VS機械侵食者3
突如地面が崩落し、姫子達の7人は旧地下駅に落ちてしまう。
最下層の4階に落ちてしまったのは、姫子・オメガ・メリーの付き添いの帝の軍勢4人。
下で待ち構えていたのは、蟻型の機械侵食者が6匹とクワガタ型の機械侵食者が1匹・・・
再び機械侵食者の激闘が始まる。
オメガと帝の軍勢達は、蟻型の機械侵食者6匹とクワガタ型の機械侵食者と対峙していた。
『おい、お前達にそこの蟻型の機械侵食者を任せても大丈夫か?』
『大丈夫であります』
帝の軍勢達は軍刀を構える。
蟻型の機械侵食者は6匹、対峙する帝の軍勢は4人とかなり分が悪い。
『任せるっていっても・・・まずはアイツを離してからだな』
オメガは足に力を込め、に襲い掛かる。
『ぶっ飛びやがれ!!』
オメガは斧を真横に振りかざし、クワガタ型の機械侵食者を旧地下通路第4広場に吹き飛ばす。
『オメガ様!?』
『姫子!てめぇは足手まといだ!』
オメガは姫子を怒鳴りつけると、後を追って広場に向かって走り出す。
『オメガ様!無事に帰ってくださいね』
クワガタ型の機械侵食者は広場の柱に激突、しかし勢いを止めることはできず柱を粉砕する。
『くたばったか?』
オメガは旧地下通路第4広場に到着すると、瓦礫に埋もれた中からクワガタ型の機械侵食者が出てくる。
しかし全くダメージを喰らっていない様子。
『やはりさっきのじゃ駄目か・・・』
クワガタ型の機械侵食者は何故だかオメガに攻撃をする様子はなく、じっとオメガの方を見ている。
『連撃・4鉄斬!!』
右手に力を込め、4回の連撃を放つが・・・最初の1撃で止まる。
オメガの1撃は、クワガタ型の機械侵食者の顎に受けとめられたのである。
『な、受けとめただと!?』
『離しやがれ!!』
クワガタ型の機械侵食者の下腹部に蹴りを喰らわすと、斧を引き離し後退する。
再び斧を構えるのだが・・・オメガはふと疑問が思い浮かぶ。
何故、後退したときに攻撃をしてこない?
『どういうことだ!?』
オメガは考えこむ、今まで戦ってきた機械侵食者達は皆攻撃的だったことに、しかしこのクワガタ型の機械侵食者は今までとは違い消極的・・・むしろ戦闘を長引かせる様にも考えられる。
『確かめてみるか』
オメガは両足に力を込め、一気に通り抜けようと試みるが
クワガタ型の機械侵食者に阻まれてしまう。
そればかりか、先ほどまで消極的だったのに、今ではオオアゴを広げ威嚇のポーズをとっている。
『やっぱり・・・先には行けないのか』
再び後退し距離保つ。
『面倒ごとは嫌いなんだよ!』
オメガは近くの柱を切り落とすと、クワガタ型の機械侵食者に向かって破片を蹴り飛ばす。
クワガタ型の機械侵食者は蹴り飛ばされた柱の破片を、オオアゴで挟むと・・・両断し周りに散らばる。
破片が地面に散らばる音に混じり、奇妙な音が混じる。
地面を何にかが転がる音だ・・・
『プレゼントだ、受け取りな』
突然クワガタ型の機械侵食者の下腹部で、爆発が起こりひっくり返る。
オメガが柱の破片と共に投げたのは、対機械侵食者用の手榴弾である。
『これで終わりだ』
両足に力をいれ、クワガタ型の機械侵食者に攻撃を仕掛ける。
『重鬼の紅鉄斬!』
手榴弾でひっくり返ったクワガタ型の機械侵食者は、オメガの一撃を受け一刀両断される。
『よし、今度は姫子達の援護に向かわないとな』
オメガはクワガタ型の機械侵食者倒し、もと来た道を戻っていく。




