表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転成魔王の放浪譚  作者: あんりまんゆ(偽)
第三話 真実への旅
24/50

03-004 親友の敵

とある別の人物からの視点です。

凶獣が暴れる森。

あの怪物は、なんとか倒さなければ。

森の仲間の動物たちが、私達の友達がみんな殺されてしまう。

私達は決死の想いで討伐隊を作り、凶獣を倒すべく森の奥へと進んでいった。

凶獣を追うのは難しくはなかった。凶獣が破壊した森の痕を追えば良いのだから。


やがて私達は、破壊された森の広場を見つけた。

森の広場では、何者かが焚火をしていた。

…怪しい。

仲間達に合図をして展開し、広場を取り囲む。

そっと樹上から覗くと…その怪しい者は、何かを焼いて食べているようだ。


…いったい何を焼いて…

怪しい者の傍らに転がっているのは…鹿の首?!

「い、いやぁぁ!」

思わず叫んでしまった。

私の親友だった…鹿達のリーダーだった、鹿の女王ピュリカ…

そいつに食べられているのは、私の親友だった。


ゆ、許せない!

仲間達へ合図を送り、私達は一斉に矢を放つ。

広場の周囲からの一斉攻撃。

決して外れることはない。


「ピュリカの敵っ!」


経緯を知らないと、こうなるわけで…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ