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急展開



北方戦線、テント内、


歩兵長「南方の敵は地雷原に自ら進撃中です、唯一の南方への補給ルートも落とされました、前線からの報告では、南方の第8実験連隊は今や孤立状態です、東方戦線では2個師団を投入した価値はありました、しかし、ここ北方戦線では我々含めて2個大隊しか居ません、」


航空母艦「...本土のほうは大丈夫だろうな?」


戦車兵長「司令官、...大変申し上げにくいのですが、」


作戦長「本土の奴等は我々を切り離しました、現在西方戦線が構築されようとしています。」


航空母艦「......。愛国心のある奴だけここに残れ、カルピスアンポンタン...」


ゾロゾロ


航空母艦「...少なすぎじゃね!?お前らがこれだから本土から諦められたんだろ!?てか、督戦隊どもは何処行った!!?」


その頃、督戦隊は、


督戦隊員「本土からの帰還命令が出ております、この忌々しい前線から撤退しましょう、」


督戦隊長「うむ、そうだな、大体だ、何であんなクソ司令官に付き合わなきゃならんかったのだ?」


督戦隊員「...さぁ?」


その頃、テント内、


航空母艦「言っただろ!!東方戦線は意味ないって!!それを私の命令を無理矢理捻じ曲げてまで東方戦線に2個師団出したよな!!その結果がこれだ!!我が軍は確実に包囲されつつあるんだぞ!あいつ等嘘吐きだ!督戦隊はドイツもコイツもエセ将校だ!!あいつ等なんて大嫌いだ!」


整備兵長「お、落ち着いてください司令官!」


航空母艦「うるさいわい!!あいつ等なんて大嫌いだ!臆病な裏切り者め!負け犬!!バーカ!!」


作戦長「司令!言葉が乱れていますよ!!」


航空母艦「あんなやつらなんて下衆の窮みだ、畜生めぇぇ!...将校とは名ばかり、士官学校で学んだのはパソコンと食事の仕方だけ!!我々のこの戦力でどう今の戦局を打開しろと言うのだ!あいつ等はあらゆる手を使い私の作戦を邪魔し続ける!私もやるべきだった!!将校の大粛清をスターリンのように!...私は士官学校など出ていない一般平民だ、良い様に捨て駒に使われてきた、それでも独学で司令官になった!...狂言発言の裏切り者共め、今度来てみろ!!我が精鋭部隊がお前共をたこ殴りにしてくれるわい!!戦車は取られるし、歩兵は乱用されるし、あいつ等一体何がしたいんだ!!...我が精鋭軍隊も終わりだ、本土の15個師団に嬲り殺される、しかし、覚えておけ、我々の練度は世界一ィィイだ!!...それと、今から南方戦線に訪問してくる、敵中突破だがお前等は付いて来なくていい、作戦長、任せたぞ...」


作戦長「しかし、...」


航空母艦「ロマンを、第8実験連隊に求めてくる、...そういえば地下壕に友軍の司令官が居たな、万が一のときは指示に従えよ?」


バタン...


作戦長「...南方戦線の状況は、大丈夫だろうな。」


歩兵長「補給が絶たれていますし、何より、敵が一点突破して居るので何時まで持つか...」


整備兵長「ポルシェティーガーは直ったからそれで行くのだろう、」


戦車兵長「愈々戦線がやばいな...」


作戦長「先ずはこの西方戦線だ、本土から15個師団が揚陸される筈、仲間割れは嫌だが、仕方あるまい、」


戦車兵長「15個って、それこそ第8実験連隊が要るじゃないか!?」


歩兵長「打開策は未だ有る...とわしは信じたい。」


整備兵長「IV号戦車の整備は完璧だ、」


戦車兵長「他の戦車は!?」


作戦長「窓から見てみろ...」


窓辺『ワー!テッタイダ!テッタイダ!』


歩兵長「クソ共が」


戦車兵長「...IV号戦車は後何両だ。」


整備兵長「あと23両のみです...」


全員『...。』


兵員「隊長、司令からの伝言です」


歩兵長「...ポルシェティーガーの使用許可書ではないか!?」


兵員「少しでも戦力に、との事です...」


戦車兵長「司令の装備は!?」


兵員「ケッテンクラートと手榴弾、StG44のみです。」


全員『無茶な。』



次回、南方戦線にて...


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