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建物

 ルブルム王国は王宮を中心に円状に広がるように街が造られている。


 街を覆う城壁に加えて王宮を覆う城壁も存在していて城の中の様子は伺えないが、外からでも城壁の上に建物の上部が顔を覗かせている感じ、結構大きな建物がそびえてることが分かる。


 僕は城の周りをぐるっと回り、図書館っぽい建物に目をつけて中を訪ねる。


 やや高めの建物で、外装は質素で年代を感じられるがボロボロというわけではなく、しっかりと補修作業が行われているようだ。


 人の出入りもまあまああって、何か荷物を抱えて出て行く人はほどんどいなかったように見えるので、この建物は何かを売ったりしている商業的な場所ではなく、本などの何かを展示している施設、もしくは協会のような利益を求めるような場所では無いと推理した。


 後者の宗教的な施設は外観でだいたい判るはずだからその線も薄いだろう。


 つまり図書館か美術館あたりがこの建物の役割というわけだ。



「まあ、図書館がどこかは街中の誰かに聞けば済む話だろうけど、ぶらぶらと見知らぬ街の探索をするのも悪くないしな」



 僕は独り言を呟きながら、目を付けた建物の扉を開く。


 扉を開けただけで分かった。


 室内に漂うこの古臭いような埃っぽいような匂いはまさに古本屋のそれだった。


 中には、壁一面の本棚と、所々に備えられた一人用のテーブルとイス。


 いろんな人がこの建物内で読書を楽しんでいるようだ。


 早速どんな本があるのか見てみようと中へ進もうとしたところ、横から気弱そうな女性の声で呼び止められる。



「あ……あのっ、すみません……入場料をお支払いください……」



 あぁ……入場料が必要なのか……。

晩御飯食べたら眠くなっちゃって、起きたら23時過ぎてました……。

なので今日は全然書けてないですが、投稿しないよりはいいかと思って超短いですが投稿します。

最近不摂生続いてるの何とかしないとなぁ……。

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