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02-009 村長の家
再び2話連続アップです。
こちらを先に読んで下さいね。
俺が村へ入って行くと、早速、村長の家へ案内された。
…ふん、テンプレ展開だな。
その後もテンプレ通り、魔物に困ってる話のあと、退治依頼か。パターン通りだ。
「ところで勇者様。この村はさほど裕福ではありませんが、酒だけは些か自信がございます。料理の方は申し訳ないモノしかございませんが、その分せめて酒だけは多数ご用意致しました。」
ほぉ、多少はテンプレじゃねー展開だな。
「いいぜ、俺も嫌いな方じゃねーし。だか、ウチの団は大所帯だぜ?」
「お任せ下さい、酒だけは多数用意してございますので…」
早速用意される酒とツマミ。手回しいいな。
どれ?ちょっと味見を…
ん、うめーっ、なんか久しぶりな味だぜ。
なにしろこの世界の酒ときたら、安っぽい味の奴ばっかりだったからなっ、もう一杯だっ!
…んっ、ぶはぁ〜もう一杯…
手下ども…じゃねー、団員達も喜んでるよーだなっ。
もう一杯追加だぁ〜、いや面倒くせー、樽ごと持ってきやがれーっ
ちくしょー、うめーぜぇっ
ウィーック!