機械女王蟻討伐作戦
オメガ達がワイズマン達と合流してから機械の魔巣を進んで行く途中、蟻型の機械侵食者を見つけるが、全て残骸が散らばっているだけで動いているのは見当たらない。
さらに奥に進んで行くと何やら大きく開けた場所が見えてくる。
その場所に潜んでいたのは・・・
機械の魔巣の最深部
そこにうずくまる巨大な影を取り囲む無数の蟻型の機械侵食者。
数にして50以上にも及ぶ。
『凄い数だな・・・』
オメガは最深部に続く街道から覗き見ていた。
『どうですか?女王蟻は見つかりましたか?』
オメガがパルパト達の場所に戻ってくると、ワイズマンがなにやら取り出しているのが目に留まる。
『居たぜ、多分最深部でうずくまっているあいつだ。
暗くて姿をしっかりとは確認出来なかったけど、デカいから目立つぜ。それに周りの蟻型の機械侵食者がだいたい50匹くらいだ』
『そうか・・・では作戦を説明する』
ワイズマンが手に持っている物は、なにやら先端が尖って後方にはタンク様になっている。
『そいつはなんだ?見たことないな』
『私も知らないよ、なんでも女王蟻をぶっ飛ばすのに必要だそうだ』
『これは私が開発した武器です。
名を対機械侵食者用圧縮爆弾付き釘打機これを女王蟻の頭部にぶつけます。
これは後方のタンクの部分が爆弾となっていて、ぶつけてから5分後に爆発するようになっています。』
ワイズマンは手に取ると、拳を突き出す様に先ほど武器をの装備する。
『お前がやるのか?』
オメガは不思議そうに武器を見つめる。
『私はこの中ではあまり戦闘力が高くありません。
1番戦闘力が高く接近戦が得意なオメガに、道を作ってもらいます。
次にパルパトには私を女王蟻のところまで運んでもらいます。
メリーには後方するとき援護射撃を、姫子ちゃんにはこれを・・・』
ワイズマンは姫子にテニスボール程の大きさの水晶を手渡す。
『これはなんなのですか?』
姫子は不思議そうに見つめる。
『これは私が開発している爆弾。
名前を炸裂粘液水晶と言いまして我々、偽りの名の攻撃により炸裂する仕組みです。
これを私達がこの場に戻り次第投げてください。
そしてメリー、貴方にはこの炸裂粘液水晶を射ぬいてもらいます』
『そいつを射ぬくとどうなるんだ』
メリーも興味深そうに水晶を見つめている。
『粘液状の液体が飛び散ります。
これにより周りの蟻型侵食者の追跡を逃れる事が可能です』
『なるほど・・・』
『何か質問はありますか』
『ないぜ』
『ないよ』
『ありません』
全員納得いったようだ。
『それでは作戦を開始します!』




