表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

1話 草地に転生させられた…

周りを見渡してみるが草地、草地、草地だらけ。俺はどこにいるんだ?なんでこんな所にいるんだ?俺に何が起こった!?俺は、あまりの出来事についていけずに混乱して放心状態になった。放心状態から少し時間が経ち、冷静さを少しずつ取り戻してきたので、脳内会議に入ることにした。

たしか俺は、神代やしろ しゅん高校2年の17歳。金曜日から土曜日にかけて、見ていなかった溜まりに溜まったアニメをイッキ見していると、急にお腹の調子が悪くなってきたので、お腹を抑えながらトイレに駆け込んだ後、踏ん張ってから…あれ?うーーん??……思い出せねぇーーー!!踏ん張った後出たんだっけ?どうだったっけ俺は!思い出せ!思い出せ俺!くそっ!てか、大の方は出たのだろうか?あー、どうでもいいことでモヤモヤするー!回想でも思い出せないということは…転生前の俺は死んだのか。まぁ、死なないと転生てできないよね(笑)もしや、踏ん張りすぎて死んじまったとか!?だとしたら、クソダサいじゃねぇか!!俺の仲間(友達)に笑われる…。死んでも尚辛すぎる。もっと格好いい死に方が良かったなー。人を助けて死んだとかさ。まぁ、いいんだけどさ…。だが、死んだとして、まだ見たい連載中の漫画やアニメがあったのにな。全部終わってからにして欲しかったぜ。ちょっと待て、これはもしやあの有名な異世界転生なのか。あのゲームやラノベによくある展開的な!?憧れだったあの世界に俺は!!でも、全然思ってたのと違ーう!!まぁ、転生してきたんだ前向きに前向きに。この世界では、娯楽とかないのかな?探しに行きてー。早く街に行きたいなー。先輩冒険者と仲良くなってお酒を交わしたり、パーティーなんかを作っちゃったりして、女騎士と仲良くなっちゃったりしちゃって。あわよくば、、、むふふなとこがあるとか…

 約5秒の脳内会議を終えた俺は「考える〇像」みたいな格好取りながら、ここまでの脳内会議を整理することにした。俺はトイレで死んでこのないも無い草地に転生したと言うとこが分かった。

「やっほーい!!うぇーい!あの平凡な日常とはおさらばだ!これからは、この世界でハラハラドキドキの人生を贈るぞー!やっほー!異世界ライフ」

俺は拳を握りガッツポーズをした。

「でもなんで草地からの出発なんだよ!!」

深く疑問に思った。だが、それよりアニメや漫画みたいな展開に嬉しさつのった。やべぇー、ラノベ主人公じゃん!じゃ、じゃ俺はもしやチート持っているのでは?なんのチート持っているのだろう?やっぱり、王道の勇者ぽいやつのステータスカンストとか…?でも、全然変わったところなんてないぞ…?こんな時は、

「ステータスオープン」

だよな!ぐふふふふ。お!出た出た!俺の目の前に青色の透明なステータスウィンドーがでてきた。どんな感じかなーっと期待をしつつ、そのステータスを見て俺はびっくりするこことなった。

「はぁ!?なんだよこれ!くそ雑魚じゃない!ビックリしすぎておねぇが出たよ!」

1人でツッコミをしてしまった。(Lv1 ヤシロ シュン 17歳 所持金0イフ HP60 /MP40 /攻撃力53/防御力36/魔力30/魔防50/耐久19/知性87/速度29/回避率46/運39/精神33/体力9 スキル ライトシャドウLv1/ドゥルージェン Lv1)死にたい…なんで…なんで、平均ステータスが50なんだよ!この世界の平均ステータス分からんがこのステータスはめちゃくちゃ雑魚って言うことがパッと見で分かる…。まぁ、しゃーないか、部活とかやってなかったし。しゃーない、しゃーない。知性高すぎる…。テストでは、全てにおいて80点だったなー。それが実ったのかな。この「ライトシャドウ」(影が薄い)スキル…うるせぇよ!!余計なお世話だよ!高校でもそんなスキルになるほど影は薄くないぞ!学校で、教室の隅っこの方で友達と漫画や小説読んで、おしゃべりしてる系のオタクですがね!女子にも話しかけられたとこあるし…。「ドゥルージェン」ってどういう意味だろうか?この単語は小説でも見た事ないしなー、調べられるものでもあればいいのになー。良くない英語だったら病むわー。そして、なんと言っても魔力値!魔力値があるといということは魔法が使える世界だ!魔法を沢山覚えて見せるぞー!俺が見てきたアニメや漫画の異世界転生の使える魔法なんて沢山覚えているんだ!これらを駆使して、沢山覚えてやるからなー、待ってろ、異世界!伝説の勇者になってやるぜ!ふふふふふ。

笑みを浮かべながら、ステータスウィンドーを閉じた。魔法への興味を抑えつつこれからのことを考えるとこにした。

「さて、どうしようか、ここには草しかないしな。この草地を超えたら街があるかな??街に行ったら美人女性を探さないと!金も欲しいなー。通貨ってどんなんだろうか?街に行ってる途中にモンスターにあえるかなー?モンスターの強さってどれぐらいなのだろうか?モンスターと会って戦ってみたいなー!!人にも会えるかな?てか、水と食料どうしよう。。ま、まずは、この草地を抜けないとな。」

これからの事と目標を立てた俺は、不安とドキドキを抱きながら街探しの旅立へ進むことにした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ