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《祝福》保持者との邂逅

老婆との出会いから一夜明け、ユナンは今日もギルドへと向かった。掲示板を確認し、屋敷の清掃依頼を受けることにする。屋敷は広いためユナンの他にも、冒険者がいるとのこと。彼女は一期一会を大切にしているため、どんな人が来るのかと期待に胸を膨らませていた。


屋敷につくと男性の冒険者が1人待機していた。お互い軽く会釈をし依頼主を待つ。その後、使用人が門の前まで現れ詳細を説明する。屋敷は東館と西館に分かれており、お互い持ち場へと案内される。ユナンは使用人に東館の方へ案内され、男性とは離れ離れになる。3部屋を片付けるよう指示され掃除を始める。事前に散らばってる物をどこに片すかは聞いているので、指定された場所へ整理していく。5時間ほど経過し、全ての部屋を清掃し終えた。最後に使用人に確認をしてもらい依頼が完了した。男性冒険者の方も同じタイミングで屋敷を出たため、一緒にギルドへ報告しに行く。その道中、彼はユナンの首にぶら下がる《祝福》(ギフト)の使用許可証に目を向ける。


「実は僕も《祝福》を授かってるんだ。能力は筋力の増幅なので今日みたいに重いものを運ぶ依頼には便利なんだよね。」


そう言いながらポケットから《祝福》の使用許可証を取り出す。ユナンは自分の《祝福》や夢について話した。彼は黄金郷についてはおとぎ話程度の知識しかないと話す。その後、会話をしていくと興味深いことが聞けた。


「以前、僕は《祝福》が変化した人と出会った。その人は夢を諦め絶望していた。でも、絶望の淵から這い上がり新たな夢を見つけた。その瞬間、新しい《祝福》を授かったんだ。」


夢を諦めたら《祝福》を失うのはこの世界の人なら誰もが知る常識。しかし、新たに別の《祝福》を得ることを初めて聞いた。人生をかけてでも叶えたい夢で無ければ『祝福》は得られない。そのため一度《祝福》が消えれば二度と授かることはないと言われている。彼の話を聞き世の中はまだまだ分からないことだらけだと知る。ユナンは今まで知らなかった事実を新たに知れるのも、冒険の醍醐味だと改めて感じるのだった。


ギルドへ行き依頼の報告をしに行く。報酬を受け取り帰宅する。宿屋の食堂で夕飯を済ませて、お風呂へ入り就寝する。彼女は明日はどんな依頼を受けようかと考えながら眠りにつくのだった。

読んでいただきありがとうございます。

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