表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
276/979

第276話 春香と新たな剣

悪魔な俺のヘブンズドア  https://ncode.syosetu.com/n9722fv/

もよろしくお願いします。


俺は今ダンジョンマーケットに春香と一緒に来ている。

高位素材のニューマントを購入したので後は剣の購入だ。


「海斗、この前の剣は100万円だったと思うんだけど、今度の予算はどのぐらいを考えてるの?」


「そうだな〜。さっきのマントが思ってたよりも金額が高かったから、出来ればこの前と同じ100万円迄で買いたいんだけどな〜」


「うん。じゃあ予算は100万円以内で決めようね。でも剣って折れるんだね。あんなに頑丈そうな剣だったのに」


「まあ、今回は特別だよ」


そう言いながら、いつものおっさんの店に向かった。


「すいませ〜ん」


「おう、坊主とお嬢ちゃんか。仲良くやってんのか?」


「はい。まあ」


「おかげ様で、仲良くさせてもらってますよ」


「今日は何だ?ショットガンでも買いにきたのか?」


「まあ、それも欲しいのは欲しいんですけど」


「350万あるのか?」


「350万!? 海斗ちょっといいかな」


「うん、何?」


「今日の予算は100万円だよね」


「うん、その予定だけど」


「それじゃあ、さっきの350万円って何かな?」


「いや、100万円は剣の予算で、さっきの350万円はショットガンの値段だよ」


「海斗!ダメだよ。100万円でも高いのに、350万円なんてダメだからね。将来の為にもしっかり貯金しておいた方がいいよ」


「いや、まあ今すぐ買うわけじゃないから。そのうちだよそのうち」


「そのうちもダメだからね!次から私も一緒だからね」


なぜか春香に怒られてしまった。

まあ、探索用の装備は高額のことが多く俺の感覚が麻痺して来ていることは否定できないので、春香の様に止めてくれる人がいると言うのは俺は幸せ者なのかもしれない。

まあ頻繁に武器が破損してもらっては困るが、春香が一緒に来てくれるなら悪くない。と言うか嬉しい。


「お嬢ちゃん、話し合いは終わったのか?」


「はい、もう大丈夫です。今日は剣を見せて貰いに来ました。余り高いのは無理なので、この前見せてもらったのと同じぐらいの剣を見せてもらっていいですか?」


「剣?剣はこの前買ったばっかりじゃね〜か。お嬢ちゃんも探索者始めたのか?」


「いえ、そうではないんですけど。海斗がダンジョンでこの前の剣を折ってしまったみたいで」


「は〜?剣が折れた?この前売ったのはバスタードソードだったよな。しかもそれなりの出来のやつだったはずだぞ。刃が欠けたって言う意味か?それだったら補修がきくかもしれね〜ぞ」


「いや、そうじゃなくて根本からポッキリ折れちゃったんですよ」


「おいおい、どこをどうやったらバスタードソードが根本から折れるんだよ。壁を斬っても簡単には折れね〜はずだぞ!」


「この前の遠征で硬い敵に遭遇して、何度か使ってると折れちゃいました」


「硬い敵って、剣が折れるほどの敵って一体。それに普通は剣より腕とかの方が折れるだろ。どうなってるんだよ」


まあそれはベルリアがすごいだけなんで。


「まあ、たまたまですよ。たまたま」


「坊主の言ってる意味がわからんが、ちょっと待ってろ」


そう言っておっさんは倉庫に消えて行った。


「海斗、やっぱり剣が折れるのって普通じゃないんだね。無理してるんじゃない?」


「今回はちょっとだけ無理したけど大丈夫だよ。剣が折れたのは、本当にたまたま運が悪かっただけだから」


話しているうちにおっさんが、剣を数本持って来てくれた。


「前回と同じのもあるけどな、こっちの2本がバスタードソードだ。まあ汎用性が高い。こっちが25万でこっちが120万だ。こっちがブロードソードとグレートソードだ。ブロードソードが80万でグレートソードが150万だ。」


「バスタードソートが前回よりも高いですね」


「同じ物じゃね〜からな。それぞれ値段はちょっとずつ違うんだよ。前回も言ったかもしれね〜けど俺のおすすめはグレートソードだぜ。流石にこれは折れね〜と思うぞ」


グレートソードか。150万円はなんとかなるが、ベルリアが使うには大きすぎる。

ベルリアの事だから使いこなしはすると思うが、さすがにバランスが悪いので性能を引き出すことは難しいと思うが悩みどころだ。

この作品は皆様のブックマークとポイント評価で支えられています。

興味を持たれた方は是非ブックマークと下にスクロールしていただき広告の下部からのポイント評価ボタンで評価をお願いします。

新作 悪魔な俺のヘブンズドア  https://ncode.syosetu.com/n9722fv/

よろしくお願いします。

ポイント評価の上部にリンクを作りました。クリックしてみてください。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
  ▼▼▼ 文庫版 画像をクリックすると紹介ページにアクセスできます ▼▼▼  
表紙絵
     ▼▼▼クリックするとアニメ公式ページにアクセスできます ▼▼▼  
表紙絵
― 新着の感想 ―
[一言] ベルリア本人と相談出来たら一番なんだけどなぁ
[一言] ショットガンって2~3万からあるよね?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ