四話 【レベルアップと新スキル】
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《》システム音声
ピコン!
戦闘の余韻に浸っていると頭の中に音が聴こえ、眼の前に何やら画面が表示された。
【如月 光
レベル1→レベル2
HP100→200
MP500→550
攻撃力100→105
防御力100→105
速さ100→105
知力100→110
称号 【勇敢なる者】(世界で初めてモンスターを倒しました人に贈られる称号!1ヶ月に1度致死ダメージを受けてもHPが1残る)】
《あなたは、世界で初めてモンスターを倒しました。その功績により、1つスキルを取得できます。》
『これは!!レベルアップキターーー!、、、それに称号もなんか増えた!スキルも貰えるとか最高!!!、、、さっそくスキル選びますか』
ピコン
ランダムスキル選択
【鍋蓋召喚1】(鍋の蓋を召喚できる)
【欺く者1】(ステータスを他人に見られないようにできる)
【刀神の加護1】(刀の扱いが上手くなる)
『おいおいおい、、、
鍋蓋召喚ってなんだよ!!
欺く者も捨て難いがここは日本男児の憧れ1択やな!
えーーと、【刀神の加護】取得お願いします!
刀持ってないけど、、、、、』
《刀神の加護を取得しました。》
やっぱり、スタートダッシュは大切だな!!
この勢いでたくさんモンスターを倒してレベル上げて
この人生を挽回するぜ!!
っと、その前に豚肉?をとりあえず空間魔法で保管しするか。ちなみに、念のため鑑定したらほんとに100グラムだった。
とりあえず初戦闘も終わったし探索続けてみるか、、、
その後も何故か歩いているだけで襲いかかってくるモスをサンダーボールで10匹ほど倒した。
ピコン
【如月 光
レベル2→レベル3
HP200→300
MP550→600
攻撃力105→110
防御力105→110
速さ105→110
知力110→120】
ちょうど10匹倒したときに先程と同じ音が流れた。
『レベル2から3になるのにこんなに違うもんなんだな!こりゃ、レベル上げ難航しそうだ。
レベルも上がったし今日の探索はとりあえずこの辺にして帰るか。』
俺はあたり一面に広がる草原を1度見渡し、最初に来た緑色の線がある安全エリアの入口へと向かって歩き出した。
ピコン
ダンジョンから出ると、眼の前に画面が表示された!
【今回のダンジョン報酬、豚肉1.1キロ】
空間魔法で保管したのに分かるんだ!!っと少しびっくりしたが、スマホで時間を確認すると午前3時になっていたので、今日のところはとりあえず家に帰って寝ることにした。
チュンチュン
小鳥の囀りで俺は目を覚ました!
『あー、よく寝た』
時計を見ると午前9時
昨日は帰ってきて倒れるように寝てしまった。
思ったよりも疲れてたみたいだな。
ん?なんで昨日かって?それはね、、、俺が寝たからだ!!、、、なんてね、まー、なんか寝ると日付けが変わってなくても昨日って感じになるよね。
『まだ、ダンジョンができて少ししか経ってないけどとりあえず、ニュースでもみて情報を確認するか』
起き上がり、手元にあるスマホでダンジョンのことについて何か情報がないか確認することにした。
(えーと、、なになに、、、、、?)
ニュースで確認したことをまとめると
まだ、ダンジョンについて詳細は不明になるため、ダンジョンに入る際は自己責任とのこと。
ダンジョンに入ると【探索者】という称号とスキルを貰うことができ探索者になれる。
ダンジョンの入口をダンジョンゲートと呼称することに決まったこと、また、黄色のダンジョンゲートはレベルが高く死者が多く出たこと。
現在確認できた黄色のダンジョンゲートは東京、大阪、名古屋の3箇所とのこと。
政府が全探索者のために、探索者ギルドを設立検討。
ダンジョンで獲得できる食べ物等は普通に食べても問題がないとのこと。
(まー、まだ、時間もそんなに経ってないしこんなものか、、、探索者ギルドはどんな感じになるのかな?ちょっと気になるな!)
俺はニュースを確認したあと、ダンジョンでとれた豚肉を調理して朝ごはんを食べ、昨日の続きでレベルを上げるためダンジョンに向かうことにした。
『よーーし、今日も頑張りますか!!
私、光は最強を目指します!、、、なんちゃって!!』
冗談を言いながらも、今までは何をやっても楽しくなかったが、モンスターを倒し、目に見える成長を感じ、それが達成感となり俺のやる気を引き出してくれてるんだな。と感じながら玄関を出た。
再びダンジョンゲート前にやってきた俺は周りを見ると、人が集まってきているのに気づいた
『うっーわ!人集まってきてるじゃん!!』
昨日とは違い人がたくさんいることが少し気になったが、今は自分のことが最優先なため気にせずにダンジョンゲートに入った。
閲覧ありがとうございました。