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Chapter1-2

 樹の家から徒歩で15分ほど。そこにこの場所はあった。私立星想学園しりつせいそうがくえん。2-Bと書かれた教室にある自分の席で、樹は一人項垂れていた。いや、この場合寝ていたと言ったほうが正しいのかもしれない。尤も、HRホームルームが始まる前の喧騒の中、意識が沈んでいくわけもなく、ただ机の上に伏せているだけの状態なのだが。

 昨夜、ログアウトしたあと、布団に入りはしたものの、静けさの中ではそれまで以上に、気恥ずかしさと後悔が押し寄せ、更に、ギルドメンバーへの紹介もしなければならないことに気付く。そして、よくよく考えてみれば、ギルドの入団の条件なども知らない。樹自身はマスターであるエルナに誘われた身なので今まであまり気にしていなかったが、こうして考えてみると少し軽率すぎたかもしれない。だが、今更どうなる訳でもなく、

(まぁ、なるようになるか)

 そう開き直り何も考えないことにしたのだが、静かになればなるほど色々なことが頭の中を駆け巡り、結局ろくに眠ることも出来ず、気晴らしにとゲーム機の電源を入れ、しばらくプレイし、いい具合に眠気が出てきたころには既に明け方だった。恐らく母親に起こされなければ、昼過ぎぐらいまでは寝ていただろう。

「おはよう、マイマスター」

 不意に声を掛けられる。そこには見知った顔があった。たちばな 湊斗みなと。樹とは1年のころからのクラスメイトで、彼もまたファンタジアナイツのプレイヤーということで、特に仲のいい友人だ。

「なにがマイマスターだよ」

 気だるそうに答える。この2人、同じファンタジアナイツのプレイヤーというだけでなく、所属ギルドも同じなのだ。勿論、空の円舞曲ワルツではなく、樹が本来所属するギルドの方だ。そして、樹はそのギルドのマスターを勤めていた。

「最近お呼びも掛からないしそろそろ忘れてるんじゃないかと思ってね」

「お呼びも何もお前ら全員自粛中だろうが」

 勿論、湊斗は本気で言っているわけではない。樹もそれはわかっているが、とりあえず突っ込んでおく。2人のやり取りは大抵こんな感じだ。いや、普段はもっと笑えない冗談―――もちろん本人達以外にだ―――を言い合っていることを考えると、これは文字通り挨拶程度だろう。

「しかし、もう2ヶ月か。まだ騒いでるやつっていんの?」

 樹はラシルを使用するきっかけとなった騒ぎを思い出す。キャラクターとギルド活動の一定期間の自粛という形でとりあえずの収集をつけたものの、実際のところ、それで納得していない者達もいることは確かだ。だが、既に2ヶ月が経過している。それならもうほとぼりも冷めているのではないか?そんな期待が樹の頭をよぎる。

「一部ではまだって感じかな・・・」

 この手の情報は樹よりも湊斗の方が確かだ。そのため、樹は周囲の状況にはかなり疎い部分がある。―――これは樹自身がほとんど興味がないせいでもあるのだが―――ゲームをしている限りでは、既にほとぼりも冷めているように感じられた樹としてはこの結果は少し残念なものでもあった。

「未だにウチが活動していないかその辺見て回ってたり、逆にウチを探し回ってるプレイヤーもいるみたいだよ」

「どんだけ暇人なんだか・・・」

 樹は心底あきれたように言ってみせる。一部とは言え、未だにそんなことをしているプレイヤーが居るのは流石に予想外だった。ここまで来ると憧憬の念すら抱きたくなってくる。もっと有意義な過ごし方もあるだろうに。そんなことを思いながら、その原因を作った内の1人である自分が言えたことではないかと内心苦笑する。

 キーンコーンカーンコーン。

 その時、HRの開始を告げるチャイムが鳴り響く。湊斗も「それじゃ」と声をかけ自分の席へと戻っていく。チャイムが鳴り終わると同時ぐらいに担任の教師が姿を現す。点呼を取り連絡事項を話しているようだが、樹の耳にはほとんど入ってこなかった。担任教師の話を子守唄に樹はそのまま眠りへと落ちていくのだった。



 昼休み。

「・・・ろ。・・・・しろ!」

 ゆさゆさと体を揺すられ、樹の意識が徐々に覚醒する。ゆっくりとした動作で顔を上げると、そこには湊斗の姿があった。なぜ起こされたのだろうか?朝のHRから今に至るまで、ずっと寝ていたため、寝ぼけていたこともあり状況が把握できない。

「あ・・・・なに?」

「お昼。弁当食べよ」

 そう言って、樹の前の席を反転させ、机をくっつける。人の席なのだが、お互い承知の上なので、今更気にはしない。これもいつもの光景だ。その様子を見て、ようやく理解したのか、樹も鞄から弁当を取り出す。

「しかし、よく寝てたねぇ。また徹ゲー?」

 樹はよく登校前にゲーム雑誌を購入し、学校で読んでいることがあるため、周囲からはかなりのゲーム好きという認識を持たれている。そのせいか、授業中に居眠りをしていると、よくこういう風に言われている。因みに、授業中の居眠りの原因が徹夜でのゲームだったことは、ほとんどない。だが、今回は過程はどうであれ、徹夜でのゲームが原因なので、敢えて反論はしなかった。

「まぁ・・・そんなとこ。あ、あとでノート頼むわ」

「ん、りょーかい」

 特に気にした風もなく、あっさりと了承する。どちらかが寝ていた時はいつもこんなやり取りをしているので、今更気にするようなことではないようだ。

 弁当を食べながら、雑談で盛り上がる2人。そして、ファンタジアナイツの話題が出たときに、樹にふとした疑問が浮かぶ。そういえば湊斗はどうしているのだろうか?今まで、ファンタジアナイツの話題が出ることもあり、特に気にはしていなかったが、よくよく考えてみると、今目の前に座っている友人の状況を知らないことに気付く。ギルドとキャラクターの使用を自粛となっている現状では、当然以前使用していたキャラクターでログインしているとは思えないが、自分のように他のキャラクターでログインをしているかもしれない。基本的に、特別用事でもない限りリアルで直接連絡を取ることもないので、他のメンバー達の状況もほとんど把握はしていないが、自分と同じようなことをしていると言うことも十分に考えられる。それは湊斗にも言える事だろう。丁度話題にも出ているので、折角なので聞いてみることにする。

「そういえばさ、橘ってログインしてんの?」

「・・・まだ寝ぼけてる?今自粛中」

 呆れたように返される。勿論未だに寝ぼけている訳ではない。

「いや、別キャラとかで」

「ああ。そっちもないかな」

 今度はやっとわかったという風に返ってくる。この返答には少し意外だった。湊斗自身から話題を振られることもよくあるので、自分と同じように別キャラでログインしているものだと思っていたのだが、どうも違うらしい。恐らく、サイト等から情報を拾ってきているだけなのだろう。

「って言うか、多分やってるの神代ぐらいじゃないかな?」

「マジで?」

 これは更に意外だった。メンバーはそんなに多くないとは言え、まさか、だれもやっていないとは思っていなかった。

「なんか意外だな。だれか1人ぐらいは同じことやってると思ってたのにな」

「確かにそうかも。でもみんな折角だしリアルで色々するって言ってたよ」

 そう言われて、今までの状況を思い返す。改めて思い出してみれば、みんなほぼ毎日ログインしていたように思う。そう思うと、今回のことはそんなに意外でもないのかもしれない。そして、あくまでネットにこだわり、別キャラを使ってまで、ゲームを続けている現状を思うと、内心苦笑するしかなかった。

「んで、橘のほうはなにやってんの?」

「僕は最近出た・・・」

 あまり自分の現状を省みたくないこともあり、話題を移す。湊斗が話始めたとき、丁度後ろから声が掛かる。

「あんた達の話題、相変わらずゲームばっかねぇ」

 半ば呆れたようなそんな声。声の主の方を振り向くと、そこには1人の女子生徒の姿があった。綾瀬あやせ 咲希さき。樹達のクラスメイトの1人だ。特別親しいというわけでもないが、彼女の方から話しかけられることもあり、それなりの交流はあった。話しかけられるといっても、大抵は咲希がプレイするゲームの攻略を聞きに来る程度なのだが。今回のように、樹達の話題に乗ってくることは珍しかった。

「いい年頃の男子なんだからもっとなんかないの?女の子の話題とか」

「ないな」

 樹が即答する。興味がないわけではないが、特別彼女が欲しいと思っているわけでもない。むしろ、わざわざ自分から作ろうと努力するぐらいなら、趣味に没頭したいというのが樹の考えだ。湊斗もよく似た考えなのだろう。愛想笑いを浮かべ、誤魔化しているのが見て取れる。そんな2人から女子の話題など出るはずもなかった。

「うわ、即答。年頃の男子とは思えない発言ねぇ」

 少し大げさに驚いてみせる。樹のことを知る友人の1人としては、勿論予想出来た返答だ。

「ちょっと遥歌も言ってやんなよ」

「え?いや、その辺は人それぞれだとお思うし・・・」

 不意に後ろにいた女生徒に声を掛ける。楠木くすき 遥歌はるか。彼女もクラスメイトだ。尤も、樹や湊斗との交流は全くと言っていいほどなく、咲希が樹達のところに来たときに、彼女がいるのは珍しいというよりも初めてだった。だが、咲希とは仲がいいらしく、よく2人でいるのを見かける。活発なイメージを持つ咲希と大人しいイメージを持つ遥歌。なんとも対照的な2人だった。

 遥歌という名前に、樹は、ふと昨日のことを思い出す。あのアーチャーのプレイヤーもハルカだった。尤も、そんなに珍しい名前でもない。

(ま、偶然か)

 つくづくこの名前に縁がある。そんなことを思いながら遥歌の方に視線を向けてみる。見た目にはゲームをするようには見えない。尤も、咲希と仲がいいようなので、彼女と2人でやることはあるかもしれないが、咲希自身も滅多にすると言うわけでもない。どちらにせよ、自分からゲームをやるというタイプではないだろう。そもそも、ネット上で自分の本名を使う者はそうそう居まい。そう考えると自分でもマヌケな発想だと思えてしまう。

「あ、そうだお二人さん」

 そんなことを考えていると、不意に咲希に話しかけられる。

「あんた達がよく話してるゲーム私も始めたのよ。だから今度手伝ってよ」

「オレら2人は自粛中だっつーの」

 樹はゲームへのログインへの自粛はしていないのだが、かまわず答える。勿論それを見逃す湊斗ではない。

「神代でいいならいつでも貸し出すよ」

「うん、ありがと」

 どうやら湊斗と咲希の2人には、樹の言い分は聞き入れられないようだった。咲希はそのまま、遥歌を連れて戻っていく。樹には拒否権すら与えられないようだった。そこで昼休みの終了を告げるチャイムが鳴る。

「んじゃ僕も戻るね」

 そう言って、机を戻し去ろうとする湊斗。その姿をジト目で睨んでみるものの、特に気にする様子もなく、その場は解散となるのだった。



 学校が終わると、真っ直ぐに家に帰り、ファンタジアナイツへとログインする。普段なら、友人達と帰りにどこかに寄って帰るということもあるが、昨日のハルカとの約束がある手前寄り道をするわけにもいかなかった。彼女がいつログインするかわからないが、下手をすれば数時間単位で待たせることになりかねない。自分から誘ったこともあり、流石にそれは避けたかった。

 モニター映し出される画面は、薄暗いダンジョン。昨日ハルカと出会った教会の地下ダンジョンの上層部への入り口付近だった。あのときあわててそのままログアウトしたのを思い出す。自分が先にログアウトしてしまったので、彼女があれからどうしたかわからないが、あのあとそのままログアウトしたなら、まだ近くに居るかもしれない。そう思い周囲を探してみるが、それらしい影は見当たらない。元々期待はしていなかったので、探索はあっさり切り上げる。

(とりあえず戻るか)

 ここに居ても仕方がないので、ラシルは上層を目指すのだった。


 ライラックの街。ファンタジアナイツ内で最もプレイヤーの集まる街であり、ラシルの所属するギルド空の円舞曲の拠点もこの町にあった。ラシルが先程まで居たダンジョンの入り口でもある教会もまた、この街に存在する。街に戻ったラシルはハルカに連絡を入れようとしたとき、待ち合わせ場所を決めていないことに気付く。慣れたプレイヤー同士なら現在地さえ伝えればほとんど問題ないのだが、ハルカは初心者だ。昨日まで居たダンジョンの入り口とはいえ、連れてこられたのなら場所を覚えていない可能性もある上、教会付近は、人通りや個人で商店を出しているプレイヤーも多い。待ち合わせをするにはあまり向かないだろう。それなら、とラシルは街の北を目指す。最も人の集まる街とはいえ、人の集まる場所、人気のない場所というのはどうしても出てくる。そして街の北側は主だった施設等もないためほとんど人は居なかった。そんな場所の壁際の一角を陣取る。壁際で人影もなく、待ち居合わせ場所としては最適だろう。次にウインドウを開いていき、ハルカにチャットの1つであるメッセンジャーで呼びかけてみる。だが、相手には届かない。どうやら彼女はまだログインしていないようだった。ギルドのメンバーもまだ誰も来ていないこともあり、内心ほっとする。だが、時間だけはしっかりと決めておくべきだったと、内心少し後悔するものの既に後の祭りだ。ハルカがいつ来るかわからい現状では、どこかに行かないほうがいいだろう。そう判断するとその場で時間を潰すことにするのだった。

 30分ほどが過ぎただろうか。樹は本を読みながら幾度目かのモニターチェックをする。だが、彼女から連絡が来る様子はない。そんなに急ぐ必要もなかっただろうか。改めて時間を決めなかったことを後悔する。だが、自業自得なので気にしないことにする。それにある意味助かっている部分もあったのだ。樹がログインしたころは、ギルドのメンバーはだれも居なかったのだが、今では数人ログインしている。マスターのエルナはまだ来ていないが、彼女もその内来るだろう。ギルドを紹介するのであれば、彼女が居たほうが何かと都合がいい。そういう意味では、ハルカから未だ連絡が来ないのはありがたかった。とはいえ、今読んでいる本も読み終わり、少し退屈になってくる。ここを動くわけにもいかないしどうしたものかと考えながら、モニターから目を逸らし本棚を物色する。が、特に読みたい物があるわけでもなく、ベッドに先程まで読んでいた本を放り投げ、モニターに向き直る。相変わらず変化はない。しばらくぼけーっとモニターを眺めてみる。ラシル自身、この辺りには滅多にこないが、驚くほど人通りというものはない。時間のせいもあるのだろうが、ここまでの過疎地帯だとは思ってなかった。

(まぁ、初心者との待ち合わせには丁度いいけどな)

 そんなことを考えていると、メッセンジャー用のウインドウに変化が現れる。

「こんにちは」

 ハルカだ。昨日の様子ではうまく理解出来ていたか少し不安があったが、どうやら大丈夫だったようだ。

「うっす」

「もしかしてお待たせしましたか?」

「時間も決めてなかったんだ。気にするな」

 直接的にではないにしろ、素直に待っていたと言う辺りなんとも樹らしかった。尤も、これでも樹としては気を使っているつもりなのだが。

「ライラックの北側に居るからそこまで来てくれ」

「わかりました」

 そう言うとマップにパーティーメンバーの位置を示すマーカーが動き始める。どうやらどうやらハルカはあれから街に戻っていたようだ。

 少しして、女アーチャーのキャラクターがラシルの元に近づいてくる。ようやく待ち人が来たようだ。

「んじゃきのう言ってたギルド案内するよ」

 挨拶もそこそこに歩き出す。

 ライラックの街の西側に位置する建物内。そこに空の円舞曲の溜まり場となっている場所がある。建物内と言う事でマップ移動があるため、若干利便性に欠けるものの、周囲に主だった施設があることと、他所のギルドと被らないということもあり―――これはほとんどのプレイヤーがマップ移動の不便さを嫌うためだ―――そういった意味ではいい場所と言えるだろう。

(どうしたもんかな・・・?)

 ハルカを案内するのはいいのだが、肝心のエルナはまだ来ていない。そもそも、ギルドの誰にも話していないので、彼女の耳に入ることはまずない。みんなと面識のある者ならまだしも、ハルカは誰とも面識などないはずだ。そんな人物を勝手に紹介していいものか。樹は少し迷うが今更どうしようもないので、そのまま溜まり場となっている建物内へと入っていく。

「おかえり〜」

「なんかレア出た?」

 ラシルの姿を確認するとそれぞれに声を掛けてくる。今居るのはロードのアルタスとプリーストのウィシュナの2人だった。このギルドは暇があれば狩りに行ってレベルを上げるというような者は少なく、むしろまったりと雰囲気のギルドだった。この2人も恐らく雑談に花を咲かせていたのだろう。

「お、だれ?」

「新人さん?」

 もう1人の存在に気付くとやはりそれぞれに質問が飛んでくる。どう説明したものか?少し悩んでいるとキャラのログインを表すエフェクトと共に1人のキャラクターが現れる。女ジェネラル。エルナだ。丁度いいタイミングで現れラシルは内心ほっとする。

「お、珍しくお客さん?」

 ハルカの姿を確認すると、早速反応する。ここは建物内ということもあり、基本的に人が来ることはない。そのため見慣れないキャラクターというのはどうしても目立ってしまう。

「ああ、実は・・・」

 ラシルは昨日の経緯を説明する。それを聞き悩むエルナ。このギルドは基本的には来るもの拒まずだ。だから、ハルカが入る分には全然申し分はない。だが、入るだけ入って、すぐにゲームをやめられるのも困るのも確かだ。相手が初心者なら尚更その可能性は高いだろう。だから1つの提案を出すことにした。

「じゃぁ、入団試験やろう」

「やっぱりやるのか」

「お、やるんだ」

「マスターも好きですねぇ」

 この提案にそれぞれが反応を示す。基本的にこのギルドに入ろうとする者がいるときは入団試験をやっている。勿論ここにいる全員が体験している。ただ、そんなに難しい課題が出される訳でもないので、ラシルもそのことはあまり気にしていなかった。

「えっと、ハルカ・・・ね。そう言う訳だけどいい?」

「え・・あ、はい」

 盛り上がるメンバーとは逆に、何が起こっているのかわからず一人取り残されるハルカだった。


ラシル(以下ラ)「ファンタジアナイツなんでもQ&A!!」

ハルカ(以下ハ)「唐突に始まったこのコーナー。ここでは読者の皆様が疑問に思っているであろう事を勝手に予想して答えてみようというコーナーです」

ラ「本編同様無駄に長いので興味のない人はすっとばしちゃってください」

ハ「では最初の質問。今回はなぜこんなにアップに時間がかかったんでしょうか?」

ラ「それは単純に作者の力不足により全然書けなかったからです。はい次」

ハ「早!会話広げないんですね。じゃぁ、次は・・・そろそろ意識不明者とか出ないんですか?」

ラ「出ません。.ha○kじゃないんだから。c○2さんに怒られますよ」

ハ「このコメントも結構マズイ気が・・・」

ラ「気にせず次行ってみよう」

ハ「ここまで読んだ人はみんな気になってると思うんですが、私達の性格変わってませんか?」

ラ「それはそれ。これはこれ。気にしちゃ負けです」

ハ「何に負けるのかよくわかりませんが気にしないことにします。それじゃぁ、最後。前回作者があとがきではっちゃけるとか言ってたけどまさか・・・」

ラ「そのまさか。ずばりこれ。あの人この手のボキャブラリってないからこれが限界なんです」

ハ「地味に酷いこと言いますね」

ラ「まぁ、こんな感じでやっていくんでまたよろしくお願いします」

ハ「次回もまた見てくださいね〜」

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