作戦決行!
四季は今回作戦決行にあたり、分隊長を務めるアルゲイト中将の元へと足を運んでいた。
四季はアルゲイト中将の元で今回の作戦に参加する5000人のリストを提出する為である。
そのリストの中には偽りの名B ブライド、偽りの名G グリーゼス2名を作戦に参加される事を提案し、了承を得ることに成功した。
そして四季が結界塔土得を離れてから約20時間後・・・結界塔土得には5000の兵と1機の爆撃機が集められた。
結界塔土得には総本部から召集された兵が集まっていた。
帝の軍勢特別強襲部隊 今回の機械侵食者討伐作戦の為に召集された兵は5000にものぼる。
しかしそれだけではない、今回の討伐作戦には偽りの名G グリーゼス。偽りの名Bブライド。そしてブライドの造り出した兵器、叡智の光炎が使用されるのだ。その特別強襲部隊を指揮するアルゲイト・ルーフ・ドルディネルは出撃準備をしている兵達を見てため息をついた。
『中将殿どうかしたのですか?』
アルゲイトの部下である男が不安そうにこちらを見つめる。初老の雰囲気を醸し出しているアルゲイト比べてまだ若い兵はこの男の名は、ルガルド・K・ルートロントスはまだ幼さはあるが優秀な成績を納めているため、少佐の地位にいる。
『いや何・・・今回の討伐作戦には偽りの名の連中も作戦に加わるそうではないか。それにあの兵器を見たかね?随分と大層な物を造りおる』
『今回の討伐作戦の為に用意された爆撃機言うものですね。私もあれほどの大きさの物を見るのは初めてですよ、彼らの技術力は素晴らしいですね、まさか人が空に行けるとは思ってもみなかったですよ』
アルゲイトはルガルドの入れたコーヒーを貰うと、同じテーブルに座りながら愛銃を取りだしメンテナンスをしだした。アルゲイトは元々軍人であり、偽りの名が来る前から治安維持の為に活躍していた。市民を守のは自分の役目であり、自分の誇りであった。
しかし機械侵食者が侵略しはじめ、偽りの名が来てからというもの、技術が急速に発展していき今では少数ではあるが人間が空に行けるようにまでなった。
『ルガルド少佐私はこの戦いが終わったら引退しようと思うのだよ・・・死んだ妻の無念を晴らそうと今まで機械侵食者と戦っていたがもう疲れたのだよ』
『中将殿・・・』
神妙は顔をするアルゲイトに対してルガルドは笑いかける。
『ならば中将殿の引退するときのは隊員一同でお祝いしますよ』
『よしてくれよ。照れるではないか』
アルゲイトは照れ臭そうにしていると、扉をノックする音が聞こえてくる。
『私が行きます』
ルガルドは飲みかけのコーヒーを机に置くと、扉を開けて来訪者を確認する。
偽りの名B ブライドと偽りの名G グリーゼスが扉から入って来た。
扉を閉めてルガルドは立ち上がったアルゲイトの隣に立つと、ブライドとグリーゼスに向かって2人は敬礼をする。
『お疲れ様です。偽りの名B ブライド様。
偽りの名G グリーゼス様。お待ちしておりました』
『うむ・・・早速本題だが今回の討伐作戦には儂ら2名が同行させてもらう。よろしいな』
『はい!書類で確認済みですので、2人が同行することについては問題ありません』
『よろしい。それと儂らは自由に行動させてもらう、異論はないとは思うが一様言っておくぞ。巻き添えで死んでも責任はとれんからのう』
『わかっております』
ルガルドがグリーゼスと作戦内容を確認している中で、ブライドは半歩下がってグリーゼスの後ろに隠れるように位置をとる。
やはり初対面の人物話すのは慣れないようだ。
『それでは2時間後に目的地に向けて出発いたします。よろしいですね』
『こちらはもう準備は出来ておる。問題はない』
『わかりました。それではお時間までお休みください。偽りの名のお2人には存分に活躍してもらいますゆえ、しっかりとお休みくださいませ』
軽くお辞儀をするとグリーゼスは扉から出ていく。それに釣られてブライドもそそくさと出ていった。
2時間後・・・結界塔第2中央エリア
もう全て兵が集まっており皆武装もちゃんとしている。兵士の顔には油断がなくピリピリした雰囲気がこの場を支配している。それもその筈である。
今回の討伐作戦は今までにない規模での作戦で、5万人程いる帝の軍勢兵の内の上等兵5000人を導入しての作戦であるためである。
『ブライド様爆撃機の準備出来ました。叡智の光炎も積んでおります。お乗りお願いいたします』
『は、はい。わかりました』
準備の出来た爆撃機に乗り込んで行くブライドに対して、グリーゼスとアルゲイト、ルガルドは共に敬礼をして出発を見送る。
『それでは儂は自由にやらせてもらうぞ』
『了解いました』
ブライドに続くようにしてグリーゼスも戦場に向かっていった。




