EP1.5「ミズホモール 2-A サンダーバード」
※sideミナセ
2-A ~サンダーバードを飼いならせ~
難易度 :☆6
クリア条件:水・木属性攻撃のみでダメージをあたえて倒す事
撤退条件:水・木属性攻撃以外でダメージ(アイテムを含む)
一属性のみの攻撃で倒す事(累計ダメージで計算)
今回のボスキャラもこちらが不利となる弱点属性で倒さないといけないと言う事なので、ボクが一人で挑むことにした。グッタも確かに木属性の攻撃は使えるには使えるがその一撃だけをお願いして後は盾役に尽くして貰っても正直ボクの戦い方では、空を飛ぶ奴に対してはあまり適さないので、後方で何かあったら回復支援だけお願いをして待ってもらうことにした。
「されと、ボクが剣士な時点でサイアクだな。相手は空を飛んでいるわけだし。剣術でも飛撃系はそんなに手数は多くない。まさに狩られる側にいるわけでが、どうやって倒したものか。
バトルエリアに入ると、中央に鎮座していた鳥のモニュメントの目に明かりがつくと同時に、舞い上がり体力ゲージと残り行動可能時間が表示される。どうやら時間切れ制らしい。であれば水のように流れて"処理"をしないといけない訳か。
「ではお手並み拝見『水龍剣 滝上がり演舞』」
水を纏わせた刃先を地面近くから勢いよく舞い上がらせてサンダーバードへと向けるが、簡単に避けられてしまう。無理もないがヤツが飛んでいる高さまで攻撃が届くと分かればそれで充分。
赤い予告円が所々に表示されるのでそれをよけてクイックアイテムからパチンコを取り出す。それと同時に雷撃が予告円の範囲に落ちる。確かに雷鳥とはよく言ったものだ。苔蔓の種をスロットに向けて標準を合わせるが、向こうも跳んでいるので中々合わない。そうこうしている間に次の予告円が表示される。回避行動を取り、再び標準を合わせる。雷を落とす瞬間ヤツの座標が固定されたかのように上下移動もなくピタリと止まる。狙うとしたらその瞬間か。飛び回った後、再び予告円が表示される。点線が実践に代わり上空に雲のエフェクトが出た瞬間、溜めていたパチンコを放つ。
『バインドシュート』
右羽に命中。再び飛び回るが、次第に羽に苔が絡み始め次第に地面に落ちていく。地上に足をついてしまえばこっちのものだ。そう思い、ボクが水龍剣を構えた瞬間だった。
赤い予告線が視界一杯に広がり一気にこっちに向かって羽を飛ばしてきたのである。
『流水』
剣でとっさに羽を弾き返すが、何枚かは直撃をしてしまい被弾した場所から血が出る。すぐさまにギルドの皆がHPポーションを遠隔使用してくれたのでHPは回復。それと同時に傷口も塞がる。次の攻撃が来る前にスキルスロット確認する。何かいい打開案はないか。各スキルの攻撃詳細を確認していると再び予告線が視界一杯に広がる。今度は右によけながらスキルモーションを起こす。
「さっきの羽のお返し『アイシクルドロップ』」
刃先から水が離れると同時に凍り始め、ヤツの羽を凍らせる。はずったが今の攻撃でどうやら羽に纏わせていた苔蔓がすべて取れたようで、再び舞い上がってしまい、空振りに終わる。どうやらヤツと同じ高さに居ないといけないらしいが、そのようなステージギミックは見当たらない。代わりにあるのはあちらこちらに立っている柱だけ・・・。いや使えるかもしれない。一か八か、使ってみる。
『アイシクルブロック』
柱に氷できた足場を階段状につけてみる。ゲーム内であっても判定位置が空中になるので攻撃や回避などの当たり判定が仮想位置に表示されるが、実際に足をのせると徐々に視線の高さが上がっていく。ARゴーグルでは判定位置の表示はするが、安全性の観点なのか実際に視界を全て上書きすることはない。つまりこれは、ボク自身の高度が上がっていることを意味するわけで。
「ようやく、同じ高さに来れたな。後は飛びつってしまえば、こっちのモノ。『ウォーターシュート』
両足に水流でできたブースターを柱に当て、勢いよくあの鳥の背中に飛び移る。
「王手、『水龍剣 氷塊切り』」
水飛沫を一気に纏い背中に一太刀、直後に凍り付き鳥は大きな悲鳴を上げ地面に落ちる。
攻撃予告線が再び視界一杯に広がるが、それを無視して止めを刺す。
『ブリザードナイフ』
首のあたりに指すと同時に攻撃予告線は消え、鳥の身体は崩れ落ち、行動可能時間のタイマーが止まる。
[システム: ボス サンダーバード を討伐しました。(タイム 0:49)
討伐報酬 アイテム アンチハンマー ×1
スキル アマノジャクスナイパー を 入手しました▽]
簡易的なキャラ紹介
ユーザー名:ミナセ
本 名 :上牧水無瀬
スキル特化:水属性
初期職分:剣士(主に刀剣を使用)
解説:メイン2キャラです。特に指定がある場合はミナセ視点で話が進む場合もあります。基本的に愛剣 水龍剣を利用して近距離攻撃を仕掛けますが、必要であれば、飛び道具を利用した中長距離戦も行いますが、あまり得意ではありません。
ユイノと普段は一緒にプレイしますが一人でプレイしても、剣士同士での対人戦では右に出るものは居ない程の実力があります。なお、ユイノの方が数歳ほど年上で兄弟的な関係でもあります。
投稿者談:ハーメルンと違いなろうでは文字の上に"・"を置く際に一文字ごとにルビ設定をしないといけないのでちょっと大変な気がします。ルビ設定そのものは同一の文字列なのですが、この違いは一体何なんでしょうかね・・・?
P.S.なろう版は誤字表記が無い様に予め時間差を置いて投稿しています。もし待ちきれないという方はハーメルン版を読むことをお勧めします。