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そして今は帰りの車で思い出話しに華を咲かせている
昨日の夜中も大変だったが朝も大変だった
椿に夜の話しをすると仲間外れになったと泣き出すし…
なんとか星香がなだめて落ち着いた
光「全く二度と行きたくないな」
星「そうなんです?私は結構楽しめました」
椿「そうだね青春の思い出だよ♪」
まあ思い出はいいけどさ
なんかあり得ないつーか
月「何よ?せっかく私が企画したのにつまらなかったの?」
光「いやそんな事はないさ…ただ疲れたってか」
京「あら遊びに疲れてられるのは若いうちだけよ。羨ましいわ…」
あんた十分若いような気が…
年齢もだけど精神は特に
光「まっ終わり良ければ全て良しってか」
そうだ今が良いからそれで
月「あの…光、昨日の夜中はごめんね…」
光「どうしたんだよ急に?」
こいつに謝られるとなんか調子狂う
月「ほら幽霊…じゃなかった犬を見つけて帰って来たら怒って寝ちゃったから…私のせいかなって」
そういって月美はうつむいてしまった
光「別に気にしてないさ…お前のだだっ子なんて慣れてんだから」
月「光…ありがとう」
そう笑顔で答えてくれた
光「……いつもその笑顔なら100点なのにな」
俺は誰にも聞こえないような大きさで呟いた
全く…なんだかんだ言って俺もたのしんだんだな
次「せっかくのまいたけをダメにしやがって…」
このやろ
そう言えばこいつが夜中にあんな事しなければ
光「お前が夜中に窓からみんなを脅かすからだろ!!」
次「はぁ知らねえよ!!俺はお前があそこでキョロキョロしてるから話しかけただけだろ」
光「えっ?」
じゃあ影と声は誰?
光「あんな所もう二度と行くかあああああああ!!」
こうして俺のゴールデンウィークは終わった