物語の始まり
オメガとパルパトは夢見姫子と共に行動をしてから一週間が過ぎ去りさろうとしてきた。
3人は各地で被害が多発している蟻型の機械侵食者の討伐に出掛けていた。
そんな3人はとある廃病の前にいた。
激しい爆発と共に壁の穴があく。
『パルパトそっちに行ったぞ!』
『了解。能力発動。偽りの名P 侵食細胞解放』
パルパトの両肩から翼。それと同時に両腕に白い甲冑、仮面が出現する。
両腕の白き甲冑はさながら正騎士のように美しく、翼は純白であり、日の光を浴びながら神々しく輝いているように見える。しかしそんな姿に似つかわしくないような仮面をつけている。
仮面の右側にはPの模様、左側には蜘蛛の巣状の模様 、口元は笑っているようにも見える仮面をかぶっている。
パルパトは両手の金属糸を操り蜘蛛の巣状の罠を作りあげる。
『誘惑の牢獄』
蜘蛛の巣状の罠に巨大な蟻が引っかかる。
かしその蟻は体の3文の2以上が、金属の鱗の様なものに覆われている。
『確保完了』
『ありがとよ♪まったくこいつ・・・地面に潜るなんてありかよ?』
『こいつは蟻よ』
パルパトはやる気なさそうに答える。
『いやそうじゃなくて・・・』
『申し訳ございません。わたしが他の機械侵食者に気をとられているすきに、出し抜かれてしまいました・・・』
『オメガ・・・あなたは何をしていたの?またサボっていたの?』
パルパトはオメガの方に目線を向ける。
『ち、違うんです。オメガさんは悪くないんです。わたしが油断していただけで・・・』
『そうだぜ!俺は悪くないぞ』
罠に掛かっていた機械侵食者が激しく暴れだし、罠がきしむ。
『そろそろ倒すか。』
『能力発動 。偽りの名O 侵食細胞解放!!』
オメガの右腕に赤黒い甲冑、上半身にも同様の甲冑が現する。右腕には巨大な斧を持っている。そしてパルパトと同じように仮面をつけている。
右腕の甲冑は鈍い輝きが、巨大な斧からは鉄をも両断できるような、輝きを放ち出している。
仮面の模様はカブトムシの様な角、左側には引っ掻いた様な3本線、右側にはOの模様が浮かんでいる。
『喰らいやがれ・・・』
オメガは持っていた斧を降り下ろす・・・機械侵食者の蟻は一刀両断される。
『そういえば、こいつが最後なのか?』
オメガは機械侵食者の蟻を持っている斧でつつく。
『お疲れ様です。流石ですね♪』
姫子は二人に駆け寄っていく。
『こんな奴は倒すのなんて造作もないさ!』
『仲良しなのね・・・』
『そんなんじゃねぇよ!!』
オメガは少し照れくさそうに声をあらげる。
『侵食細胞解除 。 機械侵食者も倒したしそろそろ帰ろうぜ。俺は腹が減ったよ』
『了解。 侵食細胞解除』
『分かりました』
3人は家に向けて歩みだす。




