
せめて止めに入る者がいるかもしれないと、踏みとどまるが、それは無駄に終わる。
先ほどの下種な意味が含まれる言葉を、この集団の首領と思われる男が肯定し、他の者達が沸き立ったのだ。
誰も止めようとしない。誰もそれを行うことに対して疑問を抱かない。
そのような行為に慣れている証拠であった。
(よし、全員殺そう)
だから、コウは何の躊躇いもなくそう決定した。
コウは自身を小悪党であると自称している。故に、その決定は正義の為ではなく、男達が道徳に反するからではなく、リーネの身を案じたからでもなかった。
ただ自分にとってその行いが気に入らないから、そうすることにしたのだった。
首領と思わしき人物には後で用があったので、姿を隠すのとは別に『認識阻害』を展開する。
コウは『認識阻害』によって、「姿を認識されない」ということを行っているが、普通はそこまで出来ないもので、大多数の魔術師達が展開する『認識阻害』は、意識を少し逸らす程度のものである。
これは応用すると少し違った効果が得られた。それは「道に迷わせる」といった悪戯のようであるが、使い方によっては実に効果的なものである。
男の一人がきょろきょろと周囲を見回すとぽつりと言った。
「あれ? お頭……それに他の奴らはどうした?」
「……さぁ?」
「おかしいな……さっきまで一緒だったのに」
コウの前には。リーネを攫った後についてどうするかを、特に熱心に話していた三人だけがいる。首領と思われる人物と他の者達は、それぞれ別の方角に向かって進んでいた。
道に迷わせると言えば単純に聞こえるが、それはこのように部隊を分断させることが出来るという意味なのだ。
全員が一つの場所という目的を持ち、一丸となっていれば、ここまでうまくはいかないが、今回の男達のように緊張感のない連中が相手であれば絶大な効果を発揮した。
「とりあえず大声で呼べば誰かに聞こえるだろ」
そう言った一人が大きく息を吸うが、仲間の二人がそれを慌てて止めた。
「ばっか、お前、そんなことして餓鬼どもに聞こえたりして、逃げられたらどうすんだ!」
「そうだよ、誰だったか前に酒か何かで大ポカやらかした時、俺ら散々な目にあったろ!?」
二人がそう言うと息を吸った者が、顔を青くして静止した。
過去、何か罰則でも与えられたのかも知れない。しかし、そんなことはどうでもよかった。時間も無限ではないので、コウはそれ以上聞くこともないと行動を起こす。
「あ~あ、はぐれたことでお頭の怒りを買って、攫った娘と遊ばせてもらえなかったらどうしよ」
「それより罰則のこと考えろよ……でも、確かに同意すんぜ」
「前の攫ってきたどっかの村娘はすぐに飽きたもんな。今回のはずっと遊べそうだぜ」
にやにやと笑い、すでに別の事へ考えが切り替わる男達。
盛り上がるような筋肉を持ち、大柄で野性的な見た目の彼らだが、今の状況に何の疑問を抱かない時点で、戦士としての練度が恐ろしく低い連中であることが窺えた。
コウはゆっくりと忍び寄りながら手に力を籠めていく。
そして三人の内、並んで立つ他の二人より、数歩分後ろにいた男に狙いを定めると、その場から飛び掛かるように勢いよく跳んだ。
ふわりと軽い浮遊感。男との距離が一気に縮まる。
手を固く、きつく握りしめて拳を作り、男の無防備な首元に振り下ろす。
「ぐひっ!?」
男の首が、致命的だと分かる低い破砕音を響かせて、前の二人まで突っかかるようにして凭れかかった。
「うぉ!? なんだよ、重いだろ?」
抗議の声を上げる残りの一人と、迷惑そうに顔を歪めるもう一人。
二人は倒れ掛かってきた男は、何かに躓いて転んだのかと思っているのだろう。反応は至って普通のものだ。
「おい、いつまで凭れかかってんだよ。邪魔だから早く離れろよ。ふざけてんのか?」
「あれ、いや、ちょっと待て、何か変じゃ……ッ!?」
コウが残った二人の前面に移動した時になって、ようやく男の様子がおかしいことに気づいたようだ。
二人の目が大きく見開く。何故なら、二人に凭れかかる男はがくがくと体を震わせ、首はぶらりと力なく垂れ下がっていたからだ。
「ど、どうしぐが!?」
残りの片割れが言い終わらない内に、コウは足を跳ね上げ片割れの男の左側頭部に、抉るような蹴りを放つ。
蹴りを食らわせた男は、最初に処理した者と共に吹き飛び、仲良く藪の中に突っ込むと、二人とも少し経つとそのまま動かなくなった。
「お、お前、何だ……?」
唯一コウの姿を見ることになった最後の一人が、隠すこともなく怯えを滲ませてコウを見つめる。
コウは相手がそれ以上の行動を起こす前に、相手の足元に右足を滑り込ませるように踏み込み、素早く距離を詰めながら、ぐっと力を溜める。
そして肩先が相手の体の中心に触れるのと同時に溜めた力を爆発させた。
「ごぉっ!?」
一点に集中された凶暴な力を受け、コウの何倍もあるような男が、くの字に体を折り曲げる。
コウはそこに間髪を入れず追撃をかけ、随分と位置が低くなった頭部を打ち抜くように、右拳を情け容赦なく叩き込んだ。
その単純な一撃を食らった最後の一人は、最早声を上げることなく、物言わないものへとなったのだった。
コウはたった今倒した三人を一度だけ見る。
眼差しに温度はなく、それはただ生死を確認するだけの作業だった。
三人が三体へと変わったことを確認すると、コウはその場から次の者の所へと向かう。
そうして淡々と繰り返して襲い、襲撃者の数を減らしていった。
それは戦いと言うにはあまりにも一方的であり、狩りと言うにはあまりにも洗練されていた。
抵抗させることもなく、慈悲を与えることもなく、恐怖を理解する前に、未来というものを奪っていく。
まるで、それをするのがコウという存在であるかのように。
「ふぅぐむっ!?」
七人目。首領を除いて、襲撃者の内、最後の者となる男の背後に忍び寄ると、左手で口を塞ぐのと同時に、右手に持つ六人目から拝借したナイフを胸に突き立てた。
心臓を一突き。
何が起こったのか理解していないのか、七人目はじたばたと激しく抵抗したが、ナイフを捻りながら抜くと、それはすぐに力のないものへと変わり、そして間もなく事切れた。
首領がすぐそこにいるので、四肢を力なく垂らす人形のような七人目を、音を立てないように気を付けながら、赤く染まる胸元を隠すため、前のめりなるようにして横たえさせる。
そうしてからすぐにコウは上に跳ぶ。ちょうどしっかりとした大樹が近くにあり、コウの胴よりも太い枝が真上にあったのだ。
大樹の枝に乗ると周りの木の枝や草で、首領の姿が視界から消えるが、位置は把握出来ている。それよりも、隠れないで下にいて、たまたま背後を振り返られた結果、見つかるという失態を演じたくなかったのだ。
(さて、邪魔になりそうな手下は片付けた)
時間はそれほどかかっていない。十分な余裕があった。
どうするかと考えながら、コウは血塗れたナイフを首領とは真逆の方向に、音が聞こえないようなるべく遠くへ放り投げる。
ナイフは血や脂が付着していたものの、まだまだ使用可能であり、最悪突けば使えるものだったが、コウが今投げ捨てたのは別の理由があったからだった。
コウはナイフを捨ててから再び『認識阻害』を展開し、自身の存在を隠した。
『認識阻害』は意識を逸らすという本来の特性上、効果を高めるには、極力自分から余分な情報を削がなくてはならない。他者から意識を向けられないようにする、と言えば分りやすいだろうか。
意識が向くような目立つ格好をしない、大きな音を立てない、においを発しない。他者の五感、特に視覚、聴覚、嗅覚を刺激しないようにするのだ。
完全に姿を消すのが目的ではなく、その上、意図して探す相手がいなければ多少条件は緩くなる。しかし、基本的にはこれらを極力削ぐのが一番だった。
コウがナイフを捨てたのは、血が付いていたので、その臭いが効果の低下に繋がると判断したから、というわけだ。
『認識阻害』を展開し直して準備が整ったところで、コウは首領を捕えて用を済ませようとする。
コウの用とは、今回のことを仕向けた人物が誰なのか、それを聞き出そうというものだった。
リーネ達が数年に渡って戦ってきたことや、襲撃者の練度や規模を考えると、どう考えても男達に指示を下した黒幕がいるのは明らかである。今回はそれを聞き出そうという算段だった。
リーネ達は黒幕を知っているのかも知れないが、彼女達が話そうとしない限り、聞き出そうとは思わない。しかし、何にも情報がないというのは、いざという時に対応が出来ないので、少しくらいは情報を手に入れておこうという話である。
(我ながら偽善だよなぁ…………ん?)
自分で自分を詰りながら、接触する手順を速やかに練り上げ、実行に移そうとしたところで、首領がコウの下へ駆け寄ってくるのが気配で分かった。
まさか自分を発見したのかと、コウは小さな驚きと相手に対する評価を再考しようとするが、しかしそれは必要のないことだった。
首領はコウに気づいたわけではなく、真下の手下に気づいただけであったからだ。
少々手順の順序が入れ替わったが、元々接触した際に仲間の死を突きつけて、動揺を誘おうと考えていたので、特段このことに問題はなかった。
だが、ここで少し予想外なことが起こる。
「ひ、ひゃああはひゃひいいいいい!?」
強面のならず者達をまとめる存在であるはずの首領が、仲間の屍を見ると奇声を発してリーネ達がいる方角とは、全く違う方へと駆け出したのだ。
(……とりあえず追うか)
コウは事態の理解に苦しむものの、ともかく見失うわけにもいかないので、枝から降りて後を追うことにする。
その際に、念のため最後に倒した七人目から、素早くナイフを拝借した。
コウは追いかけながら考える。
何故、彼はこのような行動を起こしたのかと。まるで子どもが初めて屍を目にしたかのような反応であった。
まさか、実は何かの間違いで、首領に祭り上げられてしまった、悪人でも何でもない不運な男だった、ということもないだろう。
本当に屍を初めて見た? それこそまさかだろう。それはコウにとって確信出来ることだった。
コウは心中で呟く。
(あれは、俺と同じで悪党の部類だ)
根拠はない。だが、分かるのだ。
心が穢れている同類が。汚いことを平気で行える者が。
直感だろうと何だろうと、コウには理解出来てしまう。
コウの感覚的な表現になるが、相手が心に抱える闇を理解するのではない。
心の闇とは表裏存在する心の裏の部分。つまり、多かれ少なかれ裏の部分なんて、誰でも抱えているのだ。
そんなものは簡単に見抜けるはずがない。
故に、コウが理解するのはそういったものではない、もっと別のものだ。
穢れ。裏表関係なく心を染めているもの。
悪党に分類される者とは、心の全てが隈なくどす黒く穢れているのだ。
コウは相手の心が穢れているかが、分かるのだった。
追跡者がいることにも気づかず、背を向けて走る首領らしき男は、穢れた心を持っているとコウは判断した。
だから、屍を見たことがないはずがないとコウは確信する。悪党の枠に収まる者というのは、そういう存在なのである。
コウはそこまで考えてから、これ以上考え続けたら思考が旅に出そうだったので、今はそんなこと考える必要もないと、意識を切り替える。
追いついて組み伏せることは容易ではあるが、とりあえずあの首領の心意を探らなければならない。
故に、しばらく泳がせることにしたのだが、見た限り目指す場所もなく、がむしゃらに走っているように見える。一応、最初に始末した三人がいる方角だが、偶然である可能性が高そうだ。
これは直接問い質す方が早いかと考えたところで、視線の先で首領が盛大に転んだ。どうやら屍となった手下に足を取られたらしい。
首領は手下であることを知るとまた奇声をあげ、コウがいる方とは別の方を見つめながら、剣を抜いたかと思えば力なく地面に落とし、仕舞いには狂ったように笑い始めた。
しばらくその様子を観察し続けてみたが、これはもう心意を推測するなど無理だと判断し、コウはゆっくりと近づいて行った。
そして姿を見せようとしたところで、首領がぽつりと呟いた。
「……ある、じゃないか。安全地帯」
独り言だとは思ったが、あまりのタイミングにコウは一瞬だけ、自分に対して言葉を投げかけているのかと、勘違いする。
それがコウの警戒度を上げ、ナイフを持つ方の腕を引き、攻撃に対して身構えてしまった。
結果として、やはり首領はコウが近くにいることに気づいた様子もなく、俊敏な動作で再び駆けて行ってしまった。
コウは構えたまま呆気に取られ、一つ息を吐くと再び追跡を開始した。
もう好い加減捕えて聞き出そうと思い、すぐに追いつき横に並ぶ。
そして、コウは首領の足を止める為にナイフを股に刺そうとして、直前で気づいた。
首領は先ほどとは違い、明確な意思を持って足を動かしていたのだ。目に宿る光でそれが分かる。
それを確認してコウは先ほどの呟きにあった「安全地帯」という単語から、一つの結論に達した。
この首領が向かっているのは別の仲間、もしくは――――黒幕の場所であると。
ならば、このまま走らせることにする。コウは走りながら、首領の背後へと移動した。
もし、仲間の場所であれば、リーネ達の方へ向かう前に阻止できるし、黒幕であれば願ったりの展開であると思ったのだ。
そうしてしばらくすると、コウが把握出来る範囲に人が表れた。
(大当たりか)
多少恐怖を与える演出はしたものの、こうして上手い具合に道案内をさせられたのは、思わぬ収穫であった。
森林の奥に少し開けた場所が見えてきて、遠目からでも分かる大柄な人物がいるのが分かった。
首領の男も大男の姿が確認出来て安心したのか、がくりとその場に蹲る。
ここまで来ればもう用はなかった。
首領が大きく息を吸った瞬間、躊躇いなく喉元にナイフを突き立てる。
「――ひゅぁ?」
意外そうな顔をして首領が喉元まで手を動かす。そして、少しすると何を思ったのかナイフを自ら引き抜いた。
悲しいほどに鮮やかで残酷な赤い液体が漏れ出る。
それがマントにつかないように、さっと飛び退きながら見ていると、首領がゆっくりと体を横たわらせた。
コウはその様子を見ていて、彼の手下を葬っていた時は何も思わなかったのに、何故か今は感じるものがあった。
その理由を考え、そして気づいた。
首領であるこの男は強くないのだろう。それは間違いなかった。そうでなければ一連の行動が説明出来ない。
ならば、演じるのが弱者か強者かで真逆であったが、周りにいる者達を欺いて、自身の強さを演じるという点が、そして躊躇いなく命を奪う悪党である点が、自身と重なるのだろうとコウは思った。
横たわる首領の下へ向かう。首領は懸命に瞼を開いたままでいようと、奮闘しているように見えた。
彼の顔を上から覗き見る。ナイフを介してコウが触れたことで、五感の内の触覚を刺激したことになる。なので、『認識阻害』は効力が弱まっていので、彼にもコウの姿が見えているはずだ。
不気味な顔だった。虚弱な程に痩せ、肌も健康とは言い難い。
ここまでして、彼が手に入れたかったのが何なのか。それを聞こうとは思わなかったが、代わりにこぼれた言葉があった。
「……俺も、アンタのように、いつか報いを受けるんだろうな」
感情のない無機質な声だとコウは自分で思った。
コウの周りを偽るという行為は仕事の一環だ。しかし、その身が背負う様々を、弱者を演じることで隠しているのも事実だった。
すでに目に光がない首領に、言葉は届かなかっただろう。当然、返って来た言葉もなかった。
一瞬、瞼を閉じてやろうと手を伸ばしかけるが、拳を握り締めて止める。自身と重なると思った者に、それをすることは出来なかった。
『君は、これからも殺め続けるのだろうね』
首領の男と自分を重ねてしまったからだろうか。ふと、昔自分に向けられた言葉を思い出す。
感傷に浸っている時ではなかった。一度目を閉じて乱れる心を鎮める。
『そして、築いた屍の山の数だけ、化け物に近づいていく』
まだ、やるべきことは残っているのだ。時間は少なくないが多くもない。
マントの下で剣を一度引き抜き、状態を確認するとすぐに収める。続いてベルトにある数本のナイフを一本ずつ触れながら数える。
これはコウにとって、ちょっとした癖だった。現在の自分の武装をチェックすることで、武器に不備がないかの確認にもなるし、そうすることで気を落ち着けていくのだ。
『それは逃れられない運命。君を見ていればそれが分かるよ』
ここから先が本番である。
目を開き真っ直ぐに前を見る。遠く視線の先には、少し開けた場所に立つ大男。それに他にも大男の近くに一人、遠くに一人と、計二人いることが把握出来た。
『だったら――』
(……この業に対する報いが訪れた時、抗うことなく甘んじて受け入れるさ)
気持ちを引き締めながら、『認識阻害』を展開。
(だが、それまではやりたいようにやらせてもらう)
誰かに対して言うわけでもなく、そう心の内で宣言すると、コウは一歩、また一歩と足を踏みしめる。
何事にも屈しない、何人たりとも揺るがすことの出来ない、強靱にして強固な意志を胸に秘めて。
『――君は人であろうとする化け物になりなよ。だからこそ、人の心を忘れない化け物を目指しなよ』
過去の言葉に背を押されながら、コウは前へと迷いなく進んで行く。
心の穢れだ云々は今後も触れていくので、今は意味が分からなくても、徐々に分かるような形、になればいいなぁ。という感じです。orz
お読みいただきありがとうございました。
2012/03/21 21:30
一部文章と誤字脱字を訂正致しました。
2012/09/15 16:40
一部文章と誤字脱字を訂正致しました。