第壱話 「始まり」
とりあえず今回は軽く触れる程度にします。
まだまだ手探り状態のためミスが多いかもしれません
ある真夏の日。学生たちが楽しみでたまらない夏休みが始まる。もちろん杉崎大和も例外ではない。しかし彼のそんな楽しみを軽く超えてしまうような事件が起きてしまった。それは夏休み前日の終業式のことだった。
「あ、暑い。なんでこうも毎日こんな暑い日が続くんだ」
俺が今現在いる場所は学校の屋上。ただでさえ日が当たるのに俺は教科書を開き頭にのせるがそれが無為意味になるほど暑い。だがそんな暑さの中
「風が冷たくて心地いい」
何秒かに1回風が吹くがそれが気持ち良すぎて
「あ、やべ。これあかんやつだわ」
そう思いつつだんだんと意識がとうざかっていき、もうすぐ夢の中にダイブする。そのとき
「和君やっぱりここにいた」
俺の眠りを邪魔しにきた厄病神。鳳晴華が来やがった
「なんで終業式さぼったの?せっかく表彰式やったのに」
「いいんだよ。他人に評価されたってしかたがないからな」
「だって、全国で一位だよ。すごいことじゃん」
「全国大会だからどんな強いやつがいるか楽しみだったのに勝って当然みたいな選手だらけだったけどな」
俺のじじぃは今でも現役の剣の道場を開いていて古くから続く流派「神風流」の指南役にいて親父にも継がせたかったらしいが親父は運動がだめなからっきしの文系派らしくてまったく継ぐきがなかったらしくて困っていたところに俺が生まれたらしく俺が物心つく頃から竹刀を持たせられ今まで技を磨いてきた。
そのためか同い年の奴には剣で負けたことがなく親父の遺伝子か頭もよくて負けなしであったためか勝つことが当たり前になってその喜びが人よりかけているだけだと思う。
「俺のことはいいから晴華はどうだったんだ?」
「どうって何が?」
「お前2組のイケメン君から告白されたんだろ」
「うん。でももちろん断ったよ」
「なんでだよ。あいついいとこのお坊ちゃんだぜ」
「お金があるからといってもやっぱり中身があれだとちょっと」
「これでお前が振った男の数が1000人に達したな。とうとう4桁か」
「和君だって毎日のように告白されているじゃない」
「そもそも俺は恋愛自体興味ないからなぁ」
「晴華こそなんで断り続けているんだ。そっちのほうが俺には謎だが」
「だ、だって!好きな人がいるもん」
「へ~。そいつって俺の知ってる人?」
「当然知ってる人だよ。だって目のまえ‥…「後半なんて言ったか聞こえなかったが」」
なんでここまできてわかってくれないの。言ってるようなものじゃん
なんで頭いいのに女の子の気持ちに気付いてくれないの。この朴念仁。
「もう~。だから私が好きなのは」
キィーーーーーーーーーーーーン
「なんだ」「きゃ」
「今の音はなんだったんだ」
「和君。あ、あれ何」
俺たちが見た先には黒く渦巻いたものが。だがそれだけでも驚いたのに追い打ちをするかのようにその黒い渦からこちらを見る何かがいた
とっさにこちらを見ているものが危険だと思い晴華のほうをみたら恐怖からか瞬きせず渦を見続けている
「晴華さがれ」「え、」
晴華を自分の後ろにやり愛刀(竹刀)である「時雨」を持ち臨戦体制に入った
次回は実際に戦闘していきます。
ぜひとも感想をお願いします。