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2024/05/05 熟練度のミス修正しました


昼食べたら訓練だ。

今日の訓練から、打ち合いも加わった。

何か大分体力も付いてきたし、動きもスムーズになった気がするな。


「明日からは実践訓練も行う!!」


え!?いきなり!?

それって魔物と闘うって事だよな。この木の剣で倒せるの?

てか現代日本人に殺生とか、まぁ旅に出るならそうなるのか?多分?


「そういえば両剣ってどんな闘い方をするんですか?」


そう、これだよ。長剣は今やってるけど、そもそもの適正の両剣、使い方知らないんだけど。

モックも鞭だし。


「あーー。すまん。両剣は今まで適正になった奴がいないから分からん!熟練度が上がれば自ずと分かるはずだ!おそらくな!」


ナンテコッタイ!!!

し、仕方がない⋯⋯。ひとまずはあのゲームのモーションを思い出すとするか。





「おつかれさん!ウィリアムから聞いたと思うが、明日から村の外で魔物と闘ったりするぞ。一応その木剣で対処できる敵としか闘わせないようにはするが、倒せないと思ったら逃げろよ」


ほほぅ。って木の剣で倒せる敵ってどんだけ!?

ここは序盤の定番、スライムとかキノコとか?そういや角うさぎってのがどこにでもいるって言ってたよな。

これは気合を入れておくか。


「あぁ、そういえばチョコレート?だったか、再現出来そうだぞ。原材料がラーノ国の一部地域で採れる物らしいからすぐには出来ねぇけど、旅立つまでには完成するんじゃねぇかな。原材料はダンジョンからも落ちるからな」


「おぉぉ!凄いです!それは楽しみにしてますね!!」


「兄ちゃん、チョコレートって美味しいの?」


「うん!まぁ苦手な人もいるかもしれないけど、子どもはだいたい好きなお菓子の1つかな」


「へー!!出来たらボクも食べてみたい!」


「もちろん!楽しみに待っておこうな」


「んで、これは完成したら売りに出しても大丈夫か?」


「はい、大丈夫です。一応この世界の人の身体に合うかは確認はしておいて欲しいですけどね」


そう、なぜならチョコレートって昔は薬だったって暢君が言ってた。それに遭難した時もチョコレートって大事だったはず。あやふやな記憶だけどな。


「あ、そういえば、鰹節お渡ししたと思うんですけど、薄く削ったものをおにぎり⋯⋯握り飯に混ぜても美味しいですよ!」


「おぉ、そうなのか!それは伝えておくよ。その鰹節とやらは、おそらくだが海のある国でもその場所でしか食べられていなさそうなんだ。だから余所に出回る事がない食材のようだぞ。ただ現地ではカタ節って言うみたいだ。鰹節と完全に同じ物かは分からねぇけどな」


へー、既にこの世界にもあるんだ!似たような物でもまぁいいかな。そもそもが丸ごと1本あっても俺には活用できないし。


「よし、じゃあ今日のスキルは《送風》だ。まぁ風を吹かすスキルだな。この村では《洗浄》を使うから洗濯とかはないが、干し肉とかに使ったりするな。ちなみに派生は風魔法だ」


おぉ!って使いどころが難しい!!

でもそれぞれの属性魔法は欲しいよな、まだ1個もないけど。


「あ、ボク、光魔法覚えたよ!」


マジか!早くない?これが精霊の加護ってやつか。

光魔法ってどんな魔法なんだろう?


「何かね、ピカってさせたりとか光を飛ばしたりとか出来るみたいだよ!」


ざっくり過ぎて分からん。俺も頑張ろ。


「それからコレだ。村人の嗜みのマジックバッグだ。シンは既に自分のを持っているだろうが、明日からの実践訓練で素材が手に入る事もあるだろうからな。コレだったら腰に巻いておけるからこいつを持っておけ。作り方とか誰が作ったかは秘密だ。そういえば⋯⋯今のマジックバッグと合成したらどうなる?」


嗜みバッグ!嬉しい!って手作りですか!?マジックバッグって作れるんだ。

えーっと、合成って森田カバンとですか?


「ちょっと試してみますね」


【森田カバン改(魔道具)】

アイン村のマジックバッグと融合する事で小型化に成功したマジックバッグ。サイドポケット(1)は時間経過遅延、容量制限あり。

使用者:シン

容量:無制限

時間経過:無

その他機能:自動洗浄・自動乾燥 他(未解放)


「お!どうやら合成すると、こっちのマジックバッグのサイズになって、性能は俺のマジックバッグになるようです。サイドポケットがついて、そっちもマジックバッグになるみたいですね」


「おー、だったら小さい方が使い勝手はいいな。合成するかはシンに任せる」


もうここは合成するでしょ!


『合成しますか? はい ・ いいえ』


はい!


『色を選んでください 茶 ・ 黒』


んん??初めての選択肢だな。


「色を選べって出て来ましたね。茶色か黒かですけど」


「茶だったら新しい方のマジックバッグの色だな。好きな方でいいんじゃねぇか?」


まぁそうですよね。じゃあここは、


「黒」


フワッと光って。出来た!これで使いやすくなったかも!


「ところでお前のマジックバッグの性能ってどうなってたんだ?」


「あ、はい。今は容量無制限の時間経過なし。追加で自動洗浄と自動乾燥がついてます。サイドポケットは時間経過遅延と容量制限ありになりました」


「そ、それはまた愉快な⋯⋯いや、便利なマジックバッグが出来つつあるな。サイドポケットの方はもう1個の性能だな。容量としてはこの店の半分くらいだ。稀にだが、ダンジョンからもマジックバッグが見つかる事がある。ダンジョンとかでマジックバッグ見つけたら合成してみろよ。面白そうだからな!」


「分かりました!モックのもグレードアップさせたいとこですよね!でもやっぱり時間経過なしのはずなのに時計はきちんと動いているしそこは不思議なんですよねぇ」


「んー、まぁ普通に使えてるんなら細かい事は気にしねぇ方がいいと思うぞ」


そうします。


「明日の午前は酒場で肉の解体だ。頑張れよ」


「「はーい!」」


「あぁぁ、そういえば!!ずっと忘れてました!お酒は何歳からですか!」


「⋯⋯この世界では16歳からだ」


よし!よし!


「ありがとうございます!」


SAKE☆KAIKIN!!




風呂行って、念願の久しぶりの酒!


「プハーッ!」


これ、これだよ。ちょっとふわっとする感じ。疲れた時の1杯。

サイコーです。


「そうだ、親父さん、明日はよろしくお願いしますね!」


「おう!任せときな!」


いい気分でご帰宅。

このまま、森田ガチャ!


『焼き鳥(缶詰)』こ、これは。おつまみがなかった時によく食べていた定番の!!ありがたや。


魔石に魔力を込めて。あれ?昨日もすんなり入ったと思ったけど、今日も結構いけるな。

トルネさんに渡した分も含めたら魔石大3個終わったな。ついでに小さいのも1個。



名前:シン/高杉晋

年齢:17歳

レベル:5

体力:50/70 魔力:30/300

スキル(魔法):洗浄 Lv3 、加熱 Lv2、流水 Lv2、点灯 Lv1

固有スキル:《促進(熟練度)》《合成(魔導具)》

加護:宇迦之御魂神 隠神刑部

その他:アイン村の制約 転移者(地球)

熟練度:両剣2 3/10 / 短剣0/10 / 短弓2 3/10 / ケイン0/10 / 長弓3/10 / 長剣5/10 ⋯⋯


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