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間違ってる?
私は何を間違えたんだろう
光「昔つらい事があったんだろ。お金をせびられて、また暴力もあったらしいな…」
ああっ
聞いたんですね
そうそれが「友達」
光「そいつらはお前に友達だよなって言っただろが…それは友達なんかじゃねぇ!!」
星「…友達じゃない?」
私はその言葉に反応した
光「そうだ!!友達ならお金じゃない三橋星香を見ている筈だ」
私を?
光「少なくとも俺はお前を三橋星香を見ている!!俺だけじゃない月美もみんなだ!!」
星「みんなが……私を?」
光「そうみんなだ…それにお前だって友達と思ってくれてたじゃないか」
星「そんな事はないです私は皆さんを…
光「いやあの車での本…仲良くなる為だろ?」
確かにそうでした
だけど友達では
光「それが友達なんだ!!星香が一緒に笑ったりケガを心配してくれてたり呼び捨てで呼んでくれたり…本当に嬉しかった」
ああっ
そうか私は勘違いしていたのかもしれない
星「でも…わっ…私は皆さんにとても失礼な事を…」
いつの間にか私は泣いていた
光「気にするな…友達だろ?星香」
そう言って光に抱きしめられました。
星「友達…そうですね…ありがとうございます。出来ればもう少し…」
光「おう…いくらでもな…」
私はそのまま眠りについた。