信じて来たことに裏切られた感じ
信じ続けることの意味が分からなくなったし、今まで信じて来たことに裏切られた感じでした。全部ウソだったのだ、と思われてきました。もし、キリストと一緒に処刑された二人について、『マタイ』と『ルカ』とで相反する事を述べているとすれば、それは明らかに矛盾している。明白な矛盾。誰が見ても分かることなのに、これをなぜ私は今まで見過ごしてきたのだろう。
聖書中に矛盾が存在するとすれば、キリスト教はウソ。真実であり得ない。これまた誰が考えても分かることなのに、なぜ私は気に留めなかったのだろう。とうとう私は信仰を捨てる段階に至りました。しかも、いったん捨ててみると、今までの自分が馬鹿らしく思えました。キリスト教が馬鹿らしく思えました。聖書で言っている事が馬鹿らしく思えました。怖いものがなくなりました。
どのような罪でも赦されるけれども聖霊を汚す罪は未来永劫赦されない、とする聖書の教えでさえへっちゃらになりました。敢えて汚すために、英語で「F*ck Holy Spirit」と独り言にしたものです。そうやって、自分をキリスト教から切り離そうとつとめていたように思います。