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ワールドザワールド2  作者: WsdHarumaki
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コザルの恋

コザルはガヨクの手下で、ツキヨの弟になります

そろそろ登場人物が多すぎる

「姉さん、お腹減った」

路上で生活をする前から、常に食べられる保障は無かった

それでも今よりはマシ

グーグーなる腹を押さえながら我慢する


「コザルごはんよ」

姉が走り寄ると食べ物を渡してくれる

ぼくは姉が好きだ


何年かすると、ガヨク様と出会う

頭も良いし、なんでも出来る彼は、ぼくのあこがれだ。


「コザル一緒に来て人をさらうわ」

姉から仕事を依頼される。

ぼくは自分からは仕事は出来ないが

姉から命令されるなら何でもできる自信がある。


裕福そうな一軒家に行くと姉がドアを叩いている

押し込みで誘拐するのかな


ドアから、黒髪のかわいい女の子が出てきた

逃げないように腕を掴むが折れそうだ

姉は袋をかぶせろと命令をする。

なるべくやさしくかぶせる


ガヨク様に会わせると、彼女に腕輪をつけた。

外に連れ出して命令をすると、女神様の力を使って船を破壊した。

「姉さん、この子は女神様なの?」

女神様を捕まえて大丈夫か心配になる。


ガヨク様が

「墓場の女神の所まで行くぞ」と命令をする

街から西側に墓場がある。

馬車を用意して、ボクが御者になり墓場までみなを運んだ。


ガヨク様がヒサギという名前の女神様に

何か命令をした。

ヒサギさんが入ってしばらくすると出てきた

「よし成功だな」とガヨク様が入る

姉も入るのでボクはヒサギさんの手を取ると、一緒に中に入る


ガヨク様は、砕け散ったガラスのようなものを蹴っていた。

「墓場の女神を倒せるのなら、大樹の女神も殺せるだろう」


ガヨク様は、姉とボクの顔を見て

「ヒサギを使って、大樹の女神を倒せ」

姉の顔を見ると少しだけ、怯え(おびえ)ているようだ

「姉さん、大丈夫だよ、ガヨク様はいつだって正しいよ」


ぼくは、ひさぎさんを見る。

まっすぐ前を見ているだけだ。

その表情は、かわいくて美しい。

今までさらってきた女の子以上に、美しい。

ガヨク様が飽きたら、ボクにくれるかな。

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