表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
前世で呆気なく殺されたので異世界で学園生活を無双します  作者: 松野サキナ
学園生活リスタート
6/28

異能力発見??

第六話です

よろしくお願いします

みんなに秘密を伝えた後、帰りに飲食店(前世でいうカフェのようなもの)によった。


『メルト〜何飲むー?? 』


ノエルが上機嫌に俺に聞いてくる。


ここの店のドリンクは人気が高いようでノエルも大好物らしい。


机に座って待っていると、座席にドリンクが届いた。


飲もうとドリンクに手を伸ばすと.


(ピリピリ)


指が何か細い針に刺されるかのような痛みを感じた。


少し落ち着いてまた手を伸ばすと。


(ピリピリピリピリ)


次はもっと痛む。


『何してんだよメルト〜 』


なかなかドリンクを飲まない俺をからかうと、俺のドリンクに手を伸ばしてひとくち飲んだ。


するとジンクルは吐き気に襲われたらしくトイレにダッシュして行った。


帰ってくるとジンクスは怒って言った。


『なんかあのいちごシロップ、タバスコソースになってたぞ 』


おそらく食事も扱う店なので店員さんが間違って入れたのかもしれない。


(これってまさか、危険を察知したら体が反応して教えてくれるんじゃないか? )


今日の昼休み、お弁当を食べた時には何も起こらなかったので、可能性は高いと感じた。


確信を持つために俺はまだ少し変な顔をしているジンクルにあることをお願いした。


『ジンクル、俺にビンタしてくれ 』


ジンクルは俺を変人を見るかのような目で見てきた。


『メルト、それもまさか前世の世界での文化なのか?? 』


俺はジンクルを納得させるために適当にそれっぽく答えることにした。


『ビンタは俺のいた世界では友情の大きさなんだ。

だから、めっちゃ強くやってくれ! 』


ジンクルは少し腑に落ちない顔をしていたが引き受けてくれた。


ジンクルのあまりの天然さに、その横でノエルとマリンはクスクス笑っていた。


いざジンクルが手を振りかぶると、少しずつ頬がピリピリし始め、手のひらが加速に入るとその痛みは大きくなっていった。


『ベチン!! 』


ジンクルのビンタは思ったより痛かった。


だがこれで分かったことがある。


俺には’異能力'がある。


魔法と違って自発的に出せるものではないが、危険を察知してくれるのはかなり便利だ。


これからの学園生活でどんな危険が待っているか分からない。


俺が色々と考えていると、ジンクルが謝ってきた。


『ごめんなメルト、ちょっと強過ぎたかもしれん 』


俺はこれでも日本人、遠慮を忘れない。


『いいよジンクル。俺らの友情が強いってことだろ!! 』


にしてもジンクルは人が良すぎる。


前世でもこんな友達欲しかったなぁ


俺のドリンクを取り替えてもらい、カフェでおしゃべりを満喫した後、俺たちは店を後にした。

~~~~~~~~~~~~~

続く

アドバイスなどどんどんお願いします!


ブックマークや評価もよければお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ