02-006 泉にて
再び、視点が変わります。
僕は、ゴブリンのコブだ。
お父さんは…もう居ない。
四角い洞窟で何時ものように狩りをしていたら、凄く強い乱暴な奴にやられちゃったんだ。
お父さんだけじゃない。
友達も、王様までやられちゃったんだ。
僕はまだ小さかったし端のほうに居たから助かったけど、だけどたくさん火傷をした。
僕は、乱暴な奴が居なくなるまで隠れててから、こっそり四角い洞窟を出て、秘密の泉で火傷を冷やしていた。
痛いし悲しいし悔しいし…。
だけどあんなに強いお父さんや王様までやられちゃったんだ。
…悔しいな、悲しいな、痛いな…。
男の子が泣いちゃいけないってお父さん言ってたけど、やっぱり涙が出るよう。
僕は、秘密の泉の中で火傷を冷やしながらうずくまっていた。
ふと気付くと、誰か居た。
きっと、あの乱暴な奴に見つかったんだ。
…僕ももうダメかも知れない。
…さよなら、僕。
お二方より、レビューを頂いてしまいました。
まだ、本編も定かじゃないのに…。
まぁ、理由は判りますが(笑)
そして、えらい勢いでPVが増加しています。
…うぅ。
期待外れなモノ読ませてすみません。
皆様、この小説、面白いですかぁ?(汗)




