1話 比喩が本当になってしまうとは…
私、夜空里奈、どこにでもいる普通の高校1年生!なんて言いたかった…。えぇえぇそうですよ、普通じゃないし高校1年生でもありません。(普通だったら)来年を受験に控えている高校3年生ですよ。毎日親への罪悪感にかられる日々、親がたまに可哀想な子を見るような目で見てくる。あとたまに申し訳なさそうにしてる。でもっ!そんな辛いことも忘れられる秘策があるっ!それはっ!
「アニメを見まくりながらゲームをすることー!!」
許してくれ!今から勉強したってぜっっったいになーーーーんにも変わらない!よしっ!これからはニートへまっしぐらだーーーー!
というようになんと毎日寂しすぎて独り言を言っているのです。よぉーし!今夜はプリンセスの楽園を見るぞー!(アニメ プリンセスの楽園は貴族の少女達が沢山いる学校が舞台になっている物語)
カナ 「マイ様!」
マイが振り返る
カナが跪いてマイに手を差し出す
カナ 「私と一緒に踊って頂けませんか?」
マイ 「…やっと言ってくれた。えぇもちろん!」
カナマイ尊い…!
ぱたり
その後里奈が起きて続きを見ることは叶わなかった。
なぜなら…里奈はカナマイの尊さによりショック死…つまり尊死してしまったからだ!!!