『速記者に食べられることはないプレスマン』
羊飼いが、年老いた羊を肉にしました。もちろん、かわいそうという気持ちがないわけではないのですが、年に一度くらいのことですし、実は、少しうれしかったりするものです。
その様子を、プレスマンが見ていました。プレスマンが、そういうのってどうなのでしょう。きょうのきょうまであなたのために尽くしてきたのに、何か、複雑な気持ちになります、と言うと、羊飼いは、本当に飼い主思いのやつだったよ、最後の最後まで、というか、最後が一番、私のために役立ってくれた、と答えました。
教訓:プレスマンは、食べられることはないが、箸にされることはある。