表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
725/980

第716話 黒い敵

来週木曜日発売の書籍購入特典です。

とらのあな SS付きイラストカード シルフィーのご主人様 メロンブックス SS付きリーフレット ゼロから始まる探索英雄譚  アニブロゲーマーズ 特製プロマイド Wonder goo ポストカード

数量限定なのでお近くにお店がある方はお早めに!

上記とは別にHJ文庫よりTwitterにて販売記念キャンペーンが開催されるかもしれません。

発売日にお知らせできるかもしれないのでお楽しみに!

「それはそうと、もう一体のあれどうしよう」


スペクターをヒカリンの『アイスサークル』で氷漬けにしたものの、このまま放っておくわけにもいかない。


「このまま砕けばいなくなるんじゃない?」

「この氷を砕くのか。結構難易度高いな」


このサイズの氷を斬ることは出来ても砕くとなると難しい。


「シル頼んでいいか?」

「はい、おまかせくださいご主人様。氷ごとモンスターも砕きます『神の雷撃』」


シルの放った雷撃が氷へと落ち、砕くと同時に蒸発させてしまった。

どうやら問題なくスペクターも一緒に蒸発してしまったようだ。


「シル、さすがだな」

「ありがとうございます。御用の時はいつでも言ってくださいね」


シルの一撃に頼ってしまったので、氷ごと砕けばスペクターを倒せるのかどうかの検証はできなかった。

氷漬けで無くともシルの雷撃をくらえば蒸散してしまう気がする。


「海斗、ほらほら」

「わかってるよ」


エコ贔屓はいけない。差別もいけない。軋轢を生まない為に平等ルールを設けてはいるが、今回戦ったのはシルだけ。心情的にも懐的にもルシェには渡したくないがしかたがない。

ベルリアを除く三人にスライムの魔核を渡して先に進む。


「ミク、あいりさんなんか凄いな。おふだといい聖水といい俺には思いもつかないことをやって結果を出してる」

「私もあいりさんを見習っておふだは一枚持ってきたわ」


そう言ってミクが一枚のおふだを見せてくれたが、そこに書かれていた文字は『商売繁盛』だった。


「ミク、それって本当に効果あるのか?」

「多分大丈夫じゃない? パパの念が目いっぱいこもってると思うわ」


おふだってパパの念でもいいのか? 


「あの聖水の霧吹きもいいのです。わたしは前に出ることはありませんが、万一の時に霧吹きがあれば身を守れるのです」

「スペクターには効果があったけど、他のモンスターに効くかはわからないから、万一の時は霧吹きよりは魔核銃とかの方がいいと思うけど」


まあ、おふだについては、前回あいりさんからもらった安産祈願のがあるから機会があれば試してみようと思う。

せっかく試してみようと思ったが、進んで行くとスケルトンナイト等のモンスターと何度か戦闘にはなったが、キョンシーはまだ出現していない。

そう都合良くはいかない。ダンジョンではよくあることだ。


「ご主人様、モンスターだと思います。ご準備ください」

「シル、モンスターだと思うってどういう意味?」

「敵なのは間違いありませんが、通常のモンスターとは少し感じが違う気がします」


シルがこんな事を言うのは珍しいので、どう違うのかはわからないが警戒が必要かもしれない。


「みんな、慎重にいこう。ベルリアを先頭に俺とあいりさんがその後ろでいきましょう」


ベルリアならどんな相手でも咄嗟に反応ができるので、ベルリアに先陣をまかせて、俺とあいりさんがそれに続く。


「マイロード、敵を発見しました。あれは……」


距離があるので俺にはまだ小さな黒い塊にしか見えないが、ベルリアは敵を認識したようだ。

【読者の皆様へお願い】

皆様のブックマークと☆ポイント評価で筆者のモチベーションが保たれています。

サバイバー最弱の俺は天使な彼女とSランクを目指す もよろしくお願いします。

興味を持たれた方は是非ブックマークとスクロールして下部の【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
  ▼▼▼ 文庫版 画像をクリックすると紹介ページにアクセスできます ▼▼▼  
表紙絵
     ▼▼▼クリックするとアニメ公式ページにアクセスできます ▼▼▼  
表紙絵
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ