魔法の果実 第1話 燃える男
この世界は一人一人が能力を持っていたり、魔法があったりする、平凡な世界だ。これはそんな世界のちょっと勇気のある大学生の物語だ。
いきなり自己紹介から入らしていただこう。俺は火賀 人志、短い黒色の髪で身長は170くらい。男子大学生だ。ちなみに俺は体が燃えている。何故燃えているのか、それは自分の能力のせいである。
他に燃え移ることないので安全だ。さらに言えば‥‥
?「おい火賀。タバコいるか?」
火賀「何だよいらねぇよ。」
このタバコを勧めてくるやつは俺の友人だ。
友人を説明すると名前は悪事 友人身長は俺と同じ170くらい。髪型は黒色の短いリーゼント。同級生だ。俺は略して悪友と読んでいる。ちなみに悪友はヤクザである。ちなみにこの世界のヤクザは普通にしたっぱでも拳銃を普通に持っているため、悪友ももちろん持っている。おかげで初対面のときくそビビった。今じゃあ友人だが、昔はよく殴りあいをしたものだ。
悪友「なぁ、火賀。」
火賀「何だよ。」
悪友「卒業したらどうする?」
火賀「…そりゃ働くだろ。」
悪友「まぁそうだが……面接全部駄目だったろ?」
うっ、キツイところついてきやがる。
火賀「………悲しいね、能力の説明したって危ないからって言われるんだぜ?」
悪友「なら、ウチ来るか?」
火賀「わりぃな、争い事は好きじゃないんだ。」
悪友「そうか……。まぁ頑張ってくれ。」
こういう、難しい空気は正直キツイ。切り替えなければ。
火賀「おっと、そういやシャツをクリーニングに出してたんだった。取ってくるわ。」
悪友「そうか、じゃ。」
火賀「おう、また明日な。」
……正直悪友がいる組になら入ってもいい気がする。しかし甘えてはならない。面接が駄目だった理由が自分の能力という限りは自分で何とかしたい。でなければこの先同じような事があっても乗り越えられないからだ。頑張ろう。




