中道改革連合(蔑称:ノダの泥舟)にまつわる「トンデモ話」集
筆者:
皆さんご存じの通り立憲民主党はそれまで強く主張していた「安全保障」「原発反対」「辺野古移設反対」などの主張をアッサリと取り下げ、公明党がほとんど決めた180度反対の綱領の「中道改革連合」に合流するという「野合」の典型の動きをしています。
高齢者にしか支持されていない政党同士のために「ノアの箱舟」ならぬ「ノダの泥舟」とまでSNS上では呼ばれることすらあります。
今回は政策面以外の中道改革連合の個人的な「トンデモ話」をまとめましたのでどうぞご覧ください。
質問者:
それまでのご自分の主張を曲げただけでも政治家として極めて問題だと思うんですけど他にも何かあるんですか?
◇野田共同代表は「宗教とズブズブ」の疑惑
筆者:
毎日新聞の1月23日の
『野田佳彦氏が公明総会出席 池田大作氏の名を挙げ「中道政治学んだ」』
https://mainichi.jp/articles/20260123/k00/00m/010/119000c
と言う記事によりますと、
『立憲民主党と公明党が結党した「中道改革連合」の野田佳彦共同代表が23日、公明党の両院議員総会に出席した。「61年間続いてきた公明という党名を使わず、新しい党の旗のもとにお集まりいただいた。心から敬意を表したい」と感謝を述べた。立憲出身の野田氏が、公明の両院議員総会に出るのは異例だ。
野田氏は新党の党名になった「中道」について「政治学としての中道は一定程度理解していたつもりだったが、人間主義に基づく中道については斉藤(鉄夫共同代表)さんからいっぱい吸収させていただいた」と強調した。
新党結成に向けた協議を進めた10日間の間に「改めて基本を学ぼうと思い、公明新聞で池田大作先生の中道政治論を読ませていただいた」と述べ、公明党の創立者である支持母体・創価学会の池田大作名誉会長(2023年死去)の名を挙げた。「世界の中で中道政治が間違いなく必要で、国内においてもそういう時代だと確信した」とも述べた。』
つまり、「中道」というのは創価学会で大きな存在感を持った池田名誉会長の主張を取り入れたものなんですね。
質問者:
筆者:
創価大学元学長である林彩梅氏の『池田大作氏の世界市民教育観』と言う文章の50P目にあたるところによりますと
https://www.soka.ac.jp/download_file/view/0b1c3311-72db-43ab-ae51-632a9471a0ef/995/
『中道人間主義思想 中道人間主義は池田大作思想の機軸である。池田会長が提起した(2012)「中道人間主義」構 想には、3 つの要点がある。
:第一、人間主義の哲理だけが不安と苦悶に陥っている現代人の危機を救うことができる
;第二、中道人間主義の目的は「相手の立場になって考えること」である。 他人に対して関心を持ち、また人は「生命」に感心を持つべきである。心の中の奮闘や自律を通 し善の力を引きだすことができ、その善の力は生命活動の基礎となる
;第三、中道人間主義の精神に立ち、「差別のない、平等の生命観と人間論」や、見聞を広め社会現象の中の相対性或いは 可変性を洞察する力を養ったときに、最悪のなかでも冥伏した仏界という極善の可能性を発見することができ、残酷な戦争中ですら平和の要素を発見することができる。
従って「差異を尊重し」 「差異を超越する」ことができ、文明間対話を通して暗黒の中でも人間主義の豊かな世界を開拓していくことができる。』
とあり、一般的に考えられているような「右派と左派の中間の道」と言う意味では無いようなのです。
野田氏はそういった思考を公明党の両議員総会に出席し、「吸収」していったようなのです。
質問者:
なんと……そんな意味があっただなんて……。
ただ、信教の自由がありますからその点に理解を示したからと言って問題では無いですよね?
筆者:
宗教活動そのものが悪いわけでは無いです。
しかし、宗教活動と政治が癒着し、組織票を活用して事実上の勢力拡大に活用していることが問題なのです。
本人たちは政教分離していると発言していますし、国会でもそう認められている答弁や裁判例が過去にあります――が、実際には「政教分離がしっかりできている」と思っている人は少ないと思われます。
質問者:
筆者:
もっとも中道の野田共同代表はインターネット番組「デイリーWiLL」では統一教会との繋がりまであるとの写真が公開されています。
産経新聞では『巨人の星の主題歌『ゆけゆけ飛雄馬』の替え歌で『ゆけゆけ佳彦』と歌って激励した。』とまでありました。
野田共同代表は信念があるというより、当選や票、党勢拡大のためならどんな組織にすら応援を依頼するという、節操の無さが浮き彫りになっていると言えるのかなと思いますね。
◇中道は「政権交代」をする気が無い?
質問者:
組織票のためなら理念すら曲げますから確かに節操がないですよね……。
筆者:
更に26年1月19日に安住幹事長は「綱領に政権交代なんて野暮な言葉は書きません」
としたり、
26年1月24日には野田共同代表が「政権交代選挙というよりも、中道が存在感を示せば穏健な保守もリベラルも結集していく可能性を秘めた政界再編選挙になる予感がする」
と、これまで立憲民主党が掲げていた「政権交代」すらする気が無いようなのです。
実はそれは立候補予定数でも明らかで、1月22日の結党時点では小選挙区比例代表を合わせて227人とほぼ不可能な水準とも言える「全員当選」したとしても衆議院過半数の233人に届かないのです。(※自民党は1月23日時点で小選挙区と比例代表を合わせて候補者数は337人)
質問者:
え……野党第一党なのに「政権交代を狙っていない」ってどういう事なんでしょうか……。
筆者:
どうやら「比較第一党を目指す」ようですが、公明党との事実上の吸収合併をされておきながら全員当選しても単独過半数すら届かないというのは問題外と言えます。
例え比較第一党になったとしても他の政党を説得しなくてはいけない時点で「難産政権」になることは明らかだからです。
連立党の数が増えれば増えるほど一瞬で瓦解する可能性は上がりますし、仮に政権交代してもすぐに内閣交代するのは目に見えています。
質問者:
筆者:
僕が勝手に思っている「裏の狙い」は高市政権が退陣した後に大連立し、その後に消費税などの大増税を狙っているのだと思います。
政策面では立憲民主党と自民党と比べると中道と自民党とはかなり近くなりましたからね。
また、立憲民主党や公明党を解党という事になった際に「清算」することになると思うのですが、
こういう時にはお金の行き先は有耶無耶になりがちです、「残金を上層部が掠め取ろう」という算段がどこかにかあるのではないかと思います。
◇中国から「評価」されている
質問者:
筆者:
次に「中国から評価されている」と言う事を挙げたいと思います。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2026011501081&g=int
時事通信の1月15日の記事によりますと、立憲民主党と公明党が近づいた段階で好意的に報じています。
質問者:
そもそも、公明党が「親中」と言われている理由は何でしょうか?
筆者:
公明党と中国共産党は、1972年の日中国交正常化の際に橋渡しになっています。それ以来、50年以上にわたり独自のパイプを築き上げています。
また、自民党や立憲民主党の議員などが所属する日中友好議連は
米国の研究機関「ジェームスタウン財団」による中国の日本での影響工作に関する報告書で中国の政治的工作組織と関わりがある7団体の一つとして記載されています。
立憲民主党は議員数の割に所属議員が多いのでさらに影響を受けているものと思われます。
◇中国の影響力工作で「立憲」や「公明」でも「中道カウント」になる?
質問者:
岡田さんが「存立危機事態」を引き出す答弁が「定番の質問」になっている時点でちょっと異常ですよね……。
筆者:
岡田氏は親族企業であるイオンが中国で多く店舗を展開しているのも大きいでしょうね。
更に産経新聞の1月24日の記事 https://www.sankei.com/article/20260124-6DVA3H7BV5OS5MJ6KAKSPNYY7A/?outputType=theme_election2026 では
比例で「立民」や「公明」と書いた場合、通常は無効票になりそうなところですが、その判断は各選管任せになる可能性もあるという事のようです。
質問者:
筆者:
公職選挙法68条2項2号では、
「衆議院名簿届出政党等以外の政党その他の政治団体の名称を記載したものは無効」
とあるのですが、例えば正式な略称の「中道」ではなく、「中革連」「中連」が「中道」とカウントされる可能性があるように、
立憲民主党や公明党の高齢支持者のために「立憲」や「公明」すらも「中道」カウントされてしまう可能性はあるかもしれないのです。
ですが、ちょっと略称の違いぐらいなら許しても良いかもしれませんが実質的な旧政党名をアリにしてしまえば、今回の場合は許される範囲が3倍になるわけですからね。
かなり不平等な選挙と言っても過言では無いですし、これが多くの選挙区で認められるようであれば「中国の工作があった」と言われても反論できないでしょう。
管轄する総務省は一刻も早くこの懸念を払拭すべく、「立憲」や「公明」関係の略称を「中道」に入れてはいけないと宣言するべきだと思います。
質問者:
筆者:
即席で政党ができると色々なことが起きるという事ですね。
ただ、これで大手を振って自民党に入れることができるかと言えば、そう言うわけでもないと思います。
予算やその他の法案審議に影響が出るあまりにも不可思議な解散のタイミングの上に、高市総理が解散会見で「国論を2分する法案」の名前を教えてくれないという「白紙委任」を要求するような有様です。
僕は第三極に投票した方が良いと思います。その理由や意義については正式な告示の27日から熱く語っていこうと思いますのでどうぞご覧ください。




