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転成魔王の放浪譚  作者: あんりまんゆ(偽)
第四話 幻の砂漠
36/50

04-008 なんたこりゃ?どうなってやがんだぁ?

上空に舞い上がると、黒い霧になって消えて行くミミズ野郎の死骸を中心に、オアシスの残骸も、蜃気楼みてーに消えて行きやがる。

なんかやべー気がするなぁ。もちっと上昇してみっか…。


俺は、トンビみてーに円を描きながら上昇して、下の様子を伺うことにした。


なんだこりゃ?

オアシスが完全に消えてってるだけじゃなくて、それが廻りの砂漠まで及んでやがるぞ?

いや、消えてるってーが、さっきまでオアシスったトコ辺りへと、廻りの砂漠が押し寄せて、吸い込まれるみてーに消えてってるっぺぇなぁ?

なんかのアニメだったかで見たような気がする、ブラックホールへ宇宙が吸い込まれてるみてーな光景だなぁ?


どうなってやがんだか判らねーけど、砂漠が消えてってるてよか、砂漠の有った空間ごと、どっかの異空間へ吸い込まれて消えてってるみてーな光景だなぁ。

…なんたか、さっぱり判んねー。


ふと周辺を見渡すと、あのよく判んねーダムだか堤防だかみてーな壁が、こっちへ向かってすっげースピードで迫ってきてやがる。

見回してみると、四方八方から灰色の壁が、迫ってきてやがる!


やべ、もしかしてここにガチでブラックホールが出来て、この星が吸い込まれ初めてやがんのかぁ?

やべーぞ、こりゃ。


なんでイキナリ、世界の終わりみてーな事になってやがんだよー!!!

俺は、何もしてねーぞぉっ!!!

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