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ダン会い

「ただいま~」

ダン連から帰って来たムイは、報告をするようだ。

「おかえりなさい、どうだったの?」

母、灰瀬ナルは待ちきれないようでそわそわしている。

「あれ、お父さんは?」

「お父さんなら買い物に行ったわよ」

「ふ~んそうなんだ、じゃあお父さん帰って来てからでいい?」

「分かったわ、待っている間に晩御飯の準備するから手伝いなさい」

「('ω')ノ」

「…なんて?」


今は20時過ぎ晩御飯の時間だ。今日はいつもより少し遅い時間になった。野菜を切ったり、魚を焼いたりしているうちに父、灰瀬湊が帰ってきた。

「ただいま、お、ムイも帰ってきたか」

「おかえり、何買いに行ってたの?」

「おかえりなさい」

「おう、ただいま、酒とタバコ買いに行ってたぞ」

「そうなんだ、今日のご飯は鮭を焼いたやつとサラダだよ~」

「お、いいね~、で、どうだったんだ?ダン連は」

食事をしつつ父が聞いてきた。


「ん~なんかすごかったよ、未発見スキルだって」

ムイはダン連でのことを簡単に伝えてた。

「あ、明日からダンジョンに行くから」

「分かった、怪我はなるべくすんなよ」

「は~い、じゃ私部屋行くから」


あっという間に翌日、早速ダンジョンに向かうことにした。今日は土曜日、休日なこともあって朝にもかかわらず人がそこそこいる。受付に向かいダンジョンに入る手続きをする。


「歩さんおはようございます。ダンジョンに入ります。スキルの検証したいですし」

「おはようございます!ダンジョンに入るんですね~分かりました。それでは許可証と1万円おねがいします。」

「はい」

「確認できました。今日は何層まで行かれますか?」

「今日はとりあえず、5層くらいですかね」

「分かりました、気を付けてください」


歩と別れダンジョンに入る。ダンジョンは一律、1階層から200層まである。1~5層はチュートリアル、6~10層は初心者、11~50層は中級、51~100層は上級、100層以降はランカーになる。各ダンジョンでランキングが存在し高ランクほど有名で強いアタッカーになる。

アタッカーはダンジョンに入る人で、サポーターはダンジョンに入らないが、ダンジョンに関するサポートをする人だ。サポーターにランキングはない。


「やっとダンジョンだ。たしか入り口に転移する門があるんだっけ、楽しみだな」

転移門はダンジョンが出て同時に出来たものだ。原理は不明。

門をくぐり抜けその先は草原だった。


「ここがダンジョン。意外と普通だな、早速スキルを試してみてみよう、え~と時計仕掛けの銃」

スキル名を言った瞬間両手にリボルバー型の銃が出た。変わっている所がシリンダーの部分が時計になっていることだ。


「これが時計仕掛けの銃かぁ、なんかかっこいいね。これで自分を撃てばいいんだよね」

「とりあえず敵を探すか」

敵を探すために歩き始めたムイ、5分くらい歩いたところによく見るゴブリンがみえた。


「gyAgwっ」

「…ゴブリンか思ったよりキモいな、まあでもちょうどいい試してみるか」


右手に持っている銃を頭に当て引き金を引いた。

辺りにパーンと乾いた音が響きそのあと、

「いったーい!!!!!」」

と声が響いた。


「痛い、すんごく痛い、っゴブリンは」

「し、しんだ…」

「え。強いのか?このスキル、ゴブリンは一撃だけど、めっちゃ痛いですけど」

このスキル自分が受けるダメージ量によって与えるダメージが変わるのでスキルレベルが低くてもダメージが高い。このスキル[スキル保持者のダメージをなかったことにする]とあるが、体力の減りがなかったことになるだけで、痛み自体はなくならないのだ。


「…この、なんて言うか変なスキルだなぁ」

「よしっ、気を取り直して5階層に向けて行きますか」

今回からタイトルを略しているので、正式なタイトルを想像してみてください。

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