プロローグ
※この小説は他の小説サイトで既に完結済みの私の小説をリメイクした物です。
既に完結まで行っているので失踪は致しません。安心してください。
更新頻度は3~4日に数回ぐらいにしておきます。
※この小説はフィクションです。実在の人物・団体・国家とは一切関係ありません。
今日の夢は悪夢だった。
目の前にあった飛行機が、爆発し、燃え上がる。
俺はその様子をしばらく眺めた後、顔が見えない誰かが乗っている車に乗り込む。
その車が海に近い高速道路を走っていると、居眠り運転の車両にぶつかり、横転した。
俺は奇跡的に無傷だったが、顔が見えない誰かは見るに耐えられない姿になっていた。
それなのに俺は救出を試みる事は無く、道路に広がっていく血溜まりをじっと眺めていた。
その中心に、たまたま割れていなかったカーブミラーが転がっている。
それに写っているのは……
そこで目が覚めた。悪夢にうなされていたからか、汗を少しかいている。起床もいつもより遅い。まずいな…急がないと。
とりあえず朝支度をしなくては、今日は大学の入学式だ。初日から遅刻なんてありえない。
今は急いでるから俺の自己紹介は簡単に済ませることにしよう。
俺の名前は運寿 幸田、長所を述べるとしたら強運って所かな?短所を述べるとしても強運って所だけど。
どういう所が強運なのかはきっとすぐに分かるはずだ。それじゃ、自己紹介は以上。
朝支度を終えた俺は、急いで大学へ向かう。
主人公の見た目のイメージと設定について
運寿幸田
これといって特殊なヘアスタイルをしている訳でもなく、清風カットの違反判定を少し緩くしたような感じです。
一人称は「俺」だけど、いつも謙遜するタイプ。優しい顔をしている。
ちなみに私は他にも異世界モノ書いてます。興味があればそちらもどうぞ。