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第254話 ホテルダンジョンシティ

1000万pv 突破しました。ありがとうございます。

新作始めました。

悪魔な俺のヘブンズドア  https://ncode.syosetu.com/n9722fv/

よろしくお願いします。


俺は今ダンジョンを引き上げている。

一応スキルの進化に喜びながら帰路についた。

ギルドに着いたので今日一日の報告に向かう。


「海斗、今日の報告だけど俺に任せてもらっていいか?」


「ああ、別にいいけど」


「よし!」


「隼人ずるいぞ」


「いやいや早い者勝ちだからな」


「明日は俺の番な」


何だ?そんなに報告が大事なのか?


「すいませ〜ん。今日の報告お願いします」


「はい。よろしくお願いします」


ああっ、これか。隼人が報告に向かった先は朝、可愛いと言っていた職員の下だった。

流石だな隼人。それだけ積極性があれば良い相手がすぐ見つかる気がするが、どうして17年間彼女がいないのか謎だな。

それから今日の報告を、隼人が満面の笑顔で済ませたのでホテルに向かう事にする。


「隼人、今日泊まるホテルって近いの?」


「ああ、ちゃんと調べて近くを取ったから、徒歩5分ぐらいだ」


最近シャワーが習慣付いてきているので早く浴びたいなと思い、すぐにホテルに向かう事にした。

徒歩ですぐにホテルに着いたが見た感じ普通に綺麗なホテルだ。

『ホテル ダンジョンシティ』まあそのまんまだが、探索者を相手にしたビジネスホテルのようなものだろうか。


「すいません3人で予約しておいた水谷です」


「はい。今日から2泊でご予約賜っております。ご朝食はいかかいたしましょうか」


「朝食は無しでお願いします」


「かしこまりました。それではこちらがルームキーとなります」


「ありがとうございます」


受け取ったルームキーはカード式となっていたが、普段ホテルに泊まることなどほとんど無いので、ちょっと感動した。


「隼人、今時部屋の鍵ってカード式なんだな」


「そりゃ、最近カードじゃない方が少ないんじゃないか?」


「そうなのか」


少し時代に取り残されてきている気がするが、これでカードキー経験者として胸を張っていける。

部屋は405号室だったのでエレベーターで4階に上がってから部屋を探す。


「そういえば1部屋なんだな。3人で泊まれるぐらい広い部屋だと高くなかったか?」


「いやそんな事はないよ、結構安かったぞ」


そう話しながら部屋に着いたのでカードキーを使ってみる。部屋の前のボックスにかざすとカチッと音がして扉が開いた。


「何だこの部屋は・・・」


目の前に広がっている部屋の光景、と言うか広がっていない。狭い。

まあ狭いのは仕方がないが、問題はベッドが2台しかない。


「隼人、ちょっといいか。俺達3人だよな」


「当たり前だろ」


「それじゃあ何でベッドが2台しかないんだ?」


「いや、あるだろ。なあ真司」


「まあ安かったからな」


ベッドはどう見ても2台しかないが、どう言う事だ?


「それだよそれ、それがベッドになるんだって」


そう言って隼人の指した方を見るとそこにはソファがあった。


「これか?」


「そう、ツインの部屋にエキストラベッドで3名利用なんだよ」


「エキストラベッド・・・」


「そう。このソファーがな、こうやると倒れてな」


隼人がソファーを倒すと小さめのフラットなベッドが現れた。


「ところでこのソファーベッドは誰が使うんだ?」


「それはジャンケンだろ」


ジャンケン・・・・

絶対に負けられない。負けるわけにはいかない。絶対に勝つ。

絶対に負けられないジャンケンが始まった。


「ジャンケン・・・」


俺は渾身のグーを突き出したが、隼人と真司は示し合わせたかのようにパーを出してきた。


「負けた〜!」


負けてしまった。絶対に負けられない戦いに俺は負けてしまった。


「じゃあ俺はこっち側使うな」


「それじゃあ俺はこっちな」


2人が普通のベッドを占拠したので、俺はエキストラベッドに寝てみる。

寝れない事はないが狭い・・・

ダンジョンでの疲れが取れる気がしない。

俺がお金を払うわけではないので文句は言えないが、どうやらリア充とモブゲームで運を使い切ってしまったらしい。

新作 悪魔な俺のヘブンズドア  https://ncode.syosetu.com/n9722fv/

よろしくお願いします。

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[気になる点] 今の資産状況 [一言] いつの間にか魔核の使用用途が明らかになってたんだね ついでだで色付きのとの違いもいずれ
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