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今日も彼を起こしてあげる

作者: eneruku

時間になった、今日も彼を起こしてあげよう。


朝はいつも不機嫌だけど、精一杯起こしてあげる。


起きて。ねぇ、起きて。


不機嫌そうに起きた彼は、イラつきながら私を叩く。


少し痛いけど、これが毎朝のルーティン。


でも、彼はその後また眠ってしまう。


だから、数分たったら、また起こしてあげるの。


何度も、何度も起こしてあげる。


たまに、力一杯に叩かれる事もあるけど、それで起きてくれるなら私は嬉しいの。


でもね、彼も悪気がある訳ではないのよ。


1人で起きるために頑張っているのよ、私はそのお手伝いをしてるだけ。


だって、それが生きる意味ですもの。


決められた時間に起こしてあげる、



それこそが、目覚まし時計である私の存在意義。



皆さんも、目覚まし時計のアラームを止めるときは、優しく止めてあげてください。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 確かに!目覚まし時計の気持ちになると毎回叩かれてますね!Σ( ̄□ ̄;) 改めて目覚まし時計に感謝しました。 すらすらと読める楽しい詩でした(*^^*) [気になる点] 小説情報編集のところ…
[良い点] バイオレンスなお話詩かと思ったら…目覚まし時計のお話しですか。ちょっとどきどきひやひやしました。そして、ほっ…(*´-`) 目覚まし時計さん…大変そうですよね汗 私の場合はめちゃくちゃアラ…
2021/01/19 19:01 退会済み
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