05-008 商品選択
とりあえず、宿の部屋へ入って、商品を考えてみることにする。
俺が売った事の有るモノと言えば焼き魚だが、流石にアレは無いだろからな。
海外の商人の主力商品が地元の焼き魚を売るだとか、なんのジョークだよ。
まぁ、異世界で売ると言えば、まず胡椒にマヨネーズだな。それに味噌と醤油とかが定番だ。
それから、オセロ…は商品名だから、リバーシにチェスに…あとなんだ?
…とりあえず、この街をテキトーに見回ってみるかなぁ…
夕飯の時間になったので、今日んトコは宿屋で喰ってみるとすっか。
宿屋の食堂でディナーを食べてみる。
前菜のサラダは、ドレッシングにマヨネーズが掛かっていた。
メインデイッシュのステーキには、醤油ベースのおろしソースだった。
ライスとパンから選択だったので、俺はライスをチョイスした。
スープは味噌汁も選択可能だったが、コーンポタージュにしといた。
………。
だ、誰だぁ!俺よか前に日本食チートをやった奴ぁ!
食後に休憩室に寄ってみたら、リバーシやら将棋やらが置いてあった。
………。
だ、誰だぁ!俺よか前にボードゲームチートをやった奴ぁ!!!
…考えてみりゃ、当たり前かぁ。
あの勇者ああああ一行も、転成者じゃねーか。
そりゃ、パターンの異世界チートは、大概やってそーだぁな。
あの腹黒ハラダやら、そこらに詳しそーなアンディって女とかがやってねー訳ねーわな…
主力商品かぁ………
翌日俺は場所を聞いておいた、商人ギルドへ赴いた。
「俺は宝石商ティファニーの息子、ルイスだ。」
チャールズ・ルイス・ティファニー:1812年2月15日-1902年2月18日、アメリカ合衆国の実業家、宝石商。ティファニー(英称:Tiffany & Co.)の創業者として知られる。1837年にジョン・ヤングとともにニューヨークでティファニー・アンド・ヤング商会を設立し、1857年に社名をTiffany & Co.と変えて単独の経営者となった。
ルイス・カムフォート・ティファニー:1848年2月18日-1933年1月17日、アメリカの金細工師、宝飾デザイナー、ガラス工芸家、アート・ディレクター。アメリカにおけるアール・ヌーヴォーの第一人者として知られ、主にステンドグラスやモザイク加工のガラスランプの製作などにおける芸術家として名を馳せている。
ティファニー社創業者、チャールズ・ルイス・ティファニーの息子。
【出展:Wikipedia】




