Chapter4-2
「みんな集まったね?」
空の円舞曲の溜まり場となっているライラック中心部にある建物の中。エルナは周囲を見回しながら言った。
「ちょっと時間は早いけど、早速行くよ」
エルナがそういうと同時にリシュリーがトランスゲートの魔法を唱える。
空の円舞曲の面々が次々と新たに出来たワープポイントへと乗り込んで行く。画面が暗転し、ロードが終わった先に広がっていた光景は、辺り一面が雪に覆われた町だった。
「ここ……ルナリアか」
ルナリア――舞台となる大陸の北方に位置する町で常に雪に覆われた景色が特徴の町だ。また魔道の町とされており、魔法に関係するアイテムが売られている事もまた特徴の一つだ。その為か――あるいは“魔道の町”という公式の設定を尊重をしたプレイヤーによるものなのか。ともかく、この町には魔法での戦闘を主とするプレイヤーがあつまるのだった。
「ここに来たって事はスノーフレークのボスか?」
「そういうこと。それじゃ、早速向かうよ」
ラシルの問い掛けに当然と言わんがばかりに答え、先導して歩き出すエルナ。
これまで、リシュリーを除き、空の円舞曲のメンバーは誰もどのボスモンスターと戦うのかすら知らされてはいないのだった。このラシルとエルナのやり取りで漸く全員が目的地を知ることとなった。
「でもさ、なんでここなのさ?ここって一番弱いって訳じゃないだろ?」
アルタスが問い掛ける。
通常のモンスターよりも強力なボスモンスターといえど、その強さはそれぞれだ。勿論、最弱のボスモンスターの所に行ったところで無茶である事に変わりは無いが、下手な所に行くよりはよほどいいだろう。
「戦いやすさなら、多分ここが一番だからね」
エルナも考えなしで決めた訳ではない。攻略サイト等から情報を集め、戦いやすそうな相手を選んだ結果が今向かっているスノーフレークと呼ばれるダンジョンなのだった。
尤も、エルナのこの一言だけでは漠然としか伝わっていない様だが。
「ここのボスは攻撃力と防御力だけだからな」
ラシルがフォローするかのように、ボスの詳細を伝える。
「魔法の使用頻度はそんなに高くないし、使ってきても詠唱時間はあるし、威力も他のボスに比べたら威力は低いほうだし――」
このダンジョンのボスの特徴を一つずつ思い出していく。
「確かに戦いやすい方だと思うぞ」
この言葉で、一行になんとかなるかもれないと希望が湧いてくるのだった。
町を抜け、しばらく進んだところにその場所はあった。雪原の一角にある洞窟。ここがスノーフレークと呼ばれるダンジョン――今回の目的地だ。
「へぇ〜、こんな所もあるんだねぇ」
中に入り、これまでとは違う様子に声を上げるハルカ。
この洞窟――スノーフレークダンジョンは雪原の中にある為か、壁や床は凍りついたかのような外見となっている。また、洞窟内だというのに明るく、他のダンジョンとは少し違う雰囲気となっていた。
これまで、ハルカの行ったダンジョンと言えば、薄暗い洞窟や地価空洞といったものがほとんどだ。こういった雰囲気のダンジョンは珍しいのだろう。
ボスモンスターの出現する最下層を目指し、一行は奥へと進んでしく。町の側にあるダンジョンなだけに、他のそれとかわらず上層階層で苦戦することはない。そして、そのまま地下四層目まで到達する。
「ここの敵ってそんなに強くないのね」
地下四層に到達したところでソレルが口を開く。
確かにこのダンジョンの難易度はそれほど高くは無い。普段ラシルと自身のレヘル以上のダンジョンに行っているだけに尚更そう感じるのだろう。尤も、一番の原因は七人ものメンバーでパーティーを組んでいることなのだが。
「ここは結構簡単なほうだしね」
「オレらにはこの辺から厳しくなってくるけどな」
エルナとラシルが答える。
そう話している内にモンスターが一行へと近付いてくる。
「お、丁度いいとこに。ソレル、試しに行ってこいよ」
ラシルもモンスターに気付き、ソレルをけしかける。
「アンタ、さっき自分で厳しいって言ったじゃない……」
「いいからいいから」
「……まぁ、いいけど。ハルカ、行こう」
釈然としないまま、ハルカを伴いモンスターへと挑む。
「ねぇねぇラシル君、大丈夫なの?」
ソレル達を見送りながらウィシュナが問い掛ける。その声は不安そうだ。それも無理はない。ウィシュナはレベルこそそれほど高くは無いものの、ゲームをプレイしている期間はソレルやハルカに比べると随分長い。二人との実力差は十分に理解しているのだった。
「いや、大丈夫じゃないだろう」
「じゃぁヤバイじゃねぇか!」
事も無げに答えるラシル。その答えにアルタスが慌てる。
「だから、いつでも助けに行けるようにしないと――ね?」
リシュリーのその一言でアルタスもウィシュナもとりあえずは落ち着きを取り戻す。そして、戦況を見守る様に二人の方へと視線を向けるのだった。
一方、ソレルは互いに攻撃が届かない程度の距離を置きモンスターと対峙していた。その手に構えているのは、以前のギルド入団試験の時に手に入れたルーンソード。
相手の情報は一切無し。そんな状態のせいか責める事が出来ずにいた。だが、モンスターにとってはそんな状況などお構いなしだ。一歩、また一歩と近付いてくる。そして、それは悩む時間がなくなっていくことを嫌でも理解させられる。
そんな中、ソレルの後ろでハルカが矢を番え――放つ。それが合図となった。
ハルカの攻撃と同時にモンスターとの距離を一気に縮める。一回、二回と攻撃を繰り出し、ここで一旦距離を取る。ラシルに随分と鍛えられたせいか、こういった動きも随分と様になっていきていた。若干の余裕を持ってモンスターからの攻撃を回避する。
「ちょ――固っ!」
ソレルの口から思わずそんな言葉が漏れる。
ソレルが与えたダメージは三桁にも満たない程のダメージだった。最近はレベルも上がり、苦戦はしても善戦出来るだろうと考えていた。だが、そんな予想はあっさりと覆され、挑むにはあまりに無謀だと思い知らされる。
「ソレル、これはマスター達に手伝ってもらわないと無理なんじゃない?」
そう言いながらも、弓を打つ手は緩めない。
ハルカの与えるダメージもソレルと大差はない。二人で戦っているとはいえ、この状態では無謀な事には変わりない。更に言うならば、ハルカの場合、攻撃に矢を消費する為、攻撃する回数に上限がある。勿論、簡単になくならないように大量に矢を持ち歩いてはいるものの、モンスター一体に大量の矢を消費することは得策ではない。
「マスター、私達じゃ無理――」
ハルカがそこまで言った時だった。突然炎の魔法が炸裂する。それと同時にラシルとアルタスが切り掛かる。
予想外の状況に呆気に取られ、眺めているしかない二人。
「ほら、アンタ達も見てないで攻撃に参加する」
エルナはそう言い残すと、自身もモンスターへと向かっていく。
この言葉で二人も攻撃を再開し、間もなくしてモンスターの撃破に成功するのだった。
「お疲れ。どうだった?」
「きついなんてもんじゃないわよ。アンタ無茶させすぎ」
「でもみんな助けに来てくれてよかったよ」
予想以上の強敵に二人はすっかり疲れた様子だ。
「まぁ、この先はこんなもんじゃないけどな」
ラシルは楽しそうにそう言うと奥へと進み始める。それとは逆に、ハルカとソレルはこの言葉ですっかり意気消沈となるのだった。
そんな二人の様子を余所に、奥へと進んで行く一行。だが、これまでと違い、モンスターとのレベル差からハルカとソレルが戦力と呼ぶには些か頼りない状態となり、戦闘が厳しくなる。
一方、レベルがほぼ同じのラシルは装備品の関係もあり、この階層でも戦う事は出来た。だが、与えるダメージは決して満足のいくものではなく、なによりほんの数回ダメージを受けるだけでやられてしまう。事実、地下四層に着てから既に三度はやられている。それでも、持ち前のプレイヤースキルを生かし、立ち回ることでなんとか戦闘に貢献しているのだった。
「ルナリアのボス部屋は真ん中だっけ?」
現在、一行は五層目まで来ていた。少し進み、モンスターとの交戦を終えたところでラシルが口を開いた。
ここ、スノーフレークダンジョンも町の近くにあるダンジョンだ。その為、他のダンジョンと同様に町の名前で呼ばれることがほとんどだ。ラシルが“スノーフレーク”ではなく“ルナリア”と言ったのもこの為だ。
「ボス部屋?」
聞き慣れない単語に、聞き返すハルカ。
「ボスはその辺を歩いてるわけじゃなくて、専用の部屋にしか出てこないんだ。で、ボスが居る部屋ってことでボス部屋って訳」
「因みに、ここだと真ん中辺りにある部屋がそう」
ラシルとエルナの説明が終わる頃、丁度目的地へと辿り着く。
「へぇ、意外と人が居るもんだな」
「これなら私達でもなんとかなるかもね」
中央部の様子を見て、ラシルとエルナが口を開く。
そこにあったのは、ボス部屋の前で十数人ものプレイヤーが集まっている光景だった。
「これみんなボス狩りかよ」
「ちょっとしたイベントって感じだね。ボス狩りっていつもこんな感じなの?」
アルタスとウィシュナもこの光景に感心するばかりだった。二人もボスモンスターとの戦闘は今回が初めてだ。これほどの人数が集まる場所に遭遇など何かのイベント意外ではそうそう無い。二人は小規模なイベントに参加するかのような気分となっていた。
「イベントはイベントでもギルドイベントみたいだよ」
リシュリーの言葉を受け、ここにいるプレイヤーそれぞれにカーソルを合わせてみる。キャラクターの名前と共に表示されたギルドの名前は、全てが同じものを映し出していた。
「荊棘の森……」
「三大ギルドじゃねーか……!」
出会う事になるとは全く考えていなかったその名前に全員――いや、正確にはハルカとソレルを除くメンバーが驚きを隠せないでいた。
「そんなにすごいギルドなの?」
「っていうか三大ギルドってなに?」
初めてまだ数ヶ月のハルカとソレル。これまでの活動がずっとソロプレーであったのなら情報を得ていたかもしれないが、周囲の環境もありこれまで積極的に情報収集をするということはなかった為、二人にとって“三大ギルド”と“荊棘の森”はただの聞きなれない単語でしかなかった。
「ファンタジアナイツには特に大きなギルドが三つあるんだよ」
「その内の一つが荊棘の森って訳」
事情が飲み込めない二人に、ラシルとエルナが説明する。だが、二人がどれだけ理解したかは些か怪しいものがあった。
「このゲームをやってる人じゃ知らない人は居ないって言われてるぐらいでね」
「噂じゃそのギルドの一員になるのが最終目的の人もいるとか」
「オレはゲームマスターにも顔が利くなんて話も聞いたことあるぞ」
他にも、次々と三大ギルドにまつわる噂話を話していく一行。その内容は様々で、明らかにデマあるようなものから信憑性のありそうなものまで多岐にわたっていた。
「とにかく凄そうなのはよくわかったよ……」
そんな面々に苦笑しながら答えるハルカだった。
「まぁ、三大ギルドだからって私達が遠慮する事は無いさ。私らも待とうか」
エルナはそう言うと、ダンジョン中央部の一画を陣取る。他のメンバーもそれに習い、エルナの近くに集まると、そのまま座り込むのだった。
「すぐに行くんじゃないの?」
今回の目的地は、厳密に言えばこの場所ではない。この先にあるボスモンスターが待つ部屋だ。だが、この先に進む様子は一切ない。思わずソレルが問い掛けるのだった。
「まだ入れないんだよ」
「前にボスを倒してから一定時間経たないと、入り口が開かないからね。今は時間待ちって訳」
「オレいつの間にかすっかり説明役だな……」
ソレルの質問に答える、ラシルとエルナ。だが、そんな状況がすっかり定番となっていることに溜息を吐くラシルだった。
「なぁ、もしかして、アンタらもボス狩り?」
そう話している内に、一人のプレイヤーが話しかけてくる。
男性型のキャラクターで名前はヨシノ。クラスは特殊クラスの一つインペリアルナイト。勿論、彼も荊棘の森のメンバーだ。
思いもよらない相手に思わず黙り込む。
「そうだけど」
「ふぅん。強いの?」
「アンタ達に比べればまだまだだよ」
エルナとヨシノの淡々とした会話が続いていく。
「だろうね。下位クラスに――そもそも戦闘系クラスですらないのも居るみたいだし」
ハルカとソレルの方に目を向けながらそう言い放つヨシノ。
荊棘の森のメンバーは特殊クラスと上位クラスで編成されている。その中で、下位クラスから特殊クラスまで様々なクラスの者達で編成された空の円舞曲のメンバーは異色とも言えた。これほどのメンバーの中では、中位クラスのウィシュナやアルタスですら浮いた存在となっているのは間違いなかった。
「まぁ、せいぜいウチの足は引っ張らないでくれよ」
そう言い残すと背を向け自分達のメンバーの元に戻ろうとするヨシノ。今にも高笑いの一つでも聞こえてきそうな雰囲気だ。
「押さえなよ。特にラシル」
空の円舞曲の面々が何を言うよりも早く、エルナが静止を掛ける。一人念を押されたラシルは文句を言いたくなるが、ここは抑える。
ここで言い争いを起こしたところで、得策で無い事も確かだ。特に相手が三大ギルドともなれば尚更だ。怪しげな噂の真偽はともかくとしても、周囲への影響力は確かだ。そんな所を敵に回した所でいいことはない。
「ほぅ、ウチはいつからそんなにえらくなったんだ?」
見慣れない人物がこちらに近付いてくる。クラスこそヨシノと同じインペリアルナイトだが、その外見は大きく異なる。非常に巨大な体格をしており、細身のキャラクターが多いこの中ではよく目立つ。
体格を除けば他は周囲のプレイヤーとさほど変わらない。そのはずなのだが、不思議と存在感は強い。
(アイツは……まさか!)
突然現れたこのプレイヤーに心当たりがある様子のラシル。内心慌てるが、声は出さない。
「ったく、すまないな。三大ギルドなんて呼ばれてるせいか、どうもああいうのが多くてな。アイツにはよく言って聞かせておく」
「なにもマスターが頭を下げなくても」
このプレイヤーの突然の行動に慌てるヨシノ。だが、それ以上に、空の円舞曲の面々はヨシノの言った言葉に驚く。
「マスターってまさか……」
「荊棘の森のマスターをしてるトラデスだ。よろしくな」
トラデスは改めて自己紹介をするのだった。
「ん?そこのマジックナイトのアンタ、もしかして――」
「いや〜、初対面の三大ギルドのマスターに話しかけられるなんて光栄だな」
明らかに慌てた様子のラシル。
事実、樹はモニターの前で焦っていた。キーボードで打ち込みながら、トラデスに対してメッセンジャー用のウインドウを開き急いでチャットを入力する。
「トラデス、余計な事言うな!」
「じゃぁ、やっぱりお前……ユグドか!?」
表には出さないものの、十分過ぎるほどに驚いていた。それも無理は無い。現在休止をしているはずのプレイヤーがこうして目の前に居るのだ。
当然ながら、ラシルの前身であるキャラクター――ユグドが復帰したとも、彼の運営するギルドが活動を再開したとも聞いた事はない。勿論、ラシル自身もトラデスに別のキャラクターでログインしているということは話した事はない。
全く予想していなかっただけに、トラデスの驚きは相当なものだろう。
「なんでわかったんだ?」
ラシルは当然の疑問を指摘する。
樹が他のキャラクターを使ってログインしている事を知っているのは、エルナと湊斗の二人だけだ。だが、先ほどの様子を見る限りエルナと面識があるとも思えない。
一方、湊斗とトラデスは確かに知り合いではある。だが、湊斗が勝手に言いふらすとも思えない。
どのような経緯でバレてしまったのか、ラシルには全く見当がつかなかった。
「何でも何も……名前がそのままじゃないか」
そう言いながら溜息を吐くトラデス。
ユグドとラシル。この二つの名前は神話に出てくる世界樹から取った名だった。尤も、それぞれ単体でしか聞かなければそれを連想されることはまずないだろうと考えていた。
今回の様に、簡単に連想されてしまうのはラシルにとっても意外だった。
「で、休止中のお前がなんでここに?それも別のギルドで」
「まぁ、色々あってな。すぐにやめるつもりがこうなったんだよ。問題を起こしてる訳でもないし、黙っててくれると助かるんだけど」
「ああ、それは構わんさ。ウチとしては元々お前達を非難するつもりもないしな」
「マスター!」
「ラシル!」
丁度二人の会話が一段落着いた時だった。互いのギルドのメンバーから呼び出される。どうやら時間の様だ。
「まぁ、せいぜいがんばれよ、ラシル」
「あんたには期待してるよ」
互いにそう声を掛けると自分達のギルドの下へと戻る。
荊棘の森のメンバーが中に入ったのを確認すると、空の円舞曲の面々もそれに続くのだった。
ラシル(以下ラ)「お待たせしました、4-2話です」
ハルカ(以下ハ)「予想以上に長くなったので予定より短くなっちゃいました」
ラ「本来はボス戦を終わらせる予定だったしな」
ハ「それが無くなったから今回は説明ばっかりになっちゃいましたねぇ」
ラ「あとは、新キャラが出て来たぐらいか」
ハ「あと、ラシル君のこともちょっと明かされましたね」
ラ「とうとうオレの元の名前がバレてしまった」
ハ「この調子でラシル君がもと居たギルドの名前が出る日も……」
ラ「それはもうちょっと先の予定だ」
ハ「そーなのかー」
ラ「どこぞの宵闇妖怪か!そんなことよりキャラ紹介するぞ」
ハ「今回は空の円舞曲のサブマスター、リシュリーさんです」
ラ「ゲーム内ではマスターと組むウィザード(魔道士系上位クラス)で、過去に僧侶系もしていたことから、魔法での攻撃、支援が出来るのが特徴だ」
ハ「ギルドで狩りに行くときなんかは、ウィシュナちゃん以上のパーティーの生命線を担ってます」
ラ「リアルでもマスターとは友人同士らしく、そっちでもよく一緒にいるみたいだな」
ハ「よく一緒に受験勉強してるしね」
ラ「因みに、リシュリー姐さんも学業は優秀らしくて、夏休み中に遊んでられるぐらいの余裕はあるみたいだな。マスターと違ってこっちは納得」
ハ「マスターに怒られますよ……」(汗
ラ「今回はこんなもんだな」
ハ「そういえば、作者さんの買ったグ□―ランサーはどうなったんですか?」
ラ「とりあえず買ってソッコーで追加シナリオの方はクリアしたぞ」
ハ「それだけ……?」
ラ「不幸な事故が起きてな……M2があるからロクにセーブもしないで、常にスタンバイ状態でゲームを続けてたら消えてしまってな……」
ハ「やる気なくなったんですね」(汗
ラ「今じゃPSPはすっかりアニメ観賞用になってるよ」
ハ「そーなのかー」
ラ「それはもういいって」(汗
ハ「それじゃぁ、また次回もよろしく〜」