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水の違いについて

他のエッセー、「浦島太郎、日本へ行く」でも書いたが、カナダの水は硬い。

日本へ帰ってシャンプーをするとその違いがよくわかる。たちまち自分の髪が軟らかくなっていく。日本の水、やはり私には一番しっとりとして合っていると思う。


ドミニカへ来て驚いた。

ここはさらに軟水。毎日シャンプーをするからよくわかる。髪が長いからよくわかる。

割としっかりしている私の髪の毛が、洗うたびにしなっとして、つけすぎた漬物のようにくたっとしていくのだ。

そうなると櫛でもすんなりと通らない。ブラシなんて使えない。絡まるなんてもんじゃない。


日本では、私の髪は多いけど普通のタイプ。硬すぎず、柔らかすぎず。

それがカナダでは硬くなる。

一度、ショートヘアにしたとき、実感した。

何気なく、髪をかき上げたら、自分の手の平に髪の毛が突き刺さった。まるでとげが刺さったかのように。

「これじゃまるで鬼太郎の髪の毛針」


別の性質の水でシャンプーした結果、私が悟ったこと。本当にそうなのかはわからないけど、自分でそう考えて納得した。


白人の髪は割ときれいに見えるけど、近くでみるとクタっとしていて猫っ毛が多い。張りがない感じかな。だから、硬水が向いている。


日本人の髪は普通、日本の水も軟水だけど普通なんだろう。


ドミニカでは、黒人さんが多い。硬そうな髪の毛をしている。リゾート地では皆、男性は坊主頭。女性もきれいに編んだり、まとめていた。ここでは軟水が適していると思う。


そう言えば見かけた白人さん、皆髪の毛が濡れているようなペタッとした髪をしていた。じゃあ、ドミニカの人がカナダへ行ったら、もっと硬くなる?


家へ帰ってきて、シャンプーするたびに元の張りを取り戻している。今ではブラッシングもできる。百回ブラシ、血行をよくするから。

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