三雲side⑤
皆さん読んでくださってありがとうございます!!
『ひよっち、本田のこと好きなの?』
比奈に言われた言葉が胸を渦巻いている。
考えてみると、本田のことを考えるときに私のモヤモヤは強くなる。
本田のことをみていると決まって顔が赤くなってしまう。
本田のことを悪く言われるとなんだかイライラする。
私、本田のこと好きなのかな?
よくわからない…本田は今まで好きになったタイプとは全然違うし…
そんなことを考えているうちに別荘に着いた。
カウンターにジャガイモと人参がおいてある。本田はもう帰ってきているらしい。…晩御飯つくらなきゃね!
30分ほどでカレーが出来上がった。付け合わせに福神漬けとゆで卵を出しておく。うん!美味しそう!
「本田!ご飯できたよ!!」
おかしいな…降りてこない…寝てるのかな?先に食べてても良いけど、どうせなら一緒に食べたいし…待ってようかな
全然降りてこない…もう1時間だよ…
流石に起こそうかな…でもあいつの部屋1回も入ったことなんだよね…どんな部屋なんだろ。
やっぱグッズとかたくさんおいてあるのかな?
添い寝とかしてみようかな…?もしかしたらあいつの目元みれるかもしれないし…あれ?私、天才じゃない??よし早速やろう!
「おはよう」
え?起きちゃったの??なんでこのタイミング??おもわず睨み付けてしまった。
カレーは美味しくいただいた。我ながら良い出来だった。
本田がお風呂に入っている間に梓に電話をした。
「梓、今大丈夫?」
『うん、大丈夫だよ』
「久しぶりだね…元気だった?」
『まぁ、ボチボチかな…ひよりは?』
「私もボチボチって感じ。それでね今日は本田のことで連絡したんだ」
『ああ、王子様がどうしたの?』
はぁ?王子様?
「えっと…王子様って、本田のこと…?」
『そ!私達がピンチのときに颯爽と現れて颯爽と去っていった王子様!』
やっぱり梓、本田のこと好きだよね…一応確認はしとこうかな…
「成る程ね…梓って本田のこと好きなの?」
なんか凄くドキドキする。
『うん、好きだよ』
わかっていたけど即答か…それだけ本田のことが好きなのかな…
『ひよりは?ひよりは、王子様のことどう思ってるの?』
私は…
「うん、私も本田のことが好きだよ」
三雲side完結です。次話からまた主人公視点に戻ります。
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