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どこにでも居そうな彼のお仕事

軽くかける作者の気晴らし暇つぶしです、ちょこっと笑えたりちょこっとありそうと思って貰えたらと

どこにでも居そうな顔してる僕、皆様には良くモブ男なんてあだ名で呼ばれていたりします。


では僕のお仕事を紹介したいと思います。


「きゃぁぁぁ」


「あれが勇者さまか」


「お父さん勇者さまだよ」


人々が集まる大通りの出立のパレード、そんな中に認識もされず手を振るのも僕の仕事。


因みにこの歓声の中、セリフを明確に届けれるものはいない、だからこそ僕が明確に大きな声で声を変えて発してたりします。


「次の仕事の時間だ」


支給の魔道具でポータルを開き移動する、時間も空間も世界も超えて。


「ひぃっ!やめてくれ死にたくないよぉ」


愉快そうに僕に剣を振り下ろす盗賊、サッと剣先スレスレで交わし倒れ込む、しっかり血糊の入った袋が弾け倒れ込んだ僕は死んだふりをしながら彼らをやり過ごす。


「また悲惨な状況だな、南無南無、平和だけで成り立たないのが人間の性か」


残虐の限りを尽くされた失われた村の人達の冥福を祈り次の世界に仕事へ今日も向かう。


「あっ、現代の仕事だ、って、衣服設定ないじゃん。もしもし、設定衣装反映されてないですよ、こっちも遊びでやってるんじゃないんですから、仕事ふるならしっかりしてもらわないと」


ファンタジー系だけでなく僕は色んな世界へも仕事しに行くんです、見た事あるようなないような顔だったからこそ引っ張りだこ、役得ですね。


しかし!最近はクオリティーが高く一人一人に個性が出て来てる、僕の仕事も減るばかり、モブキャラにスポットライトを当てないで、僕の仕事が無くなっちゃうじゃないか。


土下座するから仕事下さい。

モブ男のスペック謎に高い設定でした、7色の声色に、転移し放題、世界渡りなんかも普通にしてるとか主人公顔なし、やられた振りとかかなりのステータス持ってそうですよね


確かにその他大勢のクオリティーも漫画やアニメになるとかなり高くなってる気も、大丈夫、文字の中では君はいつまでもモブ男君でいられるから

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