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Chapter5-2

「う~ん、どうしたもんかな……?」

 ユグドがギルドを設立してから数日。新たに発生した問題に、ユグドは頭を抱えていた。

「すっかり忘れてたね」

 同じく頭を抱えているはずなのだが――そんな様子を一切感じさせること無く、ルシフィスは言う。

「まさか、ここまで人が集まらないとはな」

「どこか、適当なところに入ったほうがよかったかもね」

 ギルドを設立はしたものの、人は一切集まらない。これが二人が頭を抱えている理由だ。

 ここ数日、メンバーの募集をしてきた二人だったが、これといった成果は未だ出ていない。ほぼ勢いだけでギルドの設立を決めたせいか、設立後にはメンバーを集めなければならないということをすっかり忘れていたのだった。いや、正確に言えば、この苦労を正しく認識していなかったというべきだろう。

「やっぱ、今更ギルドに入ろうってヤツはいないのかな?」

 しばらくメンバーの募集をしていて、ユグドがずっと疑問に思っていたことだ。

 ファンタジアナイツの正式サービスが始まって数年。

 最近では、新規のプレイヤーは珍しい。即ちそれは、長期間というほどではなくとも、それなりの期間はこのゲームをプレイしていることになる。そして、それはだれもがどこかしらのギルドに所属しているのでは? と、そんな考えに至るのだった。

「そんなことはないと思うけどね。そんなに多くはないだろうけど」

 ユグドの言葉を否定しつつも、最後にそう付け加えるルシフィス。

 彼の言うように、確かに皆が皆どこかのギルドに所属ということはまずない。一人で行動する、所謂ソロプレイヤーもいれば、何らかの理由でギルドを抜けた者、ギルドそのものがなくなってしまった者など、ギルドに所属していない者はたしかに居る。

 尤も、最後にルシフィスが付け加えた様に、その様な者達が少数であることも確かだ。

 ファンタジアナイツは多人数参加型のRPGだ。そして、このゲームの一番の醍醐味といえば、他の者とパーティーを組んでダンジョンに向かうということだろう。

 勿論、このことはこのゲームを始めたほとんどの者が理解しているところではある。結果、どこかのギルドに所属するというのは自然な流れだろう。

「はぁ……その少数に期待するしかないか」

「そうだね」

 そうして、二人は再びメンバーの勧誘へと戻るのだった。

 そして次の日。

 昨日も成果はなかったせいか、樹はだんだんとログインをするのも億劫になってきていた。とはいえ、湊斗はログインをしているため、そうも言ってはいられない。

 樹は軽く溜め息をつくと、今日もファンタジアナイツの世界へと赴くのだった。

 ユグドが現れたのは、かつて自身が所属していたギルドの溜まり場。

 ギルドは既に解散しているため、この場所に誰かが来ることはもうない。また、解散したのもほんの数日前ということもあり、新たにどこかのギルドがここを溜まり場にしようとやってくることもなかった。

 尤も、街のすぐ側とはいえ、ここは街の外。入り口からもすこし距離があるため、決して便利な場所だとはいえない。そんな場所に人が来るとは考えにくい。

 そういった理由もあり、ユグドとルシフィスはここを拠点に動いているのだった。

「ちょっと早かったか……?」

 ユグドは辺りを見回すが、人が居る様子は無い。ギルドメニューを表示させ、メンバーのログイン状況を見てみるが、やはり自分しかログインはしていない。

 大抵の場合、湊斗――ルシフィスが先にログインしているので、こういった状況は珍しい。

 ユグドはその場に座り込むと、これから先のことを考える。メンバー集めは相変わらず成果はなし。いっその事、ギルドなどやめてしまってどこか別のギルドに入ってしまったほうがいいのではないか? ギルド設立のためにつかったアイテムや、これまでにかかった時間は無駄になってしまうがこのままよりよほどいい気がする。

 そんなことを考えていた時だった。突然、一人のプレイヤーが現れる。どうやら、だれかがログインしてきたようだ。そして、こんな場所にログインしてくるようなプレイヤーは一人しか思いつかない。

「よう、今日は遅かったな」

 相手を確認するまでもなく、そう声を掛ける。

「ちょっと調べ物をしててね」

 ユグドの予想通りの人物――ルシフィスが言葉を返す。

「調べ物?」

「うん。ユグドがもう飽きてきたみたいだからね、ちょっと違う方法を探してきた」

 メンバーの勧誘のことだ。

 学校でそれらしいことを言った事を、ユグドは思い出す。

「メールしておいたから見てきなよ」

 そう言われ、樹はメールソフトを開いてみる。いくつものメールマガジンに混じって湊斗からのメールが確かに届いていた。

 早速開いてみると、中にあったのはアドレスのみ。メールの送り主が湊斗だと気付かなければ間違いなくスパムメールとして処理しているところだ。

 そんな内容に少し呆れながらも、早速リンクをクリックしてみる。その先にあったのは、どうやらファンタジアナイツの攻略サイトの様だ。湊斗が以前から参考にしていたのか、それとも新たに探してきたのか――ともかく、樹は初めて見るサイトだった。

 普段、あまりこういったサイトに通うことも無い樹だが、今回のように紹介されたサイトは一通り目を通すことにしている。しかし、今回は人を待たせていることもあり、必要と思われる部分のみを見ていく。

「へぇ、結構な情報量だな」

 樹は思わず感心する。

 ある程度当たりをつけて見ているとはいえ、やはりどうしても関係のない場所に行くこともある。その際も流し読み程度で見てはいるが、それでもわかるほどにしっかりと作りこまれたサイトだった。これまでに湊斗から知らされてなかったのが不思議なくらいに思えてくる。

 三十分ほどで、必要な情報は得ることが出来た。一旦ブラウザを閉じると、樹は再びファンタジアナイツへと戻る。

「お待たせ」

「――意外と早かったね」

 少し間を空けてルシフィスから返事が返ってくる。

「それじゃ、早速行こうか」

「意外と効率悪そうだけどな……」

「でも確実性はあるみたいだよ。それに、今までのやり方も全然効果なかったしね。なら別の方法を試してみるのもいいんじゃない?」

「それもそうか」

 そういうと、二人はサイトから得た方法を早速実行するために、街へと向かうのだった。


 二人がやって来たのは、ライラックの一角にある広場。最近はほとんど来ることがなかったが、パーティーの募集などに使われる場所だ。

「相変わらずオレらに丁度よさそうなパーティーってないよな……」

 一通り募集内容を見てみるが、今回もユグド達が入れそうなパーティーはなかった。

 余り来ることがないというのもあるだろうが、ユグドにとってこの場所は、パーティーを組める場所というイメージはあまり持てないのだった。

「愚痴らない愚痴らない。僕たちが募集すればいいだけなんだし」

 特に困った様子を見せることもなく答えるルシフィス。

 適当な空いた場所に座り込むと大まかな条件だけ提示し、あとは人が来るのを待つだけだ。

「しかし、パーティーを募集してギルドに入ってないヤツを勧誘……か。そんな上手くいくもんかねぇ」

 人が来るのを待つ間、ユグドがそんな言葉を漏らす。先程のサイトに掲載されていた情報だ。

「相手の人柄はわかるからね。普通に募集するよりは確率は高いみたいだよ」

 これもサイトに掲載されていた情報だ。勿論、ユグドも知らない訳ではない。ただ、今ひとつ信憑性が持てないというのが正直なところだった。

「ま、とりあえずはやってみるしかないよ」

 ルシフィスはそういって話を締めくくるのだった。


 メンバーの勧誘方法を変えて二日ほどが過ぎた。

 成果は相変わらず無しだ。

 既にギルドに所属しているプレイヤーがほとんどで、ソロで活動している者は滅多に来ない。それでも一日に二、三人程は見かけるが、それもほとんどの場合がセンドキャラクターでギルドに所属させるつもりのない場合がほとんどだ。

 尤も、そう上手くいくとは最初から考えてはなかっただけに、この結果はさほど気にはしていない。むしろ、これまでにない状況でダンジョンにいける今の状態を楽しんでいるのだった。

「知らないヤツとでも意外と楽しめるもんだな」

「それゲーム初めて半年も経ったプレイヤーのセリフじゃないよ」

 どこか呆れながら、ユグドに答えるルシフィス。

 割と社交的なルシフィスに対し、ユグドは閉鎖的だ。その上、ソロプレイも気にしないときている。

 これまでに、こういった他のプレイヤーとパーティーを組んだ経験はほんの数える程度だ。

 ファンタジアナイツに限らず、この手のゲームの一番の醍醐味といえる部分をひたすらに無視してきたのだ。ルシフィスが呆れるのも当然だ。

「そう思うなら、もうちょっとこういう場所にも顔出すようにしなよ」

「ま、気が向いたらな」

 そういうと新たにパーティーを募集する。

「時間的にも今日はこれでラストかな?」

 ユグドが時間を確認しながら言う。

 時刻は現在午後九時。一度ダンジョンに行けば、どんなに早くても一時間程度で帰ってくるということはまずない。それに他のメンバーを待ったり場所を決めたりしていては、更に三十分は掛かるだろう。

 明日も平日であることを考えれば、これ以上続けるのは難しそうだった。

 丁度その時、一人のプレイヤーが二人の下にやってくる。

「こんばんは。入れてもらってもいいですか?」

 黒いローブに身を包んだ、魔術師。名はファティマというようだ。

「うん、歓迎するよ」

 ルシフィスはそう答えると、ファティマをパーティーへと招き入れた。

 ファティマが来てから既に十分以上は経過している。これまで他愛もない話で盛り上がっていた三人だったが、出会ったばかりの者同士そうそう話題があるはずもなく、次第に話は尽きていく。

「誰も来ないな……」

 話がひと段落ついたところでユグドが呟く。

「そうだね。このまま三人でどこか行くのがいいかもね」

 特に人の多いこの時間帯で人が見つからないのなら、あまり待つのは得策ではない。そう考えたルシフィスが提案するのだった。

「え?でもオレ達回復役すら居ないし、せめて僧侶系の人が来るのをまった方が……」

 そんなルシフィスの意見にファティマが異を唱える。

 前衛職が二人に、魔術師が一人。回復役の居ないこのメンバーでダンジョンに向かうのは、確かに得策とはいえない。ファティマの意見は至極真っ当なものだ。

「それならオレが出来るから問題ない」

 そう答えるユグドだが、ファティマは絶句するしかなかった。

 いくら回復魔法が使えるとはいえ、ユグドはあくまで前衛。それも魔法とは無縁の戦士系の中位クラス、グラディエーターだ。

 魔法による回復は魔力値に影響されるため、当然ながらユグドにまともな回復量は期待できない。それにも関わらずユグド――いや、ルシフィスも含めたこの二人は、特に気にしてはいないようだった。

(このパーティーはハズレだな……)

 ファティマはそんなことを思うのだった。


 一行がやってきたのは、ルナリアダンジョンの二層目。

 ファティマが普段行くことなく、経験値も稼げる所ということで、ここに決定となった。

(いくらなんでも無茶しすぎだろ)

 口にこそ出さないが、ファティマはずっとそんなことを考えていた。

 ここ――ルナリアダンジョンの難易度は、なかなか高目となっている。いくら三人いるとはいえ、この場所はユグド達にはまだ早いだろう。

 尤も、ユグドやルシフィスからすれば、こういったことはむしろ日常茶飯事と言ってもいいぐらいなので、問題はない。だが、そんな事情を知らないファティマからすれば、無茶だと思うのも無理ないことだろう。

(多少死ぬのは諦めて、それを理由にさっさと抜けるか)

 そんなことを考えながら、ファティマは小さく溜め息を吐くのだった。

 探索を始めて間もなくして、早速モンスターを発見する。それも二匹。

 このダンジョンの難易度が高い理由として、モンスターのレベルが高いというだけではない。モンスターの多さも難易度を上げていることに一役買っている。その為、こうして、複数のモンスターと対峙するということは、ままあることなのだった。

「それじゃ、オレらで引き受けるから魔法よろしく」

「後ろからくるモンスターには気をつけてね」

 ユグドとルシフィスはそういうと、相手の強さや数など気にする様子もなく――事実、一切気にしていないのだが――早速モンスターへと近付いていく。

(どこまで持つのやら……)

 二人の様子に、半ば呆れながらもファティマも呪文の詠唱を開始する。

(あ、あれ……?)

 戦闘は三分と経たない内に終了した。勿論、ユグド達の勝利で。

 レベルの問題があるため、時間こそかかるものの、問題らしい問題といえばそれぐらいだろう。

ファティマの予想を大きく裏切り、若干のダメージを受けた程度で、戦闘は終了してしまった。

「どうした?ぼけっとして」

「え、あ、いや、なんでもない」

 ファティマは慌ててそう言うと、二人についていくのだった。

 それから二時間ほどダンジョンを探索したところで、ついにアイテムの重量が限界近くまで達する。

「そろそろ切り上げるか」

「そうだね」

 ユグドとルシフィスの様子は普段と変わりない。だが、ファティマだけは、未だに呆気に取られていた。

 まともに戦闘など出来るはずはないだろうと思っていたのだが、終わってみると、結果はその真逆とも言えるものだった。戦闘にならないどころか、この二時間、誰も倒れることなく終わってしまったのだ。

 これまでファティマがファンタジアナイツをプレイしてきた中で、格上のモンスターを相手に――それも大抵の場合は複数を同時に相手にして――ここまで圧倒するのは始めてのことだった。

「なあ、アンタら何者だ?」

 清算を終え、あとは解散となったところで、ファティマが疑問を口にする。

「何者って……極々普通のプレイヤーだよ」

「普通のって――明らかな格上相手に余裕勝ちするようなヤツらに言われても信用出来ないって」

 ルシフィスの言葉をそのまま信用出来るはずもなく、ますます怪しむファティマ。

 これほどのプレイヤースキルをもったプレイヤーはそうそう居ない。しかもそれが、ゲームを始めて僅か半年のプレイヤーというのだから、怪しむのも無理はないだろう。

「オレら、師匠にかなり鍛えられたからな。多少の無茶なら全然問題ない」

「師匠?」

 ユグドの言葉に聞きなれない単語を、思わずおうむ返しに聞き返す。

「ああ。“エターナル・エチュード”ってギルドのマスター。まぁ、今は居ないけどな」

「っ!エターナル・エチュードだと!?なるほど、確かにそれなら納得だ」

 ギルドの名前を聞いた瞬間、ファティマの中で全て納得出来た。だが、逆に今度はユグドの方が訳がわからなくなってくる。

「なあ、あのギルドってそんなに有名なとこだったのか?」

「え……ユグド今まで知らなかったの?」

 ルシフィスに問いかけるが、帰ってきたのは呆れたような返答だった。自信の所属していたギルド――それも半年もの期間――のことを知らないのだから、こんな反応を返すのも無理はない。

「わざわざ自分のギルドのこととか調べないって」

「それでも結構名前とか出てくるんだけど……そもそも掲示板なんて覗きに行かないよね」

 ネット上だけでなく、リアルでも付き合いのある二人だ。当然、このユグドという人物がどういった者かはわかっている。そう、わかっているのだが、それでも最早出てくるのは溜め息ばかりだった。

「僕達の居たエターナル・エチュードってギルドは、人数はそれほど多くはないけど、みんな実力者ってことで、周りからは結構注目されてたんだよ」

「メンバー僅か十五人ほどで中堅最強ギルドって呼び声高かったぐらいだぞ」

 ルシフィスが説明していると、ファティマもそれに入ってくる。

 ルシフィスの言葉に比べれば、ファティマはやや大袈裟に聞こえるが、それはあながち嘘ではない。むしろ、ルシフィスが控えめに説明していると言ってもいいほどだ。

 中堅ギルドで十五人といえば、中程度かやや少ないといったぐらいだろう。それでも最強の文字が付けられる辺り、彼らがどれほどの実力者で、どれほど注目されていたのかが窺える。

「へぇ~、そんなにすごいとこだったんだな」

 しかし、ユグドの反応はあっさりしたものだった。

「反応薄すぎだろっ!そもそもあそこは――」

「わかったわかった」

 まくし立てるファティマに圧倒されるユグド。

 エターナル・エチュードはファティマにとっても思い入れのあるギルドだったのだろう。この話になってから、彼のテンションは随分と高いままだ。

「よかったら、ウチに来るか?」

「え?」

 ユグドの予想外の言葉に、思わず聞き返すファティマ。

「ちょうどギルドにも入ってないみたいだしね。よかたらどう?」

 ユグドに合わせ、ルシフィスも勧誘を始める。

 ファティマからの返答はない。恐らく迷っているのだろう。少しの間沈黙が続く。

「そうだな、アンタ達といると面白そうだ。改めてよろしくな」

 こうして、新たなメンバーが加わったのだった。


ラシル(以下ラ)「みなさん、こんにちは。やっと五話も半分まできました」

ハルカ(以下ハ)「過去編はまだ終わらないんですねぇ」

ラ「作者曰く『引っ張りすぎた』らしい」(汗

ハ「毎度の如く無計画っぷりを発揮したんですね」(汗

ラ「そんな訳でもうしばらく過去編にお付き合いください」

ハ「それではギルド紹介です。今回は三大ギルドの一つ荊棘ソニアフォーレストです」

ラ「オレの知り合いのトラデスがマスターを務めるギルドで、三大ギルドの中じゃ新参のギルドだ」

ハ「そもそも三大ギルドって何なんですか?」

ラ「三大ギルドってのは、簡単に言うと、とにかくメンバーが多くて強いゲーム内で特に飛び抜けた強さを持つギルドだな」

ハ「三大ってことは当然三つあるんですよね?」

ラ「まぁな。流石に残りの話数的にも出せないけどな」

ハ「ラシル君は荊棘の森ってどんなギルドかは知ってるんですか?」

ラ「一応な。とりあえず分類するなら狩りギルドだろうな」

ハ「なるほど。確かにダンジョンで人を見かけると、ここの人達だったってことはよくありますもんね」

ラ「だな。ギルドもメンバーも互いに強さを求めてるからな。どうしてもそうなるってわけだ」

ハ「それでは今回はこの辺で」

ラ「また次回~」


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