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2045.  作者: みつ
8/11

8

「反町は若くして己に投資したんだ。

おそらく俺達が決して味わえないような楽しみも、していたんだろう…。

それらは俺から見て『(しろ)』だ。

現時点ではな…。」 


「現時点?」


「反町の家に俺は最近、友人として一人で訪ね出入りし、アイツの部屋に水タバコがあった。

水タバコ、おまえ、分かる?」

「…何となく分かるよ。」

「それ自体は違法ではない…だが反町は、市販タバコを色々、己でブレンドして吸ってるようなかんじだな…。そういう知識も素材もアイツには、あったわけだ…。」


僕は、なぜかイライラして井出の話を聞いていた。

いや、イライラしていたのには理由があった。

井出が何を言いたいのか、

さっぱり僕には分からないのだ。


僕は、それを表情や仕草には出さなかったが、

井出は、それを感じ取ったのかもしれない…。

少し早い口調で再び話し出した。

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