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羽根竜

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「距離をとったところで意味はありません。『ヘルブレイド』」


ベルリアが羽根の生えた恐竜に向け2発目の黒い斬撃を放つ。


「ほぅ、なかなかやるようですね」


略して羽根竜は、ベルリアの動作に合わせ猛然と駆け、木の陰へと逃げ込み斬撃を躱した。

ベルリアは余裕な感じを醸し出してるけど、やはり羽根竜の動きが異常に速い。

それに、周りの木々が邪魔だ。

初見であれば、遠距離からの攻撃も有効だけど、羽根竜も学習している。

一度パターンを見られてしまうと対応されてしまう。


「まかせて! いけスナッチ!」


ミクが木の影へと逃げ込んだ個体にスナッチを向かわせる。

あっちはスナッチにまかせるとして、スナッチが向かったのとは別にもう一体いる。


「ヒカリン! 『アースウェイブ』を!」

「わかったのです。動けなくしてやります。『アースウェイブ』」


ヒカリンの魔法が発動し、羽根竜の一体の足下を捉える。

ジャングルとは言っても足下は土だ。

地面が緩み羽根竜の足が沈みかけ、羽根竜が抜け出そうと必死に足掻くが深みにハマっていく。


「ギャ、ギャギャア」


俺は光のサークルを抜け羽根竜との距離を詰め、狙いを定めて斬撃を飛ばす。

放たれた斬撃が羽根竜の首を捉えて落とす事に成功した。


「ふうっ」


ヒカリンのおかげで上手く倒す事ができたのでよかったけど、もう一体いる。

残るもう一体はスナッチが相手にしているはず。

スナッチの姿が木々の間から時々見え隠れしている。

『かまいたち』で周囲の木が倒れ、少し見えやすくなった。

スナッチは左右に駆けながら『かまいたち』と『ヘッジホッグ』を放ち羽根竜を追い込んでいく。

羽根竜も、小型の身体を生かしてフィールドを有効に使っているが、スナッチのそれは羽根竜を上回っている。


「グアッ」


鋼鉄のニードルが全身を貫き羽根竜がその場に倒れるのが見えた。

どうやらスナッチも上手く倒す事ができたようだ。

敵を倒し終えたスナッチが走ってミクの下へと帰ってくる。


「スナッチ〜よくやったよ〜。う〜ん頑張った〜。よしよし〜ん〜〜」


スナッチが嬉しそうにミクになでなでされている。

スナッチを撫でさせてもらったことあるけどフワフワしてて気持ちいいんだよな。

ミクがなでているのをみているだけでモフラーの血が騒ぐ。

それにしてもスナッチ強かったな。

羽根竜とスナッチは相性が良かったみたいだし、ミクの判断もよかった。

今回の初戦闘でわかった事がいくつかある。

ヒカリンの『アースウェイブ』は、この20階層でも有効だ。

動き回る敵を捕まえてから倒す今回のパターンは外せない。

そして、小回りが利き、風とニードルを操るスナッチはこのフィールドで強い。

パーティとしてあまり得意とは言えないフィールドだけにスナッチにはこれから大いに活躍してもらいたい。

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― 新着の感想 ―
[良い点] スナッチかわいい(*´ω`*)
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