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2045.  作者: みつ
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「反町と最近、会っていて直に話していると会話が噛み合わないときがあってな…。

アイツの言うことで俺には理解不能なことがある。

つい先週末のこと…

俺と反町、二人でファミレスにおいて話をしていた。

するとアイツが言うに、

この世界は『貝山 遥』の作り上げた世界なんだって。

俺が、それを掘り下げて反町に聞くと

俺達が、こうして現実に存在しているのは、

すべて彼女の創造の中における出来事だと言う…。」


「『貝山 遥』、『貝山 遥』…、

という名前、僕は中学の同級生しか知らないけど…。」


「その『貝山 遥』で合ってるよ。反町から詳しく聞いている…反町が今まで生きてきた経験、己で調べたり、ネットくぐったり様々な占いの結果より導き出された【真理】らしい…。」


そう井出に言われて僕は絶句した。

僕には何か、もう、わけが分からない…。

そんな僕に、畳み掛けるように井出が言う。

「あまりに遠回しに述べて申し訳なかったが、

おまえは最近そうであるように、引き続き反町とは距離を置け!と言いに来たんよ♪

反町から何か、おまえに連絡が来たときは、アイツ、おまえを介して『貝山 遥』に接触しようとする意図があることを伝えたかった…。まず、それに違いない…!」


僕には井出の声は聞こえていたが下を向いたまま、黙ってしまった…。

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