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ペア

「よし!4人とも参加だな!案内の紙を見ようぜ!」

夢叶戦祭(ドリムフェステ)

参加することにした4人は、情報ボードの前に向かう。


「え〜〜と。あれだ!!」

ライルが指を差す。、


第11回夢叶戦祭(ドリムフェステ)


主催者 レスタルム王国 

国王 ジルドストン=レスタルム


報酬 優勝者には、王家の宝具である

願いの星硝子で、願いを叶える権利を与える。


参加条件

・15歳以上

・冒険者であること

・二人一組で、参加登録となります。


日時  10/19 日曜日 朝9時


応募締切 10/16 木曜の17時まで


選考会 10/18 土曜日 朝8時

多数の冒険者が参加すると予測されるので

選考会にて、上位32組が本選に出場。



ルール

1.戦闘不能になる、ステージ場外に出ると敗退

2.相手を殺してしまった場合、失格となり敗退 

3.祝福の使用可


願い事の注意事項

1.世界征服の願いは、叶えれません。

2.他人を不幸にする願いは叶えれません。

3.一度に願える回数は、増やせません。


「へぇ〜。以外に制約があるんだなぁ。

てか、どうしてこういうルールがあるんだ?

確かに良くない願いだけど

何でも願いを叶えれるんだろ?」

ライルが大会のルールを見ながらつぶやく。


「話によると、レスタルム王国の

3代前の王が、戦いが好きだったそうで

この冒険者同士を戦わせる大会を、作りたいと

思ったそうなんです。

それで、30年かけて願いの星硝子を使って、

ルールを加えていったそうですよ。」

ミルアがライルに説明する。


「えぇ!!!

どんだけ、この大会を作りたかったんだよ。」

ライルは、いつもより目を開き驚く。


30年もかけて願いの星硝子に

ルールを3つも追加する

王の大会を作りたいという執念に驚きだ。

でも、これなら危ない人間が

危ない願いを叶えようとしても

少しは安心する。


「選考会は来週の土曜日なのね〜。

何をするのかしら?」


「さぁ分からないわ。」


「まぁ、行ってみないと分からないよな。

とりあえずペアを探さないとな。」

ペア探しの発言をした瞬間に

メルアとライルとナティカが

こっちを向く。 


「ジェイクー!俺とペア組もうぜ!」

と右からライルに肩を組まれる。

ライルとは数少ない男友達だし

組んでくれると安心する。


「ちょっと!!抜け駆けは辞めなさいよ!

ジェイク!私と組みましょ!」

メルアにも、左手を掴まれる。

そして下から上目遣いでお願いされる。

可愛すぎて思わず、うんと言ってしまいそうな

破壊力がある。


「いやだ!ジェイクと組みたい!!」

「それは、私もー!!!!」

二人が左右の手を掴み。

綱引きのように引っ張られる。


「ジェイク、私と組みましょう。

こんなガキのお守りせずに済むわよ。」

ここで、ナティカが目の前から

余裕の態度で現れる。


ナティカがいたら、いくらケガしても

治してもらえる安心感があるし

何より綱引き状態から解放されそうだ。


「「誰がガキだ!!」よ!!」

ジェイクの取り合いが始まる。


「ちょっと待ったー!!!!!」

周りから大きな声が上がる。  

情報ボードの前に居た、冒険者の1人だ。



「俺たちだって!ジェイクさんと

組みたいんだ!!!」


「「「そうだ!そうだ!」」」

 

「私達は、ライル様と組みたい!」


「「「そうよ!そうよ!」」」


「僕たちだってナティカさんと組みたい!」


「「「そうだ!そうだ!」」」


「吾たちも!メルたんと組みたいぞ!!!」


「「「そうだぞ!そうだぞ!」」」


「俺たち全員は!!!

〈白の英傑〉のメンバー

にコンビを申し込む!!!


みんな!!コンビを組んで欲しければ!!

突撃じゃぁぁぁぁぁ!!!!」


「「「「「おおおおー!!!!!!」」」」」

30人くらいの冒険者達が

円状になり、4人を囲む。


「ジェイクさーん!!」

「ライル様ー!!!」

「ナ、ナティカさん!!俺と!!」

「抜け駆けすんな!!」

「メルたん萌え♡メルたん萌え♡」


30人に囲まれて、身動きが取れない4人。


「う、う、うるさぁぁぁぁい!!!!

・・・・わかったわ、誰かとコンビ組むわ。」

メルアが叫んだ後に、宣言する。


「ちょ!!?メルア?」

ナティカが止めようとする。


「ただし!!!!

私が今から、転移魔法で

ロイヒ広原にみんなを連れて行って

風魔法をするわ!

それで、飛ばされたら

あなたたちは、私達の誰ともコンビを組めない!

それでいい!?」

メルアが条件を掲示し、冒険者達に確認を取る。


「「「「「「「はい!!」」」」」」」

大きな声で全員が返事する。 


「なら!みんな手を繋いで!

1人は、ナティカと手を繋ぎなさい!」


全員が手を繋ぎ出す。

ナティカとライルとジェイクも手を握る。

「ジェイク、手。」

「・・・ん゛」 

メルアの手を握る。

少しだけ耳が赤くなる。


「ナ、ナティカさん、手を繋いでも。」

「ふふ、はいどうぞ。」

ナティカが冒険者の男性に微笑む。

「ぐはぁ!!!!」

手を握ったあと膝から崩れ落ちる。

冒険者の男性が、既に1人脱落である。


「行くわよ!転移!!」

ギルド内から〈白の英傑〉と

30人の冒険者が消える。


「・・・あ〜あ、私も冒険者なら

ジェイクさんと組めたかもしれないのにな。

・・・な〜んてね、仕事に戻ろっと。」

ミルアの独り言は、ジェイクにも

冒険者達にも聞かれることは無かった。






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