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装備

「数は3、相手はオレがやる。お前らはお客さんのお守りだ」

「「「イエス!マム!」」」

「よ、よろしくお願いします」



 4人は僕の傍に付いた。


 男性3人、女性1人で、それぞれ思い思いの武器を持っている。


 よく見るとリーヴァ様もだが、ハインリーネ様達と違って鎧は着ていない。


 身軽さ重視の部隊なんだろうか?


 たしかフレーマ様の装備も一応鎧だが、比較的軽めの装備だった。



「よぉ坊主、どうやって姉御に気に入られたんだ?」



 4人の中のハルベルトを持った男性にそう聞かれる。



「あ、えっと、気に入られたのは僕じゃなくて、僕の後ろで寝てるカノンの方だと思います……」

「へぇ、この嬢ちゃんが?」

「私知ってますよ。冒険者の女の子で、魔物の討伐数はギルドトップクラスなんだとか」



 弓を持った女性が割って入った。


 さらに短剣をいくつも身に付けている男性も来る。



「そういえばフォルさんも冒険者上がりなんでしたよね」

「冒険者稼業最後の仕事は1年前ですけどね。その時からその子の噂は有名で、視界に入る魔物全て倒していくせいで、彼女の通った道からは魔物が消える~だとか言われてました。あと、その子とパーティーを組んだ人は彼女のスピードに付いて行けずに置いてけぼりにされるとか」

「置いてけぼりねぇ、じゃあ坊主は置いてけぼりにされずに済んだ奴って事か?」

「いえ、置いてけぼりにはされますよ……。なんとか追いかけて付いて行ってるだけで……」

「でも魔物は全部取られちまうんだろ?」

「まあたしかに、時々戦闘に参加できるかな?ってくらいの頻度ではありますね」

「それだと全然経験積めねぇじゃねぇか」

「その代わり午後はダイアンさんに特別に稽古をつけてもらったりしてます」

「ダイアンさんですか……、あなたも物好きですね」



 馬上でそんな話をしながら行軍の列を抜け出し、カノンを含めて僕たち7人は先行した。


 弓の人がフォルさん、ハルベルトの人がスタンクさん、短剣の人がネイルさん、太刀の人がアインさんだ。


 3人と違ってアインさんはあまり喋るタイプの人ではないらしい。


 フォルさんの冒険者時代の話とかを聞きながら馬を走らせ、しばらくしたところでリーヴァ様は速度を緩める。



「降りな、そろそろだ。ここからは歩きで行く」

「「「イエス!マム!」」」



 僕たちは馬から降りた。


 リーヴァ様は2本の剣を既に抜刀している。


 まだ魔族の姿は見えないが、もうすぐそこに居るのだろうか?

登場人物増えて来て訳わかんなくなってきましたね……。

正直騎士団長以外はあんまり覚えなくて大丈夫です。

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