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転成魔王の放浪譚  作者: あんりまんゆ(偽)
第三話 真実への旅
28/50

03-008 なんじゃこら?

五年もの間、書いたまま塩漬けにしてた話をUPします。

まぁ、半端な話ですけど。

ん〜む、なんかおかしいなぁ。

…いや、一応言っとくけど、『可笑しい』じゃねぇよ。変だって方だ。


なんだかしらんが、鬼嫁よか怖えぇ美少女エルフから、慌てて空へ逃亡した訳なんだけどよ…

なんか、森の様子が騒動の前と微妙に違いやがる。

判り易く言うと、平原を目指す目印にしてた、森の中に有った筈の黒い岩山がねぇんだ。

とりあえず、黒い岩山が有ったと思う辺りを周回してみたんだが…周りとあんまり変わらねぇ森になってやがる。


目印してたんだから見間違えるわきゃねーんだが…俺はどっかに転移したんかなぁ…。

そう思って見回してみたが、岩山が消えた他は見覚え通りの森だ。


よくわかんねーなぁ、どーなってやがんだ?

まぁ、考えててもラチは開かねーし、とりあえず先へ行くか。

てか、腹減ったしな。

…せっかく旨そうに焼けた鹿肉も、鬼女に取られちまったし…。

くそう、旨かったのになぁ…。


俺は更に高度を上げ、彼方に見える海を目指して、速度を上げる。…う〜ん、わからん!

わからんが…美少女エルフはもっとわからん!

さきほどの恐怖を思い出し、俺は更にスピードと高度を上げて海を目指した。



濃紺の空。

遙か下にちぎれ雲が散らばり、その下に平原が見える。

…この高度だと、原野だか牧草地だかわかんねぇけど、

広がる緑の濃淡が、土地の豊かさを示している。


ん〜、こんくれー豊かなら農地にでもなってそーなもんだけどなぁ。

まぁ、人口が少ねーから未開拓って可能性も考えられるけど、それだったらコブの居た辺りの盆地から移住してこねーのが変だ。


平原を縫うように走る大小の河川が集まり、次第に太さを増してゆく。更に太さを増して水面が広がり…うん、海じゃねーな、湖の類だな。

その湖っぽいモノの果てを遮るように、一本の線が見えてきた。


なんだありゃ?

高度を下げながらその線みてーなモノへ向かってみる。

上空からは線に見えたが、高度を下げるとソレがダムみてーなモノと判って来た。


だけど…なんだぁこりゃ?

地平線を遮るが如く、延々と続いてやがる。

ダムってよか、長大な堤防だなこりゃ。

それも数キロどころか、数十キロか百キロ以上もあるかも知れねー。

とりあえず、そのグレーの堤防を飛び越えると…そこは砂漠だった。


なんじゃこら?


で、この続きも書いたのだけど、それが吹き飛んじゃったんですよぉ。

でもって、データと一緒に記憶も…あたし、何を書いたんだっけかぁ?

そのまた先は、それなりに数話 執筆してあるのよね。


うぅ、記憶の欠落が、辛いよぉ。

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これで終わりなの?
2025/01/24 12:56 退会済み
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